見沼開拓の聖地「見沼自然公園」に行って来ました…後編

前回に続き「見沼自然公園」の園内を散策します…今回も画像と動画をふんだんに提載しました…来園時の参考にできたら幸いです

見沼の開拓者…井澤弥惣兵衞為永が徳川幕府の命を受けた当時この地は一面広大な湿地帯で未開の地とされその地を干拓し更に利根川から荒川に至る50キロ以上の農業用水路を引きこの一帯を農耕地に変えるという大事業を行った偉人です…竜神様にまつわる伝説も当時この広大な沼地に住む竜が干拓により住む場所を追われ天に昇ったとされる事から前回紹介した「見沼氷川公園」の堀にいつでも龍神様が帰って来れる様にと当時からの見沼の水を残し祀って「磐船祭祭ネ已」を催し現在「遺跡復元記念」の地として残っていると言うことでしょう

さて「見沼自然公園散策」後半はいよいよ井澤弥惣兵衞為永さんに会いに行きます、公園中央は広い芝生になっており芝生の端はこのように木々が植えられ日陰になっているのでその間を通って銅像前まで向かいます

見沼自然公園

広い芝生内で子供達がボール遊びをしているのを横目に…

見沼自然公園

「井澤弥惣兵衞為永」像…袴姿で刀を腰に挿し右手に扇子?を持ち部下に見沼干拓の指示を出している姿でしょうか…

井澤弥惣兵衞為永

小柄な体格ではありますが…引き締まった顔と真っ直ぐに伸びた姿勢で凛々しい姿に出来上がっています

井澤弥惣兵衞為永

見沼代用水の開削者「井澤弥惣兵衞為永翁像」渡辺一郎 書

日本建設連合会【碑文】 井澤弥惣兵衛為永翁像(ざわ やそべえ おきな ぞう) 井沢弥惣兵衛https://www.nikkenren.com/publication/ACe/ce/ace1411/hibun.html

上記ホームページに井澤氏の功績とこの銅像を創るにあたり貢献した方達の名前が台石に掘られています

井澤弥惣兵衞為永
井澤弥惣兵衞為永
井澤弥惣兵衞為永
井澤弥惣兵衞為永

井澤氏の功績は見沼代用水路の開削で見沼を干拓して稲作地帯にした事のみならず見沼近郊の沼地を開墾し数多くの用水路を開削しています…更にその用水路通しを結ぶ開門式運河と呼ばれる「通船掘」の工事も行なっており、世界的に見ても当時の日本の土木事業技術は特筆すべきものとされ見沼自然公園の入り口にもありました「野田通船掘遺跡」川口市の「見沼通船掘遺跡」とも国指定史跡となっています

井澤弥惣兵衞為永

井澤氏の横に立つ1本の若木は「山桜」の木です、生前聞いた話ですが私の父親は自身が所有する山林の境目に山桜を植え桜の咲く頃には「あそこの桜からあっちの桜までが自分の山林だ」…そんなことを話していました…井澤氏の為に単に横に山桜を植えたのかもしれませんが昔の人は父親と同じ様に花の咲く木々や実のなる木々を境界線や測量の目安などにも使っていたのではないでしょうか…

見沼自然公園

井澤氏の見沼代用水路の開削事業により干拓され稲作地帯となった見沼は現在でも親しみを込めた「見沼田んぼ」と呼ばれています

見沼自然公園

ここからは動画も提載します「銅像から遊歩道に出て修景池まで」

見沼自然公園4
見沼自然公園

井澤弥惣兵衞為永翁像から遊歩道を通り少し行くと「野鳥の池」があります、この池も自然保護区に指定されており、釣りや生物などの採取が禁止されており生態系の保全がされています、因みに池には大きな鯉が沢山いました、また池には薄い赤い色の蓮の花?が咲いていてとても綺麗です

見沼自然公園
見沼自然公園
見沼自然公園

池のほとりにはベンチもあり腰を下ろすこともできます…今回はいませんでしたが休日などはよくここで写生や写真撮影をしている人たちをよく見かけます

見沼自然公園

「野鳥の池」から公園入り口を撮影…本当に広い芝生広場です、井澤氏の像が小さく見えます、そしてこの画像から広場周りの木々の多さが伝わると思いますが…どうでしょうか

見沼自然公園

これが謎の4本の白い円柱…ご覧の通り実は鉄塔の土台でした…出来るだけ鉄塔を目立たない様に底上げの意味を込めて作られたのでしょうか?…それとも電磁波の影響を考えてか…

見沼自然公園

それではここ「野鳥の池」よりも更に奥の方に行ってみましょう…自然観察園とトンボの池・第2の野鳥の池などが点在するエリアで自然保全の為に一部立入禁止区域もあります…木々も多くなって来ます

見沼自然公園

「野鳥の池から第2の野鳥の池まで」

見沼自然公園5
見沼自然公園

保全区域の小さな方の「野鳥の池」の案内板です…ロープが張られどこが池なのかよくわからず撮影していました…野鳥の名前が沢山書いています、見沼がいかに広大な土地で沢山の野鳥が生息しているかよく分かりますね…望遠鏡を持って来園される方も多くみられます…公園といったらカラスと鳩とスズメっていう印象ですが…ここ見沼自然公園がいかに貴重かよくわかるんじゃないでしょうか…

野鳥の池
野鳥の池
野鳥の池

「第2の野鳥の池から木道(自然観察園)まで」

見沼自然公園6
見沼自然公園

自然観察園エリア(湿地帯)に渡された木道…鬱蒼とした自然保護エリア内で唯一、木々の隙間から日が差し込む所に木道がかけられ自然観察園の中を散策することができます

見沼自然公園

「木道(自然観察園)入り口から木道(自然観察園)出口まで)」

見沼自然公園8
見沼自然公園

見沼を現代に留めた風景なのでしょう…「アバター」の映画の世界の様な雰囲気で素晴らしいところです…

見沼自然公園

木道を抜け出たところです…奥の方が「トンボの池」です

見沼自然公園

「木道(自然観察園)出口から見沼代用水東緑付近まで」

見沼自然公園9
見沼自然公園

現在地わかりますか?さぎ山記念公園と書いてある下の赤い印です(拡大してみてください)自然保全区域からぐるっと公園を回ってここまで来ました…すぐ横にはサイクリングロードが見沼代用水東緑と並行して走っています

見沼自然公園

先ほどの看板から見沼代用水東緑の土手のサイクリングロードに上がったところにある看板です…この見沼周辺の文化財の場所の地図や説明書きがされています

見沼自然公園

「案内板隣」見沼代用水東緑沿いにはこの様な休憩場所が点在しています、景観に合わせた作りで自然に溶け込んでいます

見沼代用水東緑
見沼代用水東緑

「見沼代用水東緑付近からアーケード手前まで」

見沼自然公園10
見沼自然公園

見沼自然公園の散策も終わりに近づいて来ました、公園管理棟広場までもう少しのところにアーケードがありここも日陰になって散歩しやすいです

見沼自然公園
見沼自然公園

公園管理棟まで戻って来ました、日差しが錆びて屋根がないのが残念です…受付窓に沢山の張り紙が張られています、一つ一つ見てみましょう

見沼自然公園

「締切橋バス停」の大宮駅方面行きのバスの時刻表です、参考にされてください

見沼自然公園

セアカゴケグモに注意の張り紙…散策中気にもしていませんでしたが…下に書いてある「駆除の仕方」が笑えます①踏みつぶす…わかりやすい駆除の仕方です(⌒-⌒; )

見沼自然公園

公園管理年間スケジュール表

見沼自然公園

「げんきで?(に)あそぼう…」

見沼自然公園

ドローン禁止?「その利用が危険な行為と判断した場合は…」危険でないと判断する場合もあるということでしょうか?少し紛らわしい注意書きと思いますが…

見沼自然公園

管理棟の横にある公衆トイレです

見沼自然公園

いかがでしたか…

さいたま市の中心地区とは思えない緑と木々に囲まれ、見沼の自然をそのまま残した様なとても贅沢で私のお気に入りの公園の一つです…故郷の自然を思い出し静かで休日をゆっくり過ごせるオススメの「大人の公園」と呼ぶにふさわしい場所なのではないでしょうか

それでは「見沼自然公園」を後にします

見沼自然公園

いかがでしたか?「見沼自然公園」はかなり大きな公園の一つでその割には来園者が少ない公園ではないでしょうか…花見の時期などを除いて休日などでも割と空いています…駐車場も広く余程のことがない限りは駐車場所は確保できる様です

今回の取材が来園者の手助けに少しでもなれたら幸いです

ではまた次回お会いしましょう

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