見沼の歴史と井澤弥惣兵衞為永という人物
こんにちは
埼玉県の中心部でもあるさいたま市緑区…大昔は一面が「見沼」と呼ばれる広大な沼地でおおわれ人間が踏み入れることのできない未開発地区でした…
ここ見沼に利根川から水を引き荒川に流す用水路を作り稲作・農耕地として開拓した先導者が上記写真の「井澤弥惣兵衞為永」さんです…下の記述を読むと当時、徳川幕府が財政難で見沼開拓に大きな期待を寄せてわざわざ紀州(現和歌山県)から呼び出し開拓の扇動をした井澤さんはすごい人だということがよく読み取れます
井澤さんの功績を称えるとともに見沼の歴史と自然を守る為ここに「見沼自然公園」が開園されたのが1994年(平成6年)3月31日で当時はまだ浦和市の時代です(現在はさいたま市緑区)
見沼自然公園の場所とアクセス
見沼自然公園の場所は下記の赤いピン📍マークです
1️⃣〜車で行かれる場合はナビに
①「埼玉県さいたま市緑区大字南部領辻450-1」と入力、
2️⃣〜交通機関を利用される方は
①JR大宮駅東口から国際興業バス「さいたま東営業所行き」「浦和美園駅西口行き」「浦和学院高校行き」「浦和東高校行き」「締切橋バス停」下車 徒歩約5分
②JR東浦和駅から国際興業バス「さいたま東営業所行き」「締切橋バス停」下車 徒歩約5分
③JR浦和駅東口から国際興業バス「さいたま東営業所行き」「締切橋バス停」下車 徒歩約5分
④埼玉高速鉄道浦和美園駅西口から国際興業バス「大宮駅東口行き」「締切橋バス停」下車 徒歩約5分
⑤東武野田線七里駅からコミュニティバス 「締切橋見沼自然公園バス停」下車
締切橋で下車して大宮方面に50メートル程歩くと左側に公園入り口があります、車でお越しの方は公園入り口を入り真っ直ぐ100mほど進むとT字路になり左右どちらに行かれても駐車場があります…駐車料金は無料で駐車台数は198台です、とても広い駐車場です
見沼自然公園は県道214号線沿いにあり国際興業バスで締切橋バス停で下車して大宮方面に50メートル程歩いて左側に入り口があります…グーグルアースに案内表示しましたが分かるでしょうか?…公園入り口の看板とか見当たらなかったのでこちらを参考にできたらと思います…
バス停から公園入口まで
入り口前まで行くとドーンと「見沼自然公園」の石碑が建っているのですぐわかります…もう少し道路沿いに案内板が有るとわかりやすいのですが…
では…見沼自然公園を写真と動画を満載して案内します!
「締切橋バス停から見沼自然公園入り口まで」動画で案内します
公園入り口の石碑の裏に「野田の通船掘跡」の案内板が劣化してほとんど読めません(-。-;…下の方に浦和市と書かれています(~_~;)もうすでに「さいたま市緑区」なんですけど…予算が無くて作り直せないのでしょうか(。-_-。)
この公園は地震などの際の広域避難場所にも指定されているようです、敷地も広く駐車場も広いので災害時には活躍してくれそうです(勿論そうならないように祈ります(-_-)…
公園入り口から真っ直ぐに伸びた道路を進むと突き当たりで左右に広い駐車場があります…突き当たりの先は車両進入禁止で管理事務所や東屋・休憩所がある広場に出ます、ここに自動販売機やトイレもあります、アイスの自販機もありました
公園入口から駐車場まで
「公園入り口から左右の駐車場入り口まで」動画で案内します
車で来られる方の為に駐車場の配置や全景がこの動画でよくわかると思います…ここの公園は「見沼代用水東緑」のサイクリングロードとも隣接しています…休日にはロードバイクでライドを楽しむ方たちも多く道路を横断したりします…入園の際は十分にスピードを落として歩行者や自転車に気を使いながら運転しましょう
車両進入禁止の左側に「見沼自然公園」の案内板があります…ここはとても広い公園でその割には土日でもそんなに混んで無くまた夏場の暑い時期でも木々が多く木陰の場所も多く知る人ぞ知る…「大人の自然の秘密の場所」…何度か行ってそう感じました
あまり教えたくなかったのですが…オススメの公園です
ただ車の駐車時間が朝9時から夕方5時までと短いのが残念です…午前と午後の数字が逆転すると良いんですが…
駐車場から管理棟広場まで
「駐車場入り口から管理棟広場まで」動画で案内します
ここが管理棟の立つ広場です、木々が多く自然に囲まれてとても埼玉の中心地区とは思えない素敵な場所です…写真奥は休憩所で数十人がユックリと腰を下ろすことができます…この広場にはモニュメントが点在しています、後ほどお見せします
管理棟広場の全景と竜の石碑
管理棟広場から奥の方に芝生が見えます…芝生広場ははるか奥の方まで広がっていてその先に「野鳥の池」があります、後ほど行って見ます
見沼自然公園管理棟…土曜日だったせいか管理人の気配がありませんでした…受付窓口の上の屋根もボロボロですね…さいたま市の市長さんせめて屋根ぐらいはなおしましょう…ここの右側にトイレが有ります
公園利用についての注意書きです…キチンと守ってみんなで楽しく気持ちよく使いましょう…
管理棟広場の周りにある休憩所
管理棟広場の脇に埋め込まれた石碑に貼られた公園案内板
そして管理棟広場の中心に作られたモニュメント…わかりますか?竜神様です!ここにも有りましたね!
見沼氷川公園の龍神伝説 https://enjoy-life333.com/minuma-hikawa-kouen/
昔から見沼の周辺に住む人々がいかに竜神様を大事に祀っていたか…広大な見沼の主「竜神様」…伝説が現在まで脈々と受け継がれこの地にも祀られています
そしてその竜神様を囲むように見沼の生き物達の姿が石に刻まれています…正面にいるのは見沼の代表的な鳥「サギ」です…その周りには鯉やカエル・ドジョウなどが石に掘られています…素朴で自然をテーマにした公園だということがよくわかります
こちらにもゲンゴロウ・トンボ・タムシ・フナなど石に刻まれて自然公園の名に恥じない来園者を迎えるにふさわしいモニュメントだと思います
管理棟広場から公園入り口を撮って見ましたが…入り口から200メートル位有りますね
管理棟広場から左右に遊歩道が分かれていま…こちら側が左回り時計回りの遊歩道です…木々が多いので木陰が沢山あります…これからの時期はさらに過ごしやすくなると思います
こちら側が右回り時計と反対周りの遊歩道です「野鳥の池」に行くのにもこちらからになります…
井澤弥惣兵衞為永 像 まで
どっちに行こうか迷いましたが…一休さんが好きなので真ん中の芝生の中を真っ直ぐに進みます(⌒-⌒; )…勿論!芝生は入っても大丈夫です、ただしゴルフとかは厳禁です…
そして…前方やや左になにやら…います⁈…そこを目掛けて全速前進!…
遂に彼を発見しました!公園広場中心から少し離れた場所にドーンと胸を張って見沼の自然を眺める姿…
そう!彼こそが「見沼開拓の父」
「井澤弥惣兵衞為永」氏です!
次回に続ぐ…
次回は「井澤弥惣兵衞為永」氏の銅像をのみならずこの銅像を建てるにあたって、貢献された方々の名簿も画像で紹介します
そして銅像の横に植えられた木とは?…
白い4本の太い円柱の上にあったものとは⁈…
更に「修景池」の奥の沼地にあった道とは⁈(詩のこみちを思い出します…)
自然観察園とトンボの池と野鳥の池…
見沼自然公園の奥深くに潜入します!…
後編も写真と動画をふんだんに使って公園内を案内します
どうぞ!ご期待下さい…