8年ほど使用したMacBook Pro(A1398)に異常が発生するようになりました
- バッテリーが2~3時間しか持たない
- タッチパッドが誤作動する
- 本体の安定性が悪い
- 底面が膨れている
以上のような症状です
MacBookを購入してから8年以上経つのでバッテリーもかなり劣化していると思います
MacBook Proのバッテリー交換の料金を調べてみると30,000円前後と結構高いです
とりあえず自分でバッテリーを交換してMacBook Proの動作を確認してみようと思いネットを検索してバッテリーの価格や交換方法を調べてみると比較的簡単に交換できるようなので挑戦してみました
またバッテリーを交換するにあたっていろいろ疑問に思うことなどを以下にまとめてみました
- MacBook Proのバッテリー交換は素人でもできますか?
- 私が所有するMacBook Proモデル番号A1398は比較的簡単に交換できます
- 下記の記事内で詳細に解説しているので参考にされてください
- MacBook Proのバッテリー交換を依頼すると交換料金は?
- 約30,000円前後かかると言われています
- MacBook Proのバッテリーを自分で交換すると金額は?
- バッテリーと専用工具で10,000円前後です
- MacBook Proのバッテリーの劣化の確認方法は?
- 下記の記事内を参考にされてください
- MacBook Proのバッテリー交換の作業時間はどのぐらいですか?
- およそ2時間ほどで初めて交換する方は3時間ほどみたら良いと思います
- ただしバッテリーが本体から剥がれにくい場合はもう少し時間がかかると思います
- MacBook Proのバッテリー交換の作業手順は?
- 下記の記事内を参考にされてください
- MacBook Proのバッテリー交換に使用する工具は?
- 下記の記事内を参考にされてください
- MacBook Proのバッテリー良否の最終確認方法は?
- 下記の記事内を参考にされてください
- MacBook Proのバッテリー交換で注意する点は?
- 下記の記事内を参考にされてください
等について記載しました
MacBook Proのバッテリー劣化でお悩みの方MacBook Proのバッテリーを交換しようとお考えの方はぜひ!当記時を参考にされてください
徹底解説!MacBook Pro(A1398)のバッテリー交換方法
MacBook Proのモデルナンバーの確認方法
MacBook Proに使用されているバッテリーは製造年月日や型式によってバッテリーの種類が違うのでモデルナンバーを確認する必要があります
MacBook Proのモデルナンバーは裏面の底蓋の上部の中央に記載されています
画像1 はMacBook Proの裏面です
赤丸のAの部分にモデルナンバーが記載されています
文字が小さいのでしっかりと確認してメモしておきましょう
画像2は画像1の赤丸部分を拡大した画像です
画像2の赤丸Aの部分がMacBook Proのモデルナンバーです
※モデルナンバーによりバッテリーの種類が異なるので注意してください
私のMacBook Proのモデルナンバーは2013年製造のA1398です
今回は私が使用しているMacBook Pro(A1398)のバッテリー交換について解説します
MacBook Proの動作時間が短い
画像3
MacBook Proです
8年ほど使用して電池の持ちが2~3時間しか持たなくなりました
底面の丸くて黒いゴムの滑り止めが効いていないようで安定性も悪いです
MacBook Proのタッチパッドの誤作動
画像4
またタッチパッドを操作すると暴走したり誤作動を起こすようになりました
タッチパッド周辺も盛り上がっているような感じに見えます
MacBookプロの裏面/底面の膨れ
画像5
MacBook Proの裏面の安定性が悪く裏面の四角にあるゴム製の滑り止めが効いていないようで底蓋の真ん中あたりが擦っているような傷もありました
MacBook Proの底面を見てみると裏面全体が異常に膨れ上がっています
上記した
- バッテリーが2~3時間しか持たない
- タッチパッドが誤作動する
- 本体の安定性が悪い
- 底面が膨れている
これらの現象はバッテリーが劣化して内部で膨張してタッチパッド周辺と裏面の蓋を押し上げているのが原因のようです
準備する専用バッテリー/工具/その他
MacBook Proのバッテリーを交換する準備として用意するものはMacBook ProモデルナンバーA1398用の新品のバッテリーと専用工具が必要です
MacBook Pro用の交換用バッテリーは多くのメーカーから販売されています
その中で特にレビューなどで評判の良い下記のバッテリーを購入して交換してみることにしました
MacBook Pro(A1398)専用バッテリー
私が使用したMacBook Pro(A1398)の専用バッテリーは
交換してから半年以上も経っていますが異常もなくバッテリーもかなりハードな使い方をしても6~7時間使用できるようになり快適にMacBook Proを使用しています
MacBook Pro(A1398)バッテリー交換用専用工具
バッテリー交換用の専用の工具セットは?
私が購入した専用工具セットは欠品状態ですが下記の工具セットでも対応できます
MacBook Proの送風ファンを掃除するブラシやピンセットまでセット内容に含まれています
専用工具はバッテリーにも付属しているのですがねじ山を痛めたり持ち手の部分が細くて回しにくかったりして作業がしづらいので私はもう少し丈夫な工具を別に用意しました
また先端部分がマグネットになっているのでネジを取り外す際に紛失する可能性が少なくなり安心して作業ができます
プラスチックのブラックの棒はMacBook Pro本体からバッテリーのコネクターを外す際に役立ちます
上記で紹介した専用バッテリーと専用工具の2点を用意しましょう
それから埃を吸い取る柔らかいブラシのノズルのついた掃除機もあると便利です
万が一ネジをなくしてしまった場合には予備のネジも販売されています
その他の準備するもの
- スプレー式アルコール
- 100円ショップのものでも大丈夫です
- 上記した掃除機
- 先端ノズルが柔らかいブラシのもの
- ビス入れ
- タッパー・皿など
- 段ボール/両面テープ
- ビスをなくさないためあると便利です
- 両面テープを切るハサミかナイフ
バッテリー交換作業の手順
それでは早速交換作業に移っていきます
MacBook Proバッテリー交換用専用工具セットを準備しておく
私が購入したMacBook Proバッテリー交換用専用工具で現在は欠品中です
上記で紹介した専用工具の方がブラシやピンセットも付いて価格も安いのでお勧めです
MacBook Proの電源をシャットダウンする
MacBook Proのバッテリー交換作業を始める前にショートや思わぬ故障が発生するのを防ぐために必ず電源をシャットダウンします
画像8
左上のアップルマークにカーソルを合わせてアップルマークメニューから「システム終了」をクリックしてMacBook Proの電源をシャットダウンします
電源が切れない場合はキーボード右上の電源ボタン長押しでシステムを終了しましょう
画像8-1
MacBook Proに電源コードが接続されている場合は電源/充電コードを取り外す
確実にMacBook Proの電源がシャットダウンされているかもう一度最終確認をしましょう
通電している状態で分解作業するのは非常に危険です
MacBook Proの底蓋を外す
画像9
MacBook Proを裏返します
星型5角ドライバーを使って赤丸内10カ所の星型5角ネジを取り外す
上下に各4カ所/中央左右各1カ所
画像10
MacBook Pro内部のバッテリーが劣化して膨張しているので底蓋を取り外す際にはネジが飛ばないように慎重に作業しましょう
ネジの周辺の底蓋をもう片方の手で押さえながらゆっくりとネジを回して取り外します
星型5角ドライバーを確実にネジに差し込んでネジ山を破損させないようにしましょう
画像10-1
MacBook Proの底蓋を取り付けているビスは非常に小さなビスを使用しているためなくす可能性が大きいです
はずしたビスはなくさないように皿やタッパーなどに入れておきましょう
段ボールなどに両面テープを貼り付けて外した順にくっつけておくのも良いでしょう
画像11 は底蓋の裏面です
掃除機で埃をとった後の画像なのできれいに見えますが外した時はほこりがたくさん付着していました
柔らかいブラシのノズルのついた掃除機を使って埃を吸い取り底蓋の裏面をきれいにしましょう
取り外したネジはなくさないようにしっかりと保管しておきましょう
そしてこちらの画像12がMacBook Proの劣化して膨膨張したバッテリーです
ここまで膨らんでいるとは思っていませんでした
このまま放っておいたらバッテリーからの液漏れや出火や爆発の恐れもあったのではないかと思います
早く気がついてよかったです
画像13の下が新品のバッテリーです
新旧のバッテリーを比べると劣化状態がよくわかると思います
バッテリーが劣化し膨張したことにより動作時間の短縮だけでなく
- タッチパネルの誤作動
- 本体の安定性の欠如
などが発生していたのでしょう
古いバッテリーの取り外し
それではMacBook Pro本体から古い劣化したバッテリーの切り離し作業を行っていきます
バッテリーは本体に両面テープで強力に接着されているため簡単には外れません
ゆっくりと慎重に作業を進めていきましょう
まず初めに画像14の赤丸A内の黒い凸シールをはがします
画像15は画像14の赤丸内を拡大した画像です
黒い凸シールを折り曲げたり切ったりしないようにゆっくりと慎重にはがします
両面テープはそんなに強力ではないので簡単に剥がれます
このシールは再利用するので汚さないようにおらないように保管しておきます
画像16
Cの黒い凸シールを剥がすとAのコネクターカプラーとBのバッテリー取り付けビスが見えてきます
画像16は赤丸内左右のバッテリー取り付けビスBをすでに外した状態です
画像17
赤丸内Aが取り外す前の六角のバッテリー取り付けネジです
専用工具で時計回りと反対方向に回して左右のネジを取り外します
画像18
続いてMacBook Pro本体と接続されているバッテリー中央上部の赤丸内コネクターカプラーAを外します
コネクターカプラを壊さないように慎重に作業しましょう
画像19
コネクターカプラーをバッテリーの取り付けられている反対から見た画像です
Cの赤いラインがコネクターカプラーの切り離し部分になります
A1/B1→A2/B2→A3/B3の順に専用工具の中に入っているプラスチックの長い棒の平たい方でカプラーとコネクターを少しずつ切り離していきます
画像20と画像21はバッテリーのコネクターを横から見た画像です
画像22
裏からの写真になってしまったので少しわかりにくいのですがバッテリーのコネクタが外れた状態です
コネクターを切り外すことができたのでいよいよバッテリー本体をMacBook Pro本体から取り外す作業に移っていきます
画像22-1
バッテリー取り付けビスの取り外し
画像22-1のAは左右のバッテリー取り付けビス部です
画像はすでにビスを取り外していますがバッテリーコネクターを外したらここに取り付けられている六角ビスを専用工具で取り外します
MacBookプロの裏蓋の取り付けビスやバッテリーの取り付けビスは非常に小さいのでなくさないようにしっかりと管理しましょう
MacBook Proの新品バッテリーのレビュー
画像23
交換用の新品バッテリーの梱包状態です
梱包サイズ(cm)
- たて;37
- よこ:17
- 高さ:2.5
画像24
新品バッテリーのバーコードです
記載されている品番は違いますが
MacBook ProモデルナンバーA1398
に適合するバッテリーです
画像25
フタを開けると
- 黒い凸シール
- 黄色いヘラが2つ
- ウェスト
- 手袋
が入っています
画像26
黒い凸シールは使用されているものと材質が少し違うので私は初めから付いている凸シールを再利用しました
黄色いヘラ2つはバッテリーを取り外す際の必需品でこのヘラがないとバッテリー交換はかなり厳しいと思います
必ず用意しましょう
画像27
中には上記したもの以外にバッテリーの交換説明書が画像付きで丁寧に説明されている解説書が入っています
この説明書もとても参考になります
画像31
取扱説明書を取り出すとバッテリー本体と工具が入っています
定規をあてているので参考にされてください
工具は
- 星型5角ドライバー
- 六角ドライバー
- カプラー外し
が入っています
MacBook Proバッテリーの両面テープを剥がす
それではバッテリーを本体から離していきましょう
MacBook Proの本体からバッテリーを取り外す作業が結構大変ですがあせらず少しずつ丁寧に作業を進めていきましょう
バッテリーは強力な両面テープでMacBook Proに接着されています
私の場合はバッテリーが膨らんでいたのが幸いして隙間ができていたので結構剥がしやすい方だったのではないかと考えています
バッテリーが劣化している場合は一般的にバッテリー本体も膨張している場合が多いのでMacBook Proのバッテリーを交換する場合は隙間ができていて意外と剥がしやすいのかもしれません
画像35
はじめに1番左側のバッテリーをMacBook Pro本体から剥がしていきます
新品バッテリーに付属している黄色のヘラを画像35のようにバッテリーの裏へめり込ませるような気持ちで上から差し込みます
黄色いヘラの赤丸のAの部分にアルコールを少しずつ吹き付けます
アルコールはヘラをつたってバッテリーの裏面へ流れ込みます
アルコールは吹き付け過ぎないように周りに飛び散らないように注意しながら少しずつバッテリーを剥がします
私は普通の市販されている消毒用のアルコールを使用しました
アルコールを吹き付ける際にはつけすぎないようにすること、また他の場所に飛び散らないように注意してください
心配な方は布切れなどをかぶせておきましょう
バッテリーの裏側の両面テープをはがしながら少しずつバッテリーの裏面の中へ黄色いヘラをめり込ませて行きます
私の場合はバッテリーが膨らんでいたことが幸いして割と両面テープを話しやすかったと思います
両面テープはとても強力でどうしても剥がしにくいと思う場合はバッテリーの裏側:MacBookの底面側からドライヤーなどで少し温めるような感じで剥がしていくと良いでしょう
画像37のようにバッテリーが剥がれます
画像38
バッテリーをMacBook Proから剥がすと両面テープの跡が残るのでアルコールなどを使ってきれいに除去しましょう
これでやっと1個バッテリーをMacBook Proから剥がすことができました
MacBook Proはバッテリーが6セル:6つに分かれています
残り5個も剥がしていきましょう
画像39
最初に外した隣のバッテリー左から2つ目のバッテリーを剥がします
一番左のバッテリーを外すことができたので左から2番目のバッテリーは比較的はがしやすいと思います
ここでも黄色いヘラの正面赤丸内Aにアルコールを吹きつけながらバッテリーの裏面に流し込むような気持ちで作業しましょう
画像40
少しずつ黄色いヘラを左右に動かしながらバッテリーの奥へ差し込んできます
画像41
黄色いヘラは新品バッテリーにニ個付属しているので両面テープが強力で剥がれにくい場合は画像41のように2つ同時に使うとバッテリーをはがしやすくなります
怪我をしないようにゆっくりと慎重に丁寧に作業を進めます
画像42
バッテリーの両面テープはこのように協力に接着されています
MacBook本体に残った両面テープ後はアルコールなどを使ってきれいに取り除いておきましょう
バッテリーは6個ともコードで接続されているので両面テープをはがしたバッテリーはそのまま立てておきます
画像43
左から3番目のバッテリーを取り外します
タッチパッドの裏面になるのでパネルを変形させないように慎重に作業しましょう
左側から黄色いヘラを差し込んで右側からも黄色いヘラを差し込んでバッテリーをMacBook本体から離していきます
6個のバッテリーの配線は下の方でつながってます
画像44
続いて右側の一番端のバッテリーを剥がしていきます
黄色いヘラを隙間のある右側の下の方から差し込んでいます
真ん中の黄色いヘラはシールのようなものがバッテリーの下に張り付いているので剥がそうとしています
画像45
できるだけ隙間の大きな部分を探して黄色いヘラをバッテリーの裏側へ少しずつめり込ませるように差し込んでいきます
また黄色いヘラの表面の中心部にアルコールをバッテリーの裏へ流し込むような気持ちで吹きつけます
画像46
バッテリーの上の方からも黄色いヘラを差し込んでいきます
同じように黄色いヘラの赤丸内正面Aの中心部にバッテリーの裏へアルコールを流しこむような気持ちで少しずつ吹き付けます
画像47
劣化したバッテリーが膨らんでいるのがよくわかる画像です
水滴はアルコールです
周りに飛び散ったアルコールはきれいに拭いておきます
画像48
MacBook本体側に張り付いた両面テープです
両面テープを剥がすのも大変な作業なのですが残っていると新しいバッテリーを取り付ける場合に接着が弱くなったり不具合が発生する場合があります
残った両面テープはアルコールなどを使ってきれいに除去しておきましょう
画像49
MacBook Pro本体側に残った両面テープは強力でなかなか剥がれにくくて苦労しましたがきれいに剥がすことができました
このような作業をする場合はあせらず忍耐強く少しずつ作業を進めることが大事です
最も地味な作業を丁寧に進めることがどのようなことにおいても大切です
画像50
最後に真ん中のバッテリーを取り外します
タッチパッドの裏面になるので変形させないようにゆっくりと慎重に引き剥がしていきます
タッチパッドの裏面パネルに負担がかからないように黄色いヘラを右側から2つ同時に差し込んで取り外しします
画像60
ついにバッテリーをMacBook本体から取り外すことができました
両面テープがどのように接着されているのかはがした後から確認できると思います
皆さんは取り外す際の手順の参考にされてください
画像61
最後にMacBook Pro本体側に両面テープの跡が残っていないかもう一度、確認しましょう
残っている場合はアルコールなどを使って丁寧に取り除いておきましょう
残ったアルコールの水滴なども拭き取っておきましょう
MacBook Proへ新品のバッテリーの取り付け
画像62
新しいバッテリーを取り付ける準備をします
バッテリーの裏表を確認しましょう
バッテリーの裏表はMacBook Pro本体側に接続するコネクターで確認します
画像63
まず初めにバッテリーの両面テープの保護シールをはがさないで取り付け確認をしてみます
画像64
バッテリーのコネクターAをMacBook Pro本体側のコネクターカプラーに差し込みます
コネクターの表面のデザイン仕様が外したバッテリーと少し違いますが大丈夫です
画像65
バッテリーの反対側からもバッテリーのコネクターAがしっかりとMacBook Pro本体側のコネクターカプラーCに接続されているか確認します
黄色い点線BがバッテリーのコネクターとMacBook Pro本体側のコネクターカプラーの接続ラインです
しっかりとバッテリーコネクターが取り付けられているか最後にもう一度確認しましょう
画像66
取り替えた新品のバッテリーがMacBook Pro本体にしっかりと収まっているか確認します
この時点ではまだ両面テープでバッテリーをMacBook Pro本体に貼り付けていません
確認が終わったらバッテリーの取り付けビスを左右赤丸内Aに取り付けます
画像67
画像66を拡大した画像です
左右の赤丸Aがバッテリー取り付けビスです
Bがバッテリーコネクターです
ビスがしっかりと取り付けられているか最後にもう一度確認しましょう
画像70
最後にコネクターとバッテリー取り付けビスの上にはじめに剥がして保管しておいた再利用の赤四角内凸シールAを貼り付けます
これでとりあえずバッテリー交換は終わりです
バッテリーは最終確認が終わってからMacBookプロ本体に両面テープで貼り付けます
MacBook Pro 送風ファンの掃除
MacBook Proのバッテリー交換のために底蓋を開けたので同時に送風ファンの掃除も行います
画像71
MacBook Proの送風ファンです
ほこりがフインや隙間にこびりついているのがわかると思います
これをブラシなどで送風ファンに力をかけないように取り除きます
画像72
反対側の送風ファンも同じようにブラシなどを使ってほこりを取り除きます
送風ファンに力がかかったりすると後で異音の原因になったりします
ある程度のほこりが取り除けたらよしとしましょう
画像73
最後にノズルの先端に柔らかいブラシのついた掃除機で埃や塵を吸い取ります
くれぐれも送風ファンに力がかからないように優しくゆっくりと丁寧に作業しましょう
これでMacBook Proの送風ファンの清掃作業は終了です
続いてMacBook Proの通電確認/動作確認の最終確認の作業を行います
MacBook Proバッテリー交換後の通電と動作確認
画像74
MacBook Proの底蓋を仮に取り付けます
この時点では底蓋のビスを取り付けなくても大丈夫です
MacBook Pro本体を持ち上げたりしたときに落としたりする心配のある方はビスを左右2本ずつ仮止めしても良いでしょう
とにかくビスをなくさないように慎重に作業しましょう
画像75
通電と動作確認をするためにMacBook Proを表面にします
画像76
電源充電コードを接続します
動作確認が終わるまで接続しておきましょう
画像77
MacBook Proの液晶画面を開きます
画面右上の電源ボタンAを長押ししてMacBook Proの電源を入れます
画像78
MacBook Proに暗証コードを入力する画面が立ち上がることを確認します
暗証コードを入力しキーボードの「enter」を押します
MacBook Proバッテリー交換後のシステム動作確認
画像79
MacBook Proが起動しオープニング画面が開きます
左上のアップルマークAをクリック
メニュー画面が開きます
メニューからこの「MacについてB」をクリックします
画像80
液晶中央にシステム概要のサブウインドウが開きます
サブウインドウ中央下の[システムレポートA]をクリックします
画像81
システムレポートのメニューAが開きます
画像82
システムレポートのメニューAから[電源B]を選択しクリックをします
画像83
電源メニューが開きます
画像83は画像82のCの青枠内を拡大した部分です
電源メニューの中から
- 充電量情報
- 状態情報
- バッテリー装着
- アンペア数/電圧数
等が正常に表示されているか確認します
MacBook Proバッテリーの良否判定
- 充電量情報で残りの充電量が表示されてます
- 充電中でまだ充電が完了されていない[いいえ]と表示されています
- 完全充電池の容量が正規の容量で表示されています
- 状態情報で充電回数が[1回]と表示されています
- バッテリーが劣化していて交換が必要な場合は状態情報で状態が[異常]または[要バッテリー交換]となっている場合はバッテリー交換が必要です
- 充電状態が[正常]と表示されています
- バッテリー装着が[はい]と表示されています
- アンペア数電圧が正規の状態で表示されています
これでMacBook Proのバッテリー交換は正常に終りました!
MacBook Proバッテリー交換後の最終組み立て
通電/作動確認が終わったのでMacBook Proの最終組み立てを行います
画像84
左上のアップルマークAにカーソルを合わせてクリック
サブウィンドメニューから「システム終了B」を選択してクリック
MacBook Proの電源をシャットダウンします
電源が切れない場合はキーボード右上の電源ボタンCを長押しでシステムを終了しましょう
画像85
MacBook Proから電源/充電コードを取り外します
MacBookプロを裏返して仮付けしていた底蓋を外します
画像85-1
ここでバッテリーを本体に接着される方はバッテリーの両面テープの保護シールを剥がしMacBook本体にバッテリーを貼り付けます
私はバッテリーをネジだけで取り付けた状態で両面テープで貼り付けませんでした
両面テープで貼り付けなくても
- 十分に固定されている状態だと言う事
- ほとんど持ち歩かないと言うこと
- 次回のバッテリー交換を簡単にすること
などの理由で両面テープで接着しませんでした
MacBook Proのバッテリーを交換される方はそれぞれの使用環境で両面テープで接着させるかさせないかご判断されると良いと思います
続いてMacBook Proの底蓋を取り付けます
画像86
MacBook Proの底蓋取り付け用のビスを画像86のように対角線上に星型5角ドライバーを使用して仮止めします
取り付けビス10本は完全に締め付けないで3分の2ほど締め込みます
画像87
画像86のように対角線上にビスを締め付けたら最後に本締めを行います
もう一度対角線上にしっかりとビスが締め付けられるように取り付けます
この作業はMacBook Proの裏蓋が均等に取り付けられるようにするための手順です
画像88
最終確認でもう一度MacBook Proの裏蓋がしっかりとMacBook Pro本体に組み付けられているかビスを1本1本確認しながら確実に締め付けられているかを確認します
画像89
MacBook Proをオモテ面にします
電源/充電コードを接続します
MacBook Proバッテリー交換後の最終動作確認
画像90
MacBook Proの左上の電源ボタンを長押しします
画像91
電源が入りパスワード入力画面になります
パスワードを入力しオープニング画面に切り替わったらMacBook Proの通電/作動確認は終了です
これでMacBook Proのバッテリー交換作業は全て完了です
お疲れ様でした
まとめ
今回ご説明した内容でMacBook Proのバッテリー交換の方法がお分かりになったでしょうか?
もしご不明な点等ございましたら当ホームページ下段の「お問い合わせ」からメールをいただければ私のわかる範囲でお返事したいと思います
お気軽にご相談下さい
ここまでご覧いただきありがとうございました
ではまた別の記事でお会いいたしましょう