【車のエアコンが効かない!…】
今回はエアコンの故障診断・修理について作業の流れを勉強していきましょう
こんにちは
まだまだ日中は暑くて車もエアコンがないと暑くてたまりません
こんな暑い中で車のエアコンが効かない・効きが悪いという方がいると思います…
さてエアコンの修理というとガス交換…っていう声が聞こえてきそうですが…
ちょっと待ってください!…
それはエアーコンデショナー系統を調べた最後の修理箇所と考えてください…
1~エアコンの効きが悪い…
2~エアコンが全く効かない…
修理の判定をする上で故障診断・点検箇所が変わってきますのでどちらなのかをまず確認します…効いているのか効いていないのかわからない時は…全く効かないで対処する事
1~エアコンの効きが悪い(エアコン吹き出し口、温度は18度以下であればとりあえず正常…もっと冷やしたければガス交換の作業に入ります)
①ブロアーモーター(送風ファンが勢いよく回っているのか)が正常に作動しているのか
②エアコンフィルターの目詰まりはないか(取り替えてない場合は消耗品なので交換)
③ラジエターコア・エアコンコンデンサーのゴミなどによる目詰まりはないか(永年車はこれが多い…詰まっている場合は交換か水で洗い流す)
④上記箇所の点検異常なければ真空引きエア漏れ確認してエアコンガスの交換を行う(これで大体直ります)
2~エアコンが全く効かない
①コンプレッサーマグネットにスイッチが入るか
ア~入る
イ~入らない
ア~入る~真空引きをして配管系統にエア漏れが無いか確認した後、ガス注入してそれでもダメであればエアコンコンプレッサー交換
イ~入らない
ヒューズ→リレー→エアコンスイッチ→配線→コネクター系統点検
(リレーやヒューズの故障が一番多いです)
3~ハイだけファンが回りそれ以外回らない…
レジスター交換
4~電動ファンが回らない・回転が弱い…
ヒューズ切れ・断線・電動ファンの故障
これでだいたい直ります…専門家以外は何言っているかわからないと思いますが…ご質問あればコメント欄にでも…
1つ言い忘れましたが…炎天下の下での長時間の駐停車中はエアコンの性能がどんなに良くても効きが悪くなるという事を理解ください…
では又次回お会いしましょう…