
あなたにもできる!プリウスのバッテリー上がり対処法
夏場のトラブル、バッテリー上がり〜プリウス編
車のトラブルで夏場に最も多いトラブルがオーバーヒートやエアコンのトラブルと並んでバッテリーが上がってエンジンがかからないなどの不具合です
エアコンやオーディオ機器を使いすぎてバッテリーが上がってしまった、またはスモールランプやルームランプやヘッドライトつけっぱなしにしてバッテリーを上げてしまった
エンジンルーム内にバッテリーがない⁈
それでボンネットをなんとか開けてみたもののプリウスなどのハイブリット車の場合…バッテリーがエンジンルームに取り付けられていない⁉️(-.-;)y-~~~
と言うことに改めて気がつく人も少なくないのではないでしょうか

普通の車であればボンネットを開ければどこかしこに四角い形をした箱のようなバッテリーが付いているのですがプリウスの場合ボンネット開けたのは良いのですがどこを見てもバッテリーがついていません(−_−;)
このような経験をされたユーザーの方も多いのではないでしょうか
プリウスはボンネット開けてもエンジンルーム内にバッテリーは取り付けられていませんプリウスのエンジン始動用の補機バッテリーはトランクルーム内に設置されています
設置場所が分かる場合は補機バッテリーにジャンプスターターをつないでかけたりブースターケーブルをプラスとマイナスにつなぎ救援車両側のバッテリーと繋いでエンジンをかけたりすると言う方法もできます
しかしプリウスのトランクルーム内の補機バッテリーにブースターケーブルなどをつなぐ場合、部品の取り外し等の若干の分解作業が必要となります
また前向き駐車で止まっている場合は後ろのハッチバックを開けてトランクルーム内の部品などを外す作業は厄介な場合も多々あると思います
さらにバッテリーが上がっていると言う状態ではハッチバックを開くことも困難となり内側から開ける方法もあるのですが少し厄介な作業が必要となります
エンジンルーム内のB端子に接続
そのためにプリウスにはボンネットを開けてジャンプスターターやブースターケーブルを繋いでエンジンをかけるため補機バッテリーに接続(つながっている)されているプラス端子(B端子)がボンネットルーム内に設置されています
プリウスのボンネットフードの開け方は?
1部の方で車のボンネットを開けたことがないと言う方もおられますのでボンネットフードの開け方もここで説明します(ボンネットフードを開けての日常点検は使用者の義務となっていますぜひこの機会に習得しておきましょう)
ボンネットを開けるにあたってエンジンは必ずオフの状態にしておきましょう
またエンジンルームが熱くなっている場合は火傷などに注意して作業を行ってください、特にエンジンルーム内の前方に取り付けられているラジエーターなどはかなり熱くなっている場合がありますので特に注意して作業してください

プリウス30のボンネットオープナーは運転席に座って右足の上のあたりにあります
レバーの下側を手前にゆっくり引くとロックが解除されてトランクパネルが少し浮き上がります
トランクパネルが持ち上がったらレバーを戻してください

車から降りて車両前方中央部に立って少し開いたボンネットフードに手を入れてボンネットを持ち上げます
ボンネットを持ち上げるとボンネットロックのレバーが見えますのでそれを上のほうに持ち上げます
ボンネットロックのレバーを上に持ち上げながらもう片方の手でボンネットを持ち上げるとロックが解除されます

ボンネットをゆっくりと両手で上の方まで開いていくとボンネットの裏側にボンネットステイが左図の位置に取り付けられています
プラスチックのフック①に取り付けられているボンネットステーを手前のほうに片方の手で引っ張ると外れます
外したステーの先端をボディ側の②か③の位置に差し込みます
ボンネットステーがしっかりと差し込まれているか少し揺すって確認してみるのも良いでしょう
確認が終わったら両手を離して大丈夫です
ボンネットを開けるとボンネット右手奥にエンジンルーム内に設置されたヒューズボックスが取り付けられています
プリウスエンジンルーム内ヒューズボックス位置


そのヒューズボックスの蓋を取り外すと奥のほうに補機バッテリーのプラスターミナルにつながるB端子が取り付けられています

シューズボックスのふたを開けると奥のほうに赤い蓋にかぶさって平たい金属性のB端子が取り付けられています
左図のようにB端子にかぶさっている赤い蓋を爪を広げて右に開いて開けます
この平たいB端子にブースターケーブルやジャンプスターターのプラス側を接続します
B端子にジャンプスターターやブースターケーブルのプラスターミナルをつなぎマイナスターミナルはエンジンマウントなどアースが取れる場所、ボディーアースにつないでください
では初めにブースターコードを使ってエンジンを始動する方法について説明します
ブースターケーブルを使ったバッテリー上がりの対処法
プリウスなどのB端子に接続するブースターケーブルのワニ口はできるだけ先端が細いワニ口を使用し狭い所でも入っていくようなものを選びましょう
また後ろ向きに止めてバッテリーが上がってしまいエンジンがかからない場合なども想定されます
そのような場合でも対応できるように5メートル以上あるブースターケーブルを用意しておくと間違いがないでしょう
バッテリー上がり時のブースターケーブル接続手順は?
ブースターケーブルをバッテリーターミナルやB端子に接続する場合は作業手順があります
作業手順を間違うと火花が飛んで蒸発したバッテリー液に引火してバッテリーが爆発する危険もあるので慎重にゆっくりと確認しながら作業を進めましょう
ブースターケーブル接続手順
- 1️⃣救援される車側(プリウス)のB端子にブースターケーブルのプラス側(赤コード)を接続
- 2️⃣救援する車側の+ターミナルにブースターケーブルのプラス側(赤コード)を接続する
- 3️⃣救援する車側のマイナスターミナルにブースターケーブルのマイナス側(黒コード)を接続する
- 4️⃣救援される車側のエンジンマウントなど車体のアースの取れるプラスターミナルからできるだけ遠いところにブースターケーブルのマイナス側(黒コード)接続する

エンジンの始動は上図の手順4~7を参考にされて下さい
ブースターケーブル取り外し手順
ブースターケーブルの取り外しは取り付け手順の反対になります
4️⃣➡︎3️⃣➡︎2️⃣➡︎1️⃣
ジャンプスターターを使ったバッテリー上がりの対処法
ジャンプスターターを使ったバッテリー上がりの対処法も基本的にはブースターケーブルを使う場合と同じ手順でおこないます
ただしジャンプスターターの場合プラスケーブルとマイナスケーブルの長さが片側15センチほどしかなくコードとコードの先端が広げても30センチほども離れていない場合があります
その場合にはまず初めにプラス側ケーブルを救援される側車両のB端子に接続しマイナス側ケーブルをケーブルが届く範囲の最も遠いボディーアースに接続します
例えばショックアブソーバーのアッパーマウントの取り付け位置やエンジン吊り下げ用の専用フック等できるだけアースがしっかりと取れる場所に取り付けましょう
まずジャンプスターターを準備しましょう
BUTURE ジャンプスターター 12800mA大容量 800Aピーク電流 (最大6.0Lガソリン車・5.0Lディーゼル車対応)大容量のジャンプスターターです
自分の車の緊急時の使用のみならず知人や友人の車の緊急時にも使用できます
遠出中の急なバッテリー上がりに最適!
その他にもスマホ充電や、LEDライトが装備されているため、暗闇での作業にもうってつけ。
さらにfcl.(エフシーエル)のポータブルカーウォッシャーにも使えたり、小型ハンドクリーナーにも使えて車の掃除もどこでも出来る!
さらに電池は大容量のため連続したエンジン始動が可能のため業者様にもおすすめ!
私が使用しているジャンプスターターは1万8000ミリアンペアhのジャンプスターターで2000 CCクラスの車までは何の問題もなく使用できます
今回紹介したのは私が使用しているジャンプスターターよりもさらに強力な商品なので何の問題もなく使用できるでしょう
ジャンプスターターは車のエンジン始動以外にもスマートフォンやタブレットなどの充電にも使用できます
また商品によってはLEDライトなども一体となっているものもあります
緊急時のためにもジャンプスターターは1つ車に積んでおいても良いでしょう
プリウス20・30・40系はエンジンルーム内のB端子にブースターケーブルを接続
プリウス20系・40系は30系と同じようにエンジンルーム内右奥のシューズボックスの中にバッテリー端子が取り付けられていますのでバッテリーが上がってエンジンがかからない場合は同じように作業してください
プリウス50系はエンジンルーム内に補機バッテリーが設置されている
プリウス50系についてはエンジンルーム内右手前に補機バッテリーが取り付けられています、バッテリーが上がった場合の対処法は一般車と同じように作業されてください

まとめ
プリウスのバッテリー上がりの対処法お分かりになりましたか
通常の車と同じようにバッテリーがエンジンルームにないのでバッテリー上がりの際の対処に際して不安や戸惑いを持つこともあったと思います
しかしバッテリーがない代わりにバッテリーのプラスターミナルの代わりにB端子と言うものがヒューズボックスの中に取り付けられています
それにブースターケーブルなどをつぐ事でバッテリーのプラスターミナルにケーブルをつないだのと同じことだということです
決して難しい作業ではないし日常点検で点検確認しておく箇所にもなります(車の取扱説明書に記載されていることに関しては使用者は理解しておく必要があります)
バッテリー上がりが起こってしまってからだと慌てると思うのでいちど練習がてらにブースターケーブルのつなぎ方などを練習されてみてはいかがでしょうか
最後までお読みいただきありがとうございました
ではまた別の記事でお会いしましょう