キャベツ栽培用の自動給水ポットの作り方
まだ実験中なのですがキャベツ栽培ように4リットルのペットボトルを上下半分に切断して半分に切った下のほうのペットボトルに水や液肥を入れ上半分のペットボトルを逆さにして布切れを垂らして土を入れ水や液肥を吸い上げて栽培する方法です
1〜2週間、旅行やお仕事などの用事でお出かけしても水の管理ができる「キャベツ栽培用自動給水ポット」そんなキャベツ栽培ポットがあったら良いなと思って作ってみました
工夫次第では、キャベツ以外にいろんな野菜や果物、花の栽培に利用できると思います
作り方はとても簡単なので皆さんもキャベツ栽培用自動給水ポットを制作してベランダや室内でキャベツ栽培を楽しんでみてはいかがでしょうか?
用意するもの
キャベツ栽培用の自動給水ポットを作るために 準備するものは以下の通りです
- 空の4リットルペットボトル
- アルミ 保温シート
- ハイポネックス
- 3ミリLのスポイト
- 薄めて使用するハイポネックス用の空の 2Lペットボトル
- はんだごて
- ガムテープ
- マスキングテープ
- ビニール紐
- セロハンテープ
- ハサミ
- カッターナイフ
- マジック
- 両面テープもあると便利です
空の4リットルのペットボトルは、焼酎などの入ってたものを使用します
アルミ保温シートは 水や液肥を高温や低音から守り、またペットボトル内に藻が発生するのを防ぎます
ハイポネックスはキャベツの液肥として使用します。
2リットルの空のペットボトルは、ハイポネックスを2000倍から500倍に薄めるときに使用します。
ハンダゴテは、ペットボトルに 紐を通すために穴を開けたり ペットボトル内に空気を取り入れるための空気口の穴を開けたりする 時に使用します
ガムテープやマスキングテープ、セロハンテープはペットボトル を切断したときの切り口で怪我をしないために使用します (ガムテープかマスキングテープはどちらか1つあると大丈夫です)
ハサミや カッターナイフは、紐を 切ったりペットボトルをカットするときに使用します
マジックテープはペットボトル を カットしたり、穴を開けたりするときに印をつけて使用します
4リットルの空のペットボトルをカットする
4リットルの空のペットボトルの種類にもよるのですが、今回使用したペットボトルは下から13センチの位置で上下にカットしました
はじめに、 空のペットボトルに、定規を使ってマジックで5箇所位に印をつけます
ペットボトルにマジックで印をつけたら、紐を回して紐に沿ってマジックで線を引いていきます
ペットボトルにマジックで線を引き終わったら、カッターナイフで線に沿って4~5センチほど切れ込みを入れます
カッターで切れ込みを入れたらハサミを使って マジックの線に沿って切っていきます
2つにカットできました
下半分のペットボトルのカットした部分に 指を切ったりして、怪我をしないようにセロハンテープを巻いておきます
上半分のペットボトルのカットした部分にガムテープかマスキングテープを貼っておきます
4リットルのペットボトルを上下半分にカットして、上 半分のペットボトルを逆さにして、下のペットボトルに重ねると画像のようになります
これで下半分のペットボトルに水や液肥を入れ、上の半分のペットボトルに 野菜の培養土を入れてキャベツを育てる 自動給水ポット が半分完成です
水や液肥を吸い上げる布の作成
タオルや布切れなどを使って水や液肥を吸い上げる布を作成します。私はたまたまサラシが余っていたのでサラシをカットして作りました。
横20センチ高さ16センチの布切れを2つにカットして 横8センチ高さ20センチの布切れにして1つを4つ折り位にして2つ用意します
上のペットボトルの 注ぎ口から布を通して 下のペットボトルに重ねると画像のようになります
これで下のペットボトルに入っている水や液肥をの表面張力を利用して、上のペットボトルに吸い上げます
断熱/防寒保温シートの作り方
ペットボトル内の水や液肥を暑さや寒さから守り藻の発生を防ぐためにアルミの保温シートを使って断熱保温カバーを作ります
縦 約34センチ、横60センチにカットした保温シートを半分にを折り曲げて、縦17センチ、横60センチの 保温シートを作ります
お風呂の保温シートでも代用できます
半分に折り曲げるときに合わせにくいので、半分の位置から 1〜2センチほど少し離れた部分に両面テープを貼ります
アルミシート半分に折り曲げたら下のペットボトルに巻き付けます
上半分のペットボトルを逆さにして、下半分のペットボトルに乗せたらアルミ保音シートの折り目を 上側にして下半分のペットボトルに巻き付けます
下半分のペットボトルに保温シートを画像のように、巻きつけることにより上半分のペットボトルも安定します
空気口と水量確認小窓の作成
ペットボトル内に空気を取り込むための 空気口と水や液肥がどれくらい入っているのか確認するための小窓を作ります
下側のペットボトルに 縦10センチ、横に1センチほどの 水量確認のための切れ込みを作るためにマジックで印をつけます
さらに 下側のペットボトルの切断部分から1.5センチ位下側にマジックで横に 1周、線を引きます(下側のペットボトルに空気を入れるための空気口 を作ります)
上側のペットボトルの 注ぎ口を反対にして 下から5センチ位の高さの部分の六箇所にマジックで印をつけます(鉢底石を入れる部分に空気を入れるための 空気口を作ります)
ハンダゴテを使って 上下の切断したそれぞれのペットボトルに穴を 開けて空気口を作ります
水量確認用の小窓と空気取り入れ口の空気口 を作って 上下のペットボトルを重ねてみました
これでペットボトル内 に、空気が取り入れられ 液肥や土の中が酸欠になる事はないと思います
下半分のペットボトルの保温シートに小窓も 作ったので、わざわざ上のペットボトルを取り外して水量を確認する必要がなくなります
鉢底石を敷く
上半分のペットボトルの底に鉢底石 を入れます
鉢底石をそのまま入れると、後で土を入れ替える時など作業が大変になるので、あらかじめ水切りネット等 に入れて使用します
鉢底石を空気口の穴が隠れる位の量を 水切りネットに詰め水を吸い上げるための布切れを 上に伸ばして
画像の位置にセットします
鉢底石をペットボトル内にセットしたら、上から水をかけて、鉢底石の土などを洗い流します
1000倍に薄めた ハイポネックスを下のペットボトル に半分位入れます
液肥を入れた下側のペットボトルに上側のペットボトルをセットして、野菜の培養土を入れます
小さな育苗ポットからキャベツの苗を植え付けます
これで大きく元気に育ってくれると思います
ベランダ菜園のキャベツとレタスの苗も少しずつ増え 賑やかになってきました
キャベツの生育状況は引き続き ポストと ホームページで発信していきます
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