
徹底解説!障害者がスズキエブリイのユーザー(持ち込み)車検を受験しました②!軽自動車検査協会会での車検書類の手続き編
車検書類の準備が完了したら車検当日「軽自動車検査協会」に書類を持参して車両検査受験の手続きを行いましょう
今回は軽自動車検査協会での車検書類の手続きの流れについて解説してみたいと思います
「軽自動車検査協会」は事務手続きを行う事務建屋群や検査コースがある広い敷地内にあります
出入口付近に駐車場ガードマンがいますので指示に従って車を駐車させましょう
軽自動車検査協会での車両検査の手続きの流れを大まかに説明すると
- 軽自動車検査協会の構内に入場する
- 指定されている場所に車を駐車させる
- 軽自動車検査協会の「ユーザー車検予約確認窓口」で書類をもらう
- 書類に必要事項を記入する
- 軽自動車事務取扱所の建屋に入る
- 総合案内窓口で自賠責の発行と重量税の確認をお願いする
- 重量税手数料納付窓口で必要金額を支払う
- 軽自動車検査協会の「ユーザー車検予約確認窓口」に向かう
- 予約確認と車検書類の最終確認をしてもらう
- 時間になったら検査コースレーンに並ぶ
以上です
書くとすごく多いと感じますが一つ一つ手続きを済ませれば時間的には初めてでも30分ほどで終わります
それでは一つ一つ詳しく軽自動車検査協会内での手続きの流れを説明していきましょう
車検当日「軽自動車検査協会」での手続きの流れ

「事務建屋群」
軽自動車検査協会をはじめ軽自動車事務取扱所/軽自動車ナンバーセンター/代書屋などが並んでいます

私が来場した「軽自動車検査協会〇〇事務所」の構内案内図です
入り口を入って
- 構内中央が広い駐車場
- 右側が事務建屋
- 正面奥が検査コース建屋
- 左側が検査コース入り口につながる2つのレーンです
軽自動車検査協会「ユーザー車検予約確認窓口」
「ユーザー車検予約確認窓口」で書類を準備する

軽自動車検査協会に到着したら事務建屋内の「ユーザ車検予約確認窓口」で車検に必要な書類
- 継続検査申請書(軽専用第2号様式)
- 自動車重量税納付書
- 軽自動車検査票
をもらい必要事項を記入します(必要書類は無料で配布しています)
*継続検査申請書と自動車重量税納付書をあらかじめインターネットからダウンロードし前もって必要事項を記入している場合はここで記入する必要はありません
*軽自動車検査票の表面と裏面に車検証を見ながら必要事項を記入します
*前もってインターネットから軽自動車検査票をダウンロードし仮記入している場合は正規の軽自動車検査票に改めて書き写して仮記入した用紙は処分してください
続いて
- 今後2年分の自動車損害賠償責任保険保険証の発行と
- 自動車重量税と車両検査手数料の納付
を行わないといけません
「軽自動車事務取扱所」
新しい自賠責保険を準備する

次に向かうのが
「軽自動車事務取扱所」
ここで今後2年分の自動車損害賠償責任保険保険証の準備と自動車重量税と手数料の納付を行います
ここの入り口を入って左側が「軽自動車事務取扱所」右側が車両ナンバー関連手続きや代書屋等が入っている建屋です
「軽自動車事務取扱所」入り口

私が利用した最寄りの「軽自動車事務取扱所」の入り口から内部を見た様子
右側に手前から奥に向かって長いカウンターがあり向かい側に書類の記入カウンターがあります
「軽自動車事務取扱所」総合案内受付

「軽自動車事務取扱所」の入り口を入ったら真っ先に総合案内受付があります
各地の「軽自動車事務取扱所」によって間取りは違うかもしれませんが一般的に総合案内受付が入り口から1番近い位置にあります
重量税/手数料納付窓口はこのカウンターの1番奥にあります
ここの総合案内窓口で車検書類一式を渡して自動車損害賠償責任保険保険証の発行手続きと自動車重量税の納付金額の確認をお願いします

混んでいなければ2/3分ほどで新しい24ヶ月分の自動車損害賠償責任保険保険証の発行と自動車重量税の納付金額を確認して教えてくれます

「軽自動車事務取扱所」の総合案内窓口で自賠責の発行をしてもらい保険料を支払ったら次に同じカウンターの並びの「自動車重量税/手数料納付窓口」に向かいます
重量税/手数料納付窓口
ここで総合案内窓口で教えてもらった自動車重量税の納付金額と軽自動車検査手数料を納付し自動車重量税納付書と自動車検査票に印紙を貼ってもらい領収書をもらいます

①から⑥に必要事項が記入またはチェックがされているか改めて確認しましょう
②のチェック欄はナンバープレートが黒の事業用で使用されている場合は事業用にチェックを入れます
確認が終わったら自動車重量税/手数料納付窓口に提出します
自動車重量税納付書の下の欄の⑤のところに自動車重量税分の金額の印紙を貼ってくれます

自動車検査票も記入欄に必要事項が記入されているか確認して自動車重量税納付書と一緒に手数料納付窓口に提出します
自動車検査票の表面の右側中央の空欄に自動車検査手数料分の印紙を貼ってくれます

自動車重量税印紙代5000円分の領収書です
*重量税は車種や年式によってそれぞれ変わってきます
先ほど説明したように総合案内所で自分の車の重量税代がわからない場合は確認してもらいましょう

検査手数料1800円分の領収書です
詳細は
- 検査手数料が1400円
- 技術情報管理手数料が400円
の合計1800円です
ユーザー車検費用
再検査がなければ軽自動車の4ナンバーで「自賠責保険料+自動車重量税+手数料」こみの
合計金額は2万7000円ほど
でユーザー車検を終えることができるということです
軽自動車の5ナンバーは自動車重量税が6600円ほどなのでユーザー車検の
合計金額は2万9000円ほど
になります
メーター屋(予備検査場)で仮検査を受ける場合

ユーザー車検を行う場合は検査予約時間の1〜2時間前にメーター屋(予備検査場)で仮検査を行うのが一般的です
メーター屋(予備検査場)は最寄りの軽自動車検査協会の近くに何件かありそこを利用します
メーター屋では軽自動車検査協会で行う車両検査と同じ検査を前もって行い車に異常がないかの確認をします(エンジン周りや下回りの目視検査は行いません)
*車検を受ける場合はメーター屋(予備検査場)で

- フロントアライメントの検査
- スピードメーターの検査
- ブレーキ制動力の検査
- ヘッドライトの光軸/光量の検査
- 排気ガスの検査
- 電気周りの検査
などの検査を受けてから「軽自動車検査協会」での車両検査になります
ここでの検査料はフルコースで2200円前後かかります
(検査料だけなのですがかなり安く見てもらえます)
フロントアライメントのトーイン調整やヘッドライトの光軸調整も全て込みでこの値段です
ユーザー車検合計での金額
車検対象車両の点検整備をしっかりと行いメーター屋(予備検査場)で予備検査を行い特に悪いところがなく車検が1回で合格すれば
ユーザー車検で車検を行った場合は
合計で30,000円前後
で車検を終えることができると言うことです
ディーラーや業者/車検代行屋などにお願いするのと比べてかなり安いのがわかると思います
さぁ!これで書類全てが準備できました
- ①~軽自動車の検査予約結果表
- ②~自動車検査証
- ③~自動車損害賠償責任保険証明書(旧証明書)
- ④~軽自動車税(種別割)納税証明書
- ⑤~分解整備記録簿(2年定期点検用整備記録簿)
- ⑥~継続検査申請書
- ⑦~自動車損害賠償責任保険証明書(新証明書)
- ⑧~自動車重量税納付書(検査対象軽自動車)
- ⑨~軽自動車検査表(オモテ面/裏面記入)
「ユーザー車検予約確認窓口」
「ユーザー車検予約確認窓口」で車検の予約と書類の最終確認をする

この9枚の書類を持って再度、軽自動車検査協会の「ユーザー車検予約確認窓口」に出向きます
書類枚数が多いので落としたりなくしたりしないようにファイルやクリップ等を使いしっかりと管理しましょう

軽自動車検査協会「ユーザー車検予約確認窓口」
ここで予約の確認と車検書類の最終確認を行います
「軽自動車の検査予約結果表」はなくても問題ありません/万が一の時に「しっかりと車検の予約をしましたよ」と言う確認のためです

バインダーに閉じていない場合は軽自動車検査協会のバインダーを貸してくれます(私の管轄の軽自動車検査協会だけかもしれません)
検査コースですべての検査が終了したら総合判定所でバインダーを回収します
また車検がはじめての方や久しぶりの方/障害者の方等は「ユーザー車検予約確認窓口」でその旨を伝えると検査コースの検査官がわかるように専用の表示板を渡してくれます
ユーザー車検予約窓口で貸していただいた「表示板」を車のダッシュボード上に提示して自分の検査の予約時間になったら検査コースに並びます
後は検査官の指示に従って検査コース内で検査を受けましょう
ダッシュボード上の表示板を検査官が見てユーザー車検がはじめての方や久しぶりの方/障害者の方については係りの方が一緒に付き添って車を誘導し各操作について助言してくれます
以下の画像が大きな検査コース建屋と検査コースに並んでいる検査対象車両と検査入り口の画像です
検査コース風景

大きな検査コース建屋
私がお世話になった軽自動車検査協会〇〇事務所の検査コースは画像左側が入り口で建屋内に入り画像右側が出口になります

検査コース建屋内に入る前のレーンです
軽自動車検査協会の検査コースのレーンは一般的に2つあり1コース/2コースと呼びます
検査は午前中に2回/午後に2回/合計4回行われます
午前1回目から第1ラウンドそして第2/第3/第4ラウンドと呼びます

検査コース入り口
検査 コース 入り口の停止線で一旦停止します
検査コース建屋入口には信号があり信号が青になったら建屋内に進入します
そして検査官による検査と機器による検査が始まります
検査コースの検査手順については軽自動車検査協会のホームページでもとても丁寧に解説されています
以下からご覧になることができます
検査コース内の様子を動画でご覧になる場合はこちらからご覧になれます
以上で軽自動車のユーザー車検の手続きと検査コースでの手順についての解説を終わります
次回はいよいよ検査コース内での手順を豊富な画像と動画で解説いたします
お楽しみにお待ち下さい
最後までご覧いただきありがとうございました
また別の記事でお会いしましょう