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最新!クルマのリコール情報と解説「スズキ ソリオ、クロスビー、他」の燃料タンクの不具合に付いて

スズキ ソリオ クロスビー リコール

最新!クルマのリコール情報と解説「スズキ ソリオ、クロスビー、他」の燃料タンクの不具合に付いて

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スズキ「ソリオ、クロスビー、イグニス、他」のリコール届出情報

スズキ株式会社(スズキ自動車)から令和3年4月8日に国土交通大臣に対して下記の通りリコールの届け出があったとのことです

不具合内容

スズキ「ソリオ、クロスビー、イグニス、デリカD2」の一部車種に於いて、樹脂製燃料タンクの製造工程が不適切な為にブリーザーパイプが燃料タンクに適切に溶着されていないものがある

そのため使用過程における車両振動等により溶着部が剥がれ燃料を満タンに給油すると当該溶着部から燃料が漏れる恐れがあるとの事

不具合の改善内容

全車両燃料タンクを点検しブリーザーパイプの溶着が不適切な場合燃料タンクを良品に交換する

リコール情報提供元ソース

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「ソリオ、クロスビー、他」のリコール詳細

リコール開始日

令和3年4月9日から始めるとの事

リコール対象車両の車種と台数

リコール対象車種は「ソリオ、クロスビー、イグニス、デリカD2」の4車種でリコールの対象車両台数は7802台です

リコール車両の製造期間

リコール製造期間の範囲は令和2年7月3日から令和2年11月4日までとされています

リコール改善識別方法

IDプレートに水色のシールを貼付するとのことです

交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないもの

また上記のリコール対象車両以外に交換部品用として出荷されたリコール対象の燃料タンクがあるとのことです(※上記の対象車種でリコール対象の燃料タンクを交換されたユーザの方も対象となると言うことです)

  • 出荷数〜9台分
  • 品番〜89101-81P02
  • 出荷期間〜令和2年7月8日から令和2年10月9日まで
  • 車両形態〜2WD車のみ

との事です

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「ソリオ、クロスビー、他」のリコール届出一覧表

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元整備管理者の解説とクルマの豆知識

ガソリンを燃料タンクに給油する場合はフュエルキャップを取り外して給油ガンを燃料給油口に差し込んでガソリンタンク内に燃料を給油します

ガソリンタンク内が密閉状態になっていると燃料はタンク内の空気によりスムーズに給油することができず給油口から溢れてきてしまいます

ブリーザーパイプは給油時にスムーズに燃料がガソリンタンク内に流入するように燃料タンク内の上面と燃料給油口付近がホースで結ばれています

このブリーザーパイプによりタンク内の上面にたまっている空気がスムーズに燃料給油口の表面に抜けることにより燃料がスムーズにタンク内に注入されることになります

参照〜by kan2_MINI

ブリーザパイプは燃料タンク内上部と燃料給油口上部を結ぶパイプで密閉されている燃料タンク内の空気を外に排出する役目をしています

フィラーパイプと結ばれているのは有害な燃料蒸発ガスを大気排出しないための処置です

今回燃料漏れが発生した箇所はこのブリーザパイプのタンク側の付け根の部分の製造工程が不適切(※組み付け手順の間違いと思われます)だったために車両に取り付けた際の走行振動などにより燃料漏れが発生したと言うことです

注①〜組み付け手順の間違いとはブリーザパイプを燃料タンクに組み込む際にゴムパッキンをパイプに差し込んでから燃料タンクに組み込む手順をゴムパッキンを燃料タンクに取り付けた後にブリーザパイプを差し込んだために無理な力がかかり隙間や損傷が発生して燃料漏れにつながったのではないかと思われます

燃料を給油される際に給油口ギリギリまで給油される方がいますが…今回のリコールとは関係なくブリーザパイプからの燃料漏れを防止するためにもガソリンを給油される場合は給油ガンが自動的に止まったところで燃料補充を停止することがよろしいでしょう

※注①の私の推察が間違っている場合はメールかTwitter経由で教えていただければ訂正します

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