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最新情報!三菱eK スペース等の配線処理の不具合による車両火災の恐れ『クルマのリコール情報と解説』
三菱自動車が5月27日国土交通省にリコールの届出を行った
リコールの届出を行った車種は三菱自動車の軽自動車で通勤や買い物などの実用的な使い方に限らずレジャーなどにも活躍できるハイエンドカーとして人気のある三菱 ekスペース並びにOEMで日産自動車に供給されている日産ルークス等の車輌です
リコール情報のソース
リコール関連問合せ先
届け出されたリコール内容は車の動力源として使用されるリチウムイオンバッテリーのアース配線を固定するボルトの取り付けが不適切なためにそのまま車を使用し続けるといくつかの重大な不具合が発生する可能性があるとのことです
不具合内容とは
重大な不具合内容とは…
- 車を運転中の信号待ちなどでのアイドリングストップ後にエンジンの再始動ができなくなる可能性がある
- 車を運転中にアイドリングストップ機能が働かずエンジンが停止不能となる
- 最悪の場合車両火災に至る恐れがある
改善対策
改善対策として全車両車体側のリチウムイオンバッテリーマイナスアースの取り付け部を点検し新品のアースボルトを取り付ける
不具合報告件数
リコール届出時点での不具合件数は223件発生しており車両火災事故も3件報告されています
リコール開始日
リコール開始日は令和3年5月28日からで対象車両のユーザーにはすでに DM 電話等で連絡を行っているとのこと
対象車両のユーザーの方はディーラーやメーカーに連絡を取り速やかにリコール改善対策を行うようにとのことです
リコール詳細内容
三菱自動車が届けたリコールの具体的な状況と原因は
- 動力として使用されるリチウムイオンバッテリーのアースボルトにおいて車体への取り付けが不適切なためアース不良となるものがありますそのためそのままの状態で使用を続けているとアイドリングストップ後再始動不能またはエンジン停止不能となり最悪の場合車両火災に至る恐れがあるとのことです
リコール対象車両の詳細は三菱 eK スペース、日産ルークスの2車種です
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リコール対象車両の製作期間
リコール対象車両の制作期間は令和2年3月2日から令和2年5月25日までの車両でリコール対象車両の台数は6540台です
車体番号の範囲
車体番号の範囲などリコールに関する詳細は以下の表を参考にされてください
![](https://i0.wp.com/enjoy-life333.com/wp-content/uploads/2021/05/65833B11-F2BC-4905-969B-47F5A0DEA55F-edited-2.jpg?resize=900%2C507&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/enjoy-life333.com/wp-content/uploads/2021/05/63F3FDDD-A1AB-4228-A227-868B30B3DD96.jpeg?resize=900%2C309&ssl=1)
またご自身の車がリコール対象になるかどうかについてはリコール対象車両検索で確認することができます
お車を購入された時期とリコール対象車両の製作期間は当然異なるので間違われないようにご注意ください
またリコール対象の車体番号の中には対象とならない車両も含まれている場合もあります
ご自身のお車が対象車両かどうかの最終判断は必ずディーラーかメーカーにご確認ください
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まとめ
リコールの直接的な原因になった箇所または部品はリチウムイオンバッテリーのアース配線をボディに取り付けるボルトの締め付けトルクの不適切な管理によるものか
リコール車両を点検して異常がある場合は締め付けボルトを交換するとあるのでボルト自体の品質の問題かのどちらかだと思われます
いずれにしても最悪の場合車両火災に至ることもあるとのことなのでリコールの対象になられているお車をお持ちユーザーの方はディーラーやメーカーに連絡を取り速やかに改善対策を施すようにされてください