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さぎ山記念公園を訪ねました【歴史と生い立ち】前編

さぎ山記念公園 公園内モニュメント〜筆者撮影

さぎ山記念公園を訪ねました【歴史と生い立ち】前編

こんにちは

公園取材シリーズ第三弾はさぎ山記念公園を訪れました、見沼代用水東緑を挟んで向かい側には見沼自然公園があり、一帯がとても広い自然を満喫できる立地条件に位置しています、今回はそんな素晴らしい場所にあるさぎ山記念公園を取材しました

今回は前編としてさぎ山記念公園までの案内と公園の生い立ち・公園内の全景と施設の案内を記事にしています…「さぎ山記念公園中編」では「さぎ山記念館」の内部取材(許可を頂いてます)…そして「さぎ山記念公園最終回」ではこの公園内に植えられている樹木を一本ずつ写真に撮り公開します…Webサイトでは初めての公開写真記事になると思います…では「さぎ山記念公園」へ案内します

さぎ山記念公園正面玄関前に設置されている「日時計のモニュメント」筆者撮影
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さぎ山記念公園ってどんな所?

話は江戸時代までさかのぼります…

井澤氏https://enjoy-life333.com/minumasizen-kouen/見沼自然公園の記事を参照…によって見沼代用水路が開削され見沼一帯が農業稲作地帯へと整備されると田んぼに生殖する生き物や昆虫、樹木の木の実や果実を求め鳥達が集まってきたのです、その中でもサギの群れは民家の近くに営巣を作り繁殖し見沼の自然に溶け込んで人と共栄してきたということです…さぎ山とは民家の近くの雑木林に大量のサギが山の様に集団営巣を作る様を見て「さぎ山」と呼ぶそうになったと言うことです

特にここ上野田地区はサギの集団営巣が盛んで「野田のさぎ山」と呼ばれるほどになったと言うことです…最盛期の1957年(昭和32年)には営巣数約六千、親サギ約一万羽、ヒナ鳥を合わせて約三万羽ものサギが棲息していたということです… 公式サイト参照http://www.go2park.net/parks/sagiyama.htm

ところがその後、国の農業政策の見直しによる減反政策や更に輪を掛けて農薬の使用による生き物の減少で鳥達はこの地を離れていく様になりサギも営巣を作らなくなり他の鳥達と同じ様に住み慣れたこの地を離れていき昭和47年にはとうとう営巣0になり、サギを野田に戻す対策や研究はされたものの維持していくことは殆んど不可能な状況と判断し昭和59年に特別天然記念物及び天然記念物の指定解除となり徳川時代から約250年続いた「サギ山」の歴史が閉じたのでした


この「さぎ山」の歴史を後世に長く残し自然と生き物の大切さを子々孫々に伝えるべく、地域住民や人々に親しまれる公園として…またサギたちを偲ぶ縁としても記念館として昭和61年5月に開園したとのことです

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さぎ山記念公園の利用案内

駐車場無料〜42台(9:00~17:00)※17:00で閉門 公式サイトhttp://www.go2park.net/parks/sagiyama.htm

青少年野外活動センター(キャンプ場・バーベキューエリア)利用期間:4月~11月) ※要予約申請:利用希望日1月前の毎月10日(土・日・休日の場合は翌平日) 9:00より申請受付(市内在住・在勤に限る)飲酒禁止さぎ山記念館9:00~17:00

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サギ山記念公園へのアクセス

【公共交通機関利用

JR大宮駅東口から国際興業バス 「浦和美園駅西口行き」「浦和学院高校行き」「浦和東高校行き」乗車 さぎ山記念公園停留所下車 徒歩3分

JR東川口駅北口から国際興業バス 「さいたま東営業所行き」乗車 さぎ山記念公園停留所下車 徒歩3分

JR東浦和駅から国際興業バス 「さいたま東営業所行き」乗車 さぎ山記念公園停留所下車 徒歩3分

JR浦和駅東口から国際興業バスで 「さいたま東営業所行き」乗車 さぎ山記念公園停留所下車 徒歩3分

埼玉高速鉄道浦和美園駅西口から国際興業バス 「大宮駅東口行き」「さいたま東営業所行き」乗車 さぎ山記念公園停留所下車 徒歩3分

東武野田線七里駅からコミュニティバス乗車 さぎ山記念公園停留所下車(平日のみ)

【車での来園】

ナビ設定〜さぎ山記念館

〒336-0973 埼玉県さいたま市緑区大字南部領辻359

048-878-3656

東京方面から〜国道122号線を通り大門北交差点を斜め左方向(県道105号線)に入り直進、浦和東高等学校信号機すぎて600mほど行って信号機を左(公園入り口)

さぎ山記念公園

県道105号線(旧日光御成街道)〜奥が大門北交差点方面(東京方面)、手前が七里方面、カーブになってて少しわかりづらいですが信号機横、道路上に「さぎ山記念公園入り口」画板があります

さぎ山記念公園入口

県道105号線(旧日光御成街道)

奥が大門北交差点方面122号線(東京方面)

手前が七里方面

カーブになってて少しわかりづらいですが信号機横、道路上に「さぎ山記念公園入り口」画板があります

Googleアースのミラーショットに案内を書き写しました(上の写真よりもこちらの方がわかりやすいと思いますが…

さぎ山記念公園

公園入り口〜道路が3本あってわかりづらいのですが歩道左側の道路を入ってください…右と左は見沼自然公園に行く裏道です(一般の方は使わない方が良いでしょう)

さぎ山記念公園

同じくGoogleアースのミラーショットです…入口わかりますか?真ん中の一番広い道路です

さぎ山記念公園
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さぎ山記念公園内に入ります

入り口横(右側)に「見沼・さぎ山交流ひろば」の案内板が立てられています

さぎ山記念公園

道路側公園入り口から駐車場までは200m近くあります、真っ直ぐ入っていって突き当たりロータリー左奥が駐車場です

さぎ山記念公園

入り口に「さぎ山記念公園」の立派な表札

さぎ山記念公園

入り口からロータリーまで動画で案内します

さぎ山記念公園
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さぎ山記念公園のバス停ロータリー付近

ロータリー右側にあるコミュニティバスの時刻表です、隣にはベンチも用意されてあります(ただしコミュニティバスは1時間に一本で平日しか運行してないとのことで…土日祭来られる方は残念ですよね…私もこの地域の観光目的で是非乗ってみたいと思っているのですが…)通常は県道まで出て一般公共バス(上記確認)を利用された方が良いと思います

さぎ山記念公園

先ほどの入口の左右にあった道路ともロータリー付近で歩道を介して繋がっているので歩行者は行き来できます(みぎ側の道路からロータリーを写してみました)

さぎ山記念公園

ロータリーの周りには大きな案内板が3箇所くらいありそのうち一番大きな看板です 「見沼田んぼの見所案内」見沼の歴史名所・見所など分かりやすく説明がされています… 現在地を探そうシリーズ(⌒-⌒; )どこか分かりますか…高画質で上げているので拡大してみてください…名所・見所も読み取れると思います

さぎ山記念公園

見沼の歴史名所・見所を更に拡大…これで鮮明に読み取れると思います

さぎ山記念公園

見沼の地政学の歴史①縄文時代~海の入り江の時代

さぎ山記念公園

②弥生時代〜入り江が後退し海と分離して沼・湿地帯に変化

さぎ山記念公園

③湿地帯を八丁堤にろよりせき止め下方で稲作を始める

さぎ山記念公園

④井澤氏による見沼代用水路開削工事により全域が稲作地帯へと干拓される

さぎ山記念公園

見沼の稲作地帯の写真も載っています…四季を通してのみの風景や米作りを通しての人々の生活風景などが載っていました

さぎ山記念公園
さぎ山記念公園

さぎ山記念公園と見沼代用水東緑を隔てて見沼自然公園がありその2つの公園の案内板です(これは横に寝かしてる案内板です)

さぎ山記念公園

「グリーンアドベンチャー」…今回最も読者にお伝え・お見せしたかった案内板です(知っている方も多いと思いますが…)「さぎ山記念公園」を紹介したWebサイトは沢山あります…でも樹木に関して取材・掲載した記事を発見することができませんでした…ここ「さぎ山記念公園」内には多くの種類の樹木が植えられています…それを全て(撮れなかったのも何本かあるかもしれませんが…)今回写真に記録しました、次回以降の記事で紹介することができると思います…

案内板を読んでみると自然との共存の大切さとともに樹木の名前の由来が書かれています…葉っぱがカエルの手のようだから「カエデ」…夕方になるとはを閉じて眠るようだから「ネムノキ」

恥ずかしい話ですが自然の中で育った私も此処で勉強させてもらいました

さぎ山記念公園

見沼自然公園と同じくここ「さぎ山記念公園」も広域避難場所に指定されています

さぎ山記念公園
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さぎ山記念公園の駐車場の全景

さぎ山記念公園

駐車場台数は42台、大型バスの駐車場も奥の方に2台ほどスペースがあります、時間は朝9時から夕方5時までです

さぎ山記念公園
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さぎ山記念公園内を散策

公園入り口から公園内を一周します

さぎ山記念公園

修景池のコンクリートポットに鳥がいます

さぎ山記念公園

鵜の仲間でしょうか?

さぎ山記念公園

対岸の出島の上に「さぎ山記念公園」のシンボルでもあるモニュメントがあります

さぎ山記念公園

サギの飛ぶ姿を現したモニュメントなのでしょうか

さぎ山記念公園

修景池ほとりの花壇に花が植えられています

さぎ山記念公園

今回はここまでです…

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次回予告(さぎ山記念館内の取材)

次回は「さぎ山記念館」内部の取材記事を掲載します…記念館入口に鎮座する木彫りの像の説明(樹齢2000年直径3mの巨木から切り出したそうです)館内のサギの剥製・見沼の歴史を資料とともに読み解きます…

ではまた次回お会いしましょう

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