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新一万円札の渋沢栄一って…どんな人?

新一万円札の渋沢栄一って…どんな人?

激動の幕末から明治維新と駆け抜けた1人の男がいた!…

農民の子として生まれながらも勉学に励み家業を手伝い…

士農工商の身分制度の理不尽さを恨み…

一時は倒幕の思いから高崎城襲撃を計画たものの…

徳川慶喜との出会いから180度転換して幕臣へ…

幕府の使節団の一員としてパリ万博へ訪欧…

彼の訪欧での見聞が日本発展の基礎を築いた!

500以上の企業を創設し日本を 近代国家に導いた 男

恵まれぬ子供たちのために福祉施設を創り

理不尽な不平等を恨み日本国を思い一生を全力で駆け抜けた渋沢栄一の物語が今!始まります!…

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新一万円札の渋沢栄一って…どんな人?

2024年に新10,000円札に!

財務省ホームページ参照〜https://www.mof.go.jp/currency/bill/20190409.html

実は凄い人だった!

渋沢栄一は幕末に裕福な農家の三男坊として生まれたものの兄2人が次々と亡くなり市三郎から栄次郎〜栄一と名前を変え勤勉に励み父親の藍玉作りや養蚕の仕事の手伝いをしながら幼年・少年時代を過ごしました

しかし時代は士農工商という身分制度の世の中…

「官尊民卑」(政府や官吏(公務員)を尊いものとし、一般の市民をいやしいものとして見下すこと)と言う不条理な封建制度に疑問を感じ嫌気をさした栄一は論語(孔子の教えにより道徳・倫理・人間の生き方を記述した書物〜西の聖書、東の論語とも言われています)を学び剣術を鍛え徐々に頭角を現し権力の中心にまで上り詰めます

徳川最後の将軍「慶喜」に認めらた栄一は慶喜(よしのぶ)の弟「昭武」に同行してパリ万博使節団としてフランスに渡航することになったのです

万博を兼ねて欧州各国をめぐり1年間の留学を兼務したこの旅で見聞きして得た計り知れないほどの知識と情報と経験は「栄一」に衝撃を与え世界の列強国から日本を植民地化させることなく近代資本主義を確立し独立国家とし歩むことに尽力した1人です

「幕末・明治・大正・昭和」と激動の時代を精一杯に生き抜き日本資本主義の父と言われる「渋沢栄一」と言う埼玉が…いや!日本が世界に誇る偉大な人物について私が勉強した中で特に興味をもたれるようなことについて話していこうと思います

  • 「渋沢栄一」がいなかったら今の日本はなかった!
  • 近代日本社会を作り上げた人物
  • 日本資本主義の父と言われる人物

はじめに

恥ずかしい話なのですが、数年前までは「渋沢栄一」と言う人物について聞いた記憶もないしメディアなどで見た記憶もないし(基本テレビ新聞は見ない人間なので)本当にわからなかった…

福沢諭吉や伊藤博文・西郷隆盛・勝海舟・坂本龍馬などの歴史人物については学校でも勉強したし自然とメディアや書物などで見聞きしていたものだが「渋沢栄一」と言う人物については目に入ってこなかった気がする

読者の皆様はどうでしょうか?

※と言うよりもメディアや雑誌などではあまり取り上げなかった人物なのではないかと思う(なぜ取り上げなかったのかその辺も気になるところだし調べてみたい気がする)

数年ほど前にインターネットの動画で「渋沢栄一」と言う人物がどんな人なのかについて話しているのをたまたま見かけてその人物像を知り「この人はすごい!」そう思い私の注目する中の1人の人物になりました

それからは渋沢栄一に関して非常に強い興味をそそりいくつかの本を読んだりインターネットで調べたり渋沢栄一に関しての人物像を解き明かそうといろいろ調べてみました

「渋沢栄一」に関して調べていくとメディアなどではあまり取り上げてこなかった人物なのですが彼に関する書物は非常に多くまたインターネットで検索すると彼に関する記事とともに動画などもたくさん見ることができます

最近ではNHKの2021年大河ドラマ「青天を衝け」の主人公として放送されることが決定したり

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NHKの最新情報、注目番組をご紹介。動画も満載です!

2024年には新しい10,000円札の肖像画になることも決まるなど一躍注目される人物となりました

新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します : 財務省

私の第二の故郷、埼玉県出身の方でこのような偉大な人がおられたことに驚きを感じるとともに同県と言うことで誇りを感じるとともに感謝したい気持ちになります

渋沢栄一の生涯をわかりやすく紹介

では早速!渋沢栄一と言う人物が

  • どんな人物なのか?
  • 何をした人なのか?

見ていきたいと思います

そんな中で時間がないと言う方も多いと思います、そんな方のために家事や食事中・就寝前などに聞き流しながら簡単に最もわかりやすく「渋沢栄一」を理解するための動画を2つ紹介しましょう

動画〜偉人伝シリーズ「渋沢栄一」

ご存知の方も多いと思いますが中田敦彦さんの「YouTube大学チャンネル」偉人伝シリーズの「渋沢栄一」がとても面白くわかりやすくお勧めの動画です

中田さんの喋り口はその時代に生きた動画の主人公がどんな気持ちでその時代を乗り切ったのかどのようにして人生を歩んだのか本人に代わって表現しながら解説していく有り様がとても愉快でわかりやすいです

今回私は渋沢栄一さんに関心を寄せ書物を何冊か手に取り読んでみましたが年代的に古い書物が多く文書内容も古い文体や言い回しが多く一般の方が読むには結構な根気が必要でした

もちろん出版年度の新しい渋沢栄一関連の本もたくさんあるんですが、やはり古い本を読むと言う事は大変ですが著者も渋沢栄一に色々な意味で近かった方が多く現実味があり真実味も増してとても面白く読むことができます

私が読んだ本に関しては後ほど解説を加えて紹介することにしてまず初めに中田さんがインターネットにあげた渋沢栄一さんの動画を見てみましょう

【渋沢栄一①】10,000円札の顔!近代日本経済の父の数奇な人生

現在の地名で言うと埼玉県深谷市の裕福な農家の子として生まれた渋沢栄一は働き者で勤勉な父親と心優しい母親に幼年期・少年時代とすくすく育てられた…

ある時、まだ14歳と言う栄一に父親から藍(あい)の買い付けを頼まれておじいちゃんと一緒に出かけるのだがその時の農民とのやりとりの話から栄一の賢さがわかる場面から動画は始まります

少年期から勉強熱心で論語などを学んでいた渋沢栄一は当時の封建制度の中での官尊民卑に強く不満を抱き幕府に対しての不信感も抱いていた

一時期、渋沢栄一は倒幕運動にも加担するのだが、縁が縁を結び徳川家の1族でもある一橋慶喜の右腕とも言われる吉岡氏に見初められ一橋慶喜が将軍となると同時に何故か自分が最も嫌っていた幕府に仕える幕臣となってしまう

一橋慶喜(徳川慶喜)が将軍となると同時にフランスからの招待で徳川慶喜の弟がパリ万博に渡航することになり英一も幕臣の1人として遂行することになった

前半の動画は渋沢栄一がパリ万博や欧州各地を回りながら資本主義社会と言うものによって国は発展すると言うことを知り留学を兼ねた欧州視察で見聞きしたことを記録し日本に持ち帰り日本で初めて株式会社を設立したところまでです

【渋沢栄一②】日本に資本主義をもたらした男がなぜ今までお札の顔にならなかったのか

後半の動画はそんなに立派な人物だった渋沢栄一がなぜ今まで紙幣の肖像画になっていなかったのかのエピソードや渋沢栄一がパリ万博を兼ねて欧州に渡航した意義の深さ

渋沢栄一が欧州に渡航している間に日本では大政奉還が起こり権力は幕府から朝廷に変わっていた一橋慶喜は静岡で静かに暮らしていて日本に帰った栄一は一橋慶喜を訪ね尊敬する一橋慶喜に生涯奉公するつもりでいた

しかし新政府から政府の仕事を手伝うようにとお達しを受け慶喜も英一に対して「これからは自分の思っているように生きなさい」と言われるもののあまり乗り気ではない政府の仕事をとりあえずすることに決意した

渋沢栄一は新政権内でもいろいろな改革に力を入れ郵便制度や廃藩置県・戸籍法の設置新貨幣(円)への切り替えなど現在に続く制度の整備にも力を入れた

渋沢栄一は新政府内に4年ほど在籍し職務を遂行してきたが軍事費増大を図ろうとする大久保利通らと対立してこのままでは公僕として国の仕事を続けることはできないと判断し辞職する決断をする

公僕を離れた渋沢栄一は自分が欧州で見てきた資本主義社会と言うものを日本に根付かせようと水を得た魚のように自分がやりたかった株式会社を次々と設立していった

渋沢栄一がすごいのは日本に資本主義を根付かせただけではなく現在でも残っている多くの学校を作ったり日本赤十字や聖路加病院・済生会などの病院、養護施設の設立にも携わっています

また民間外交にも力を入れ各国との友好関係にも尽力し日本政府を民間の立場から後押し世界平和にも貢献したとしてノーベル平和賞の候補者にも2度ほど声が上がっていました

最終的にはノーベル平和賞の受賞には至ってはいませんが多くの方が認める平和主義者であり愛国主義者であり日本を幸せな国にしたいと思っていた人物だと言う事は間違いのないことだと考えます

渋沢栄一に関する動画はたくさんありますがその中でも、中田さんの偉人伝動画【渋沢栄一】はとても面白くわかりやすいので年齢性別を問わず多くの年代の方にオススメです

私がお勧めする渋沢栄一を深く知るための著書2点

今回、私は渋沢栄一と言う人物を深く知るために渋沢栄一に関する本を2冊ほど手に取り読んでみました

人物叢書~新装版【渋沢栄一】

1冊は著者が土屋喬雄さんで日本歴史学会編集・発行元が吉川弘文館の…人物叢書~新装版【渋沢栄一】という本です

渋沢栄一について幼少期から亡くなる直前まで事細かく記載されており渋沢栄一の生涯を1冊の本にとても良くまとめられている書物です

著者の土屋喬雄さんに至っては90歳にして書き上げた本だと言うことです、土屋さんはこの本を書き上げた当時、まだまだ渋沢栄一さんに関しては書き足らない部分が多いので来年また新しく書き足して出版したいと言う決意もされていたようです

90歳にしてこれだけの著書を書き上げたと言うことも凄いのですがさらに増書版を書き上げたいと言う気持ちを持っていたとのことに驚きます

残念ながら土屋さんは自分の著書の出版を見届けることなく次の年に永眠することになってしまったのですが著書の主人公である「渋沢栄一」同様にすごいパワーを持っていた人物なのではないかと思います

若干古い本なので文章の綴りなどの読みづらい部分はあるものの渋沢栄一に関するエピソードや面白い話などが散りばめられとても興味深く楽しく読むことができました

機会がありましたら読書レビューとして記事を執筆したいと考えています

渋沢栄一を知る事典

もう1冊は渋沢栄一記念財団編集で東京堂出版が発行した「渋沢栄一を知る事典」と言う本です

この本はまさに1冊で渋沢栄一さんを知るための情報が第一部では100項目で紹介されており渋沢栄一の生涯や年代別の活動・実績そして思想・知的人的ネットワークなどを知ることができます

第二部では渋沢栄一に関する資料として渋沢家の家系図・渋沢栄一が歩んできた生涯を西暦・和暦・年齢別にして渋沢栄一に関する主な出来事や日本と世界の動きを表にまとめたものを記載しています

第二部ではそのほかに渋沢栄一に関する著書・文献などを解説しながら紹介しています

またその中の「渋沢栄一伝記資料」全68巻の目次も記載されており渋沢栄一が関係した500社余りの株式会社や600以上の社会公共事業に関する項目も調べることができます

渋沢栄一が関係した株式会社や社会公共事業等については現在でも多くの企業や組織が残っています

今!求められる企業のモラルと社会に対する責任と貢献

企業は税金を払ってさえいれば良い後は利益として自分たちの懐に収めておけば良いと考える起業家が多かった時代(現在でもそのような風潮が1部の企業ではあるのではないかと危惧します)

渋沢栄一は幼少期や少年時代に父親や周りの親戚から教わった論語や小学、母親から教わった人に対する優しさそれらが影響したであろうと思われ企業は利益追求のみにあらず世の中の全ての人を幸せにする責任もあるとの考えから積極的に社会貢献を行ってきた人物と言えるでしょう

女性の地位向上のために学校を作ったり、親のいない子供たちのために養護学校を開いたり数々の社会公共的な事業も行っています

また商業や工業を目指すための人材を作り出すために東京商業学校(現在の一橋大学)などを創立したり幕末に欧州に渡航した経験が次から次えと日本の近代化に向けて必要なものを作っていったのでしょう

何事も実行する時はまずは自分から率先して行う

渋沢栄一が株式会社設立や社会公共事業の設立に当たって広く出資や募金を募るのですが彼が行った方法はまず初めに渋沢自身が出資や募金をし仲間や有志に回覧板を回し協力をお願いしたそうです

リーダーとして必要な行動の1つなのではないでしょうか

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まとめ

渋沢栄一に関する記事は今回が序章です

今後折につけ渋沢栄一については触れていこうと思っています

それほど私が関心を寄せた人物の1人なのです

また前回、取り上げた記事…

著書〜楽天「三木谷浩史」その知られざる人物像に迫る

楽天の三木谷浩史さんは偶然ではありますが一橋大学出身で日本興業銀行を経てアメリカ留学を経験し楽天グループを設立するに至っています

一橋大学は前期した通り渋沢栄一が設立に深く関わっています、また日本興業銀行も渋沢栄一の起業した銀行です

三木谷さん自身も渋沢栄一と言う人物像に興味を示し影響を受けた1人なのではないかと勝手ながら想像します

ぜひ三木谷氏本人から渋沢栄一と言う人物についての評価を伺いたいと思うところです

最後まで読んでいただきありがとうございます

また別の記事でお会いしましょう

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