
用意するもの
画像は「半自動給水、野菜栽培(育苗)ポット」を作るために使用したはんだごてなどです

- はんだごて
- ガムテープ
- ビニール紐
- ハサミ
- マジック
- カッターナイフ
- 画像には載っていませんがセロハンテープなどもあると良いでしょう
以下は私が使っている値段も安くとてもお得なハンダゴテのセットです
はんだごて本体は100ボルト電源で温度調整もできハンダ付けはもちろんプラスチックなどの穴あけもきれいに仕上げる事ができます
はんだごてのセットの中にはドライバーやピンセット等はもちろん検電作業などに用いるデジタルマルチメーターも入っており配線の取り付けや修理作業、バッテリーの電圧チェックなどにも使用することができます

私が晩酌で飲んでいる「宝 焼酎2リットル」の空のペットボトルを使って「半自動給水、野菜栽培(育苗)ポット」を作ります
このペットボトルはレタスなどの野菜栽培の大きさにちょうど良く材質もすごく丈夫で土や水を入れてもあまり変形することもなく持ち運びもしやすく作業性に優れています



半自動給水!野菜栽培ポットを作る方法
※刃物を使うので十分に注意をして作業を行ってください

ペットボトルの真ん中付近の凹んだ少し上の部分を上下2つにカットします

最初にペットボトルにカッターでハサミが入る位の切れ目を入れます

カッターでハサミが入るほどに切れ目を入れたらゆっくりと切り込んで行きます

きれいに上下を2つにカットすることができました

上側ペットボトルの切り口に怪我防止のためガムテープをまきます

下側のペットボトルの切り口にはガムテープだと少し厚みがあり上側のペットボトルがはまりにくいためセロハンテープを巻いておきましょう

ペットボトルの蓋と半分に切った下側のペットボトルの左右の側面にはんだごてを使って穴を開けます

下側のペットボトルに開けた穴に適当に切った長さの紐を通します
紐を取り付けると釣り下げたり持ち運んだりする場合に便利です

適当なタオルの切れ端か布切れを用意します
ペットボトルの蓋の穴は小さかったのでこのあともう少し広げて1センチほどの大きさにしました

古いタオルや布切れを幅10cm,長さ20cmに切って穴を開けたペットボトルの蓋に通します
布切れを蓋の中間あたりまで通します

蓋の内側のほうの布切りを縦に半分に切ります

布切れを蓋の穴に通したら半分に切った上側のペットボトルに通して蓋をして逆さにし下側のペットボトルに載せたら出来上がりです
そのままだとぐらぐらするので上側のペットボトルを下側のペットボトルに少し押し込むとしっかりと入ります


防寒対策とペットボトル内の藻の発生を防ぐためにアルミ保温シートを半分に切った下側のペットボトルに巻いて使用します


半分に切った下側のペットボトルに適当な長さに切って巻き付けます

今回用意したアルミシートは少し薄かったので2重にして使用しています

アルミシートはペットボトルに全て巻き付けるのではなく1センチ位の隙間を設けて水や液がどれくらい入っているのか確認するためにのぞき窓の役目をします

今回は試作品として2つつくりました
これでいろいろな野菜を育てて生育状況等を試してみたいと思います
レタスの苗を育てる

液肥は植物を丈夫に育てる最も定評のあるハイポネックスを使用します
ハイポネックスは野菜に使用する場合、500から1000倍に薄めて使います

今回は500倍に薄めて液肥をつくります
最初に空の2リットルのペットボトルに半分ほど水を入れたらスポイトで4ミリグラムのハイポネックスを入れます
画像のスポイトは3ミリグラム用ですので2ミリグラムを2回に分けてペットボトルに入れました
ハイポネックスを入れ終わったらさらにペットボトルに残り半分、水を入れます
スポイトはできるだけ長さのあるものを用意しましょう


下側のペットボトルに500倍に希釈したハイポネックスを半分ほど入れます

布切れを交わして上側のペットボトルに土を半分ぐらい入れます

上側から見るとこんな感じになります
土を半分ぐらい入れたら2つに切った布切れを両側に開きます
この後ハイポネックスを土と布きれいに十分に浸るように入れます

続いてレタスの苗を入れて土を適当な高さまで補充して最後にハイポネックスをかけて移植が完了しました

紐で吊るすことができるとベランダや庭先でも場所を取らずにたくさんの野菜を育てることができます
以上で半自動給水、野菜栽培(育苗ポット)の作り方でした