模型:車:旅行:暮らし:社会
トピックス:SNS

【トヨタ 「RAV -4」のリコール情報と解説】310321号

トヨタ 「RAV 4」のリコール情報と解説】310321号

最新!令和3年3月31日リコール届出

トヨタ 「RAV 4」リコール…走行装置の不具合

スポンサーリンク

トヨタ 「RAV 4」のリコール情報

トヨタ自動車は令和3年3月31日に自社販売車両であるトヨタ「RAV 4」の1部車種において規格外のアルミホイールを装着している車両があるとして国土交通大臣に対して下記の通りリコールの届け出を行った

不具合箇所は走行装置であるタイヤを装着した1部車種のアルミホイールでリコールの対象車両は807台でリコール開始日は令和3年4月1日からとのことです

車検証をご準備してご確認ください

リコール届け出詳細

  • リコール届出日〜令和3年3月31日
  • リコール届出番号〜4919
  • リコール開始日〜令和3年4月1日
  • 届出者の氏名又は名称〜
  • (トヨタ自動車株式会社 取締役社長 豊田 章男」
  • 問い合わせ先〜
  • (トヨタお客様相談センターTEL 0800-700-7700)
  • 不具合の部位(部品名)〜走行装置(アルミホイール)
  • 不具合件数〜0件
  • 事故の有無〜無し
  • 発見の動機〜社内からの情報による

リコール対象車両の詳細

  • 車両型式〜6BA-MXAA54
  • 通称名〜トヨタ「RAV4」
  • (計1型式) (計1車種)

リコール対象車の車台番号の範囲及び製作期間

  • MXAA54-2026988,MXAA54-2027154
  • (令和3年 1月15日〜令和3年 2月 5日)
  • MXAA54-5016445~MXAA54-5018095
  • (令和3年 1月 7日〜令和3年 2月10日)
  • 製作期間の全体の範囲
  • (令和3年 1月 7日〜令和3年 2月10日)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

アルミホイールにおいて、製造管理が不適切なため、車両を代表する記号表示 がない海外仕様のホイールを誤って装着したものがある。そのため、保安基準第 9条(走行装置等の基準)に適合しない。

改善措置の内容

全車両、ホイール裏面の車両を代表する記号表示を点検し、表示がないものは 良品と交換する。

スポンサーリンク

元整備管理者の解説

トヨタ「RAV4」に取り付けられた純正のアルミホイールが製造管理が不適切だったために適合確認のできる表記がなされていない海外仕様のホイールを取り付けたものがあると言うことでのリコールです

車に取り付けられるアルミホイールは車種や車両重量により安全基準適合規格と言うものがありどんなアルミホイールを取り付けても良いと言うものではありません

例えば貨物車に乗用車用のアルミホイルを取り付けた場合に車両重量が重いことによりアルミホイールが耐えられず破損して重大な事故を起こすと言うようなことも考えられます

そのためアルミホイルを取り付ける際にはそれぞれの車両に合ったサイズやデザインなどとは別に車両重量に耐えられるのかどうかなどの厳しい安全基準があり、それぞれの車両の重量に合っているかどうかも車検等で検査されます

今回のリコールについては事故等は報告されていないと届け出されていますが車検等の際には適合規格刻印が表記されていないアルミホイールは安全基準不適合となり車検を通すことができません

皆様も車を購入後に後付けでアルミホイールをネットやカー用品店で購入されて取り付ける際にはサイズ適合とは別に安全性を考えた車両重量や適合刻印の規格や表記が正しいか安全基準に適合しているかを確認して後でトラブルの原因とならないように十分に注意をされてください

クルマのアルミホイールの安全基準について

アルミホイールには、それぞれの車両への適合サイズとは別に次のような安全基準もあり一般的にアルミホイールの裏側に記号が表記又は刻印されています

「国土交通省」が定めた安全基準適合マーク

国土交通省の「道路運送車両の保安基準に係る技術基準」のうち 軽合金製ディスクホイールの技術基準 ( 自己認証試験 ) に適合したマークで2種類あります

JWL・JWL-Tマーク
JWL〜[参照]オートウェイ
JWL-T〜[参照]オートウェイ

国土交通省が定める保安部品であるアルミホイールに関しての品質・性能が備えるべき要件(保安基準)の規定をクリアしている証。乗用車用ホイールについては「乗用車用 軽合金製ディスクホイールの技術基準」を満たしている「JWL」

トラック・バス用ホイールについては 「トラック及びバス用軽合金製ディスクホイールの技術基準」を満たしている「JWL-T」の印が刻印されています。

国土交通省ホームページ

https://www.mlit.go.jp/common/000190424.pdf

「自動車用軽合金製ホイール試験協議会」が定めた安全基準適合マーク

VIAマーク
JWL-T[参照]オートウェイ

第三者公的機関「自動車用軽合金製ホイール試験協議会」が国土交通省の定めるアルミホイールに関しての技術基準に準じた確認試験を行い、自動車用軽合金製ホイール試験協議会規程に基づく判定と審査をクリアしている証。

その他

JAWA

JWLとVIA、あるいはJWL-TとVIAの基準に適合しているホイールに表示できる安全基準です。JAWA品質認定証には、PL(製造者損害賠償責任)保険が付保されています

DOT・DOT-Tマーク

米国のアルミホイールに関しての品質・性能を備えるべき要件(保安基準)の規定をクリアしている証明で、乗用車用ホイールについては「DOT」、トラック・バス用ホイールについては「DOT-T」の印が刻印されています

スポンサーリンク

自動車使用者及び自動車特定整備事業者等に周知させるための措置

  • ・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
  • ・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載する。
  • ・弊社のインターネットホームページに掲載する。
  • (備考)本件は、令和2年12月23日付け届出番号「4866」で届出したものであるが、新たな製造管理の不備が判明したため、対象を拡大し届出するものである。
  • 【注意事項】リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。

全国のトヨタディーラー販売店検索

トヨタ 販売店検索 | トヨタ自動車WEBサイト

トヨタ自動車「お問い合わせ先・相談窓口」

トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問
トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問

国交省《車のリコール・不具合情報》ホットライン

国土交通省|自動車のリコール・不具合情報-クルマの異常を連ラクダ!自動車不具合情報ホットライン
スポンサーリンク

関連記事

車とメンテナンス
「車とメンテナンス」の記事一覧です。
スポンサーリンク

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました