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脳梗塞体験者が著書《よかった脳梗塞からの回復!》を読む④~脳梗塞の後遺症を劇的に改善する!

金澤点滴療法《引用》東京エバーグリーンクリニックホームページhttps://tokyo-evergreen.jp/kanazawatenteki-kciid/
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よかった脳梗塞からの回復! part 4

あきらめないで下さい!

この療法で多くの人が救われています!

脳梗塞後遺症回復率83%!

脳血管を若返らせ血行を良くする!

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第3章~金澤点滴療法とは

よかった脳梗塞からの回復!
  • よかった脳梗塞からの回復!
  • 脳血管を若返らせ血行を良くする『金澤点滴療法』
  • 著者~金澤武道(脳血管内科医)
  • 回復率83%!あきらめないで下さいこの療法で多くの人が救われています
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倒れた人を思う頑固だって役に立つことがある

これまで金澤点滴療法による治療例そして点滴療法によるその後の効果・改善例を紹介してきましたが…

金澤先生はこの書籍を出版するにあたって点滴療法による驚異的な効果や改善例を具体的に記載することはこれみよがしに受け止められることを嫌い当初は辞めようと思ってたとのことです

しかし最後の最後まで悩んだ結果…記載することに決めた最大の理由は…

全てではないかもしれないが金澤先生が点滴療法を行った患者の30%の方が

  • 今まで動かなかった手足が動くようになり
  • 今まで出なかった言葉が出るようになり

さらに50%以上の方が

  • 症状が改善され体がスムーズに動くようになったり
  • 以前と比べて頭がすっきりするようになったり
  • 以前とは比べ物にならないくらいに体調が良くなったり

そのように回復の可能性があるのであれば患者さんや家族の方に少しでも希望を持って欲しかった…この療法によりもっと多くの人が苦労しなくても生活できるようになって欲しかった…とのことから点滴療法の治療例や改善例も記載したとのことです

金澤先生は脳梗塞などを治療する脳血管内科医になった経緯や小さい頃の脳卒中との関わりなども本書で詳しく書かれています

実は金澤先生の故郷は私と同じ青森県ですそれも津軽地方です私は東津軽郡に属する青森市出身ですが金澤先生は本書では西津軽郡とまで記載されていますたぶん私が思うには西津軽郡と言うと深浦町や岩崎村などの日本海側で漁業が盛んな地域の出身だと思います(※青森市からは100 km 以上離れており江戸時代は北前船としてとても栄えてた地域です)

青森県は昔から脳卒中で亡くなる方が全国的に見ても非常に多くその原因としてお酒を非常に飲むことや塩分などを多く含む味の濃いものが好まれるということがあります

寒い地方のためにそのような生活習慣になってしまったということです

金澤先生の祖父も脳卒中で亡くなられたとのことです村一番の漁師で丈夫な体の祖父が突然亡くなったのを間近に見てきた金澤先生は脳卒中の怖さを子供の頃から身にしみていたのだと言います祖父に限らず身近に脳卒中を患って亡くなった方は少なくはなかったとのことです(※今思えば私自身の近くにも脳卒中で亡くなられた方がたくさんいました)

金澤先生は決して裕福なご家庭に生まれたわけではないと言います父の後を継いで兄弟とともに漁師になるつもりでいたと言いますところが先生は海に出ると船酔いがひどくとっても漁師ができる状態ではなかったとのことです

幸い勉強が好きで頭が良かったので青森県1の進学校《青森高校》に入学することができたそうです

(※青森県では青森高校の生徒は全員《二宮金次郎》ではないかと言われるくらい頭が良く勉強熱心で有名でした…私は頭も悪くお金もなかったので二流の公立高校でした)

金澤先生は高校卒業後仙台や東京の有名な大学に進学したかったもののそんなことは夢のまた夢で弘前大学の医学部に進学して母親の希望(※実の父親の命を奪った脳卒中の勉強をしてほしいという思いから)でもある医師の道を目指すことにしたそうです

そんな体験をしてきた金澤先生は脳梗塞を未然に防ぐことができたり脳梗塞の後遺症で悩んでいる方が回復する姿を見てとても嬉しく思いそして今では脳卒中で亡くなった祖父もよくやったと言ってくれてるような気がするとおっしゃっています

※どうですか?シリーズを通して読んで来られた方はここまでのお話を伺って…金澤先生はもうすでに80をとうに超えていますお金のために仕事をしているとはとても考えられません…ただただ脳梗塞で困ってる人のためにそして回復して喜んでくれる人がいることで一生懸命に医療を続けられている…ということがよくわかります!

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たくさんの人が脳梗塞で亡くなった

脳梗塞の後遺症は治らないのが当たり前である程度回復すればもう十分だろうと思っていたならば金澤点滴療法はこの世に出ることはなかったでしょうと話されています

脳梗塞で苦しむ人たちを見て

『もっと何とかしたい!』

と言う先生の強い思いと飽くなき研究がこの点滴療法もたらしたとおっしゃってます

先生は脳卒中に興味を持って医者になったのですが脳卒中を理解するには血管を理解しなければならない!と悟ったそうです

一昔前までは血管はただの血液が通るだけの管と考えられていたのですが血管はようような作用を持っており脳卒中にも非常に深い関係があることがわかったそうです

前記しましたが先生はその血管と脳梗塞との関係を研究して現在の金澤点滴療法につながったとのことです

本文中には研究してわかった血管の詳細な働きや点滴療法に使われる薬剤の種類などについても詳細に記載されています専門的ではありますが誰でも理解できるように噛み砕いて解説されています是非!本書をご覧になっていただきたいものです

とにかく血管の研究に夢中になり没頭しそこから点滴療法が生み出されたと言いました

そしてこの点滴療法で使用される最も重要な薬剤が…

《プロスタグランジン》

という物質との出会いだったとのことです

プロスタグランジンは学会でも発表されるほど注目された物質で色々な所で研究・実験がされたものの構造や取り扱いが非常に難しく多くの医療機関では実用化されなかったそうです

金澤先生はとても頑固で有名(※医療界でのことだと思います患者さんにはとても優しい先生のようです)だそうです

それは絶対に諦めない徹底的に研究するという意思にもつながり《プロスタグランジン》についての研究をその後も続けていたそうです

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この治療法は誰でもできるのか

この治療法は誰でもできるのですかとよく聞かれるそうです

初めにも話しましたが治療の中心になる《プロスタグランジン》の取り扱いが非常に難しいために多くの経験を積まなければ難しいそうです

金澤先生は今まで何千人もの臨床と現在も毎月40人もの患者に点滴療法を行っているそうですそしてそれは1人1人全て効果的な薬剤の選び方やその割合も投薬の仕方も調理のレシピのように細かく決まっているとのことです

先生が初めてこの点滴療法を行ったのは大学病院を止めて民間の病院へ移ったときとのことで1998年(平成10年)のことだそうです

その時の治療は脳血管ではなく知人の弟が足が痛くて歩けないということで病院を訪れた際に検査した結果足の血管の血流が悪くそれに対してこの治療法を行なってみたとのことです

血管を拡張させ弾力性を持たせ血流を良くするこの点滴治療法を行なった結果知人の弟さんはすぐに足の痛みが消え歩けるようになったそうです

この治療を行うにあたって研究や実験を十分にしており副作用がないことも確認しており先生は自信を持って治療にあたったとのことです

そしてこの体験が脳梗塞の患者さんにもこの治療法を使ってみようという決心につながったとのことです

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点滴療法で脳全体の血流を良くする

従来の脳梗塞の後遺症に対する治療方法は脳梗塞で閉塞してしまった部分に着目した治療方法でしたがそれでは限定的な効果しか期待できませんでした

金澤点滴療法は脳血管全体の血流を良くしなおかつ狭窄している部分の血流を改善する治療方法でその結果、脳梗塞の後遺症が画期的に良くなってくると言うことです

これは脳梗塞を起こした患者を調べてみると多くのかたが脳梗塞を起こした箇所以外にも脳の血管が狭窄して血流が悪くなっているということがあります

この状態をそのままにしておくと明らかに再発を起こし重篤化する可能性があるし最悪の場合、命を落とすことにもなりかねません

金澤点滴療法はこのように脳梗塞になられて後遺症に苦しんでいる方の治療はもちろん再発防止や未病状態の人にも効果を発揮する治療方法です

また従来であれば血管が完全に詰まってしまっていたと思われるところが実は少しずつだが血が流れていたと言う診察例も少なくなかったといいますそのような箇所に点滴療法を行うと血流が大幅に改善され脳梗塞の後遺症を劇的に良くする結果にもつながっているとのことです

血管が完全に詰まっていなくても脳梗塞と同じような症状が出る場合があるので検査では確認できなくても点滴療法を行うことにより改善されることが多いということで金澤先生はそこにも着目することで治療を続けてきたとのことです

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4種類の薬剤

※薬剤など専門的な解説になるので本書をご覧のうえで確認されることをお勧めします

金澤点滴療法では主に4種類の薬剤を使用して点滴治療を行なっています

  • プロスタグランジン
  • トロンボキサン A 2酵素合成阻害剤
  • デキサメサシン
  • ラジカルスカベンジャー

以上の薬剤を使用し日常生活の指導を行うことで以下の六つの症状を改善します

  • 1~動脈血管の狭窄の治療(狭くなった動脈を広げて血流を良くする)
  • 2~血小板の凝集を抑える(動脈硬化を起こした血管は傷つきやすくそこへ血小板が集まって血栓を作るのでそれを防ぐ)
  • 3 ~LDL コレステロール· LDH (乳酸脱水素酵素)·中性脂肪· HBA1 C·UA (尿酸)のコントロール(脳梗塞を起こしやすい要因の生活習慣をかえたり薬剤を使って改善する)
  • 4~白血球の一つである好中球増多の是正(炎症を抑える)~血管壁の炎症も脳梗塞の原因になるのでこれを抑える
  • 5~ヘモグロビン低下の是正(脳梗塞を起こす人は貧血傾向にあるのでこれを生活習慣や薬剤で改善する)
  • 6~活性酸素を除去(動脈硬化の根本的な問題である酸化 LDL が発生しないようにする)

これらの症状を改善することで脳梗塞の後遺症を回復させ再発を防ぐことにつながるとのことです

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血管壁の傷に血小板が凝集するのを防ぐ

血管が劣化・老化して動脈硬化を起こし柔軟性を欠いた血管内壁に傷が付くことが脳梗塞を起こす原因の始まりと言えます

どういうことかと言うとこの傷がついたところに血小板が集まり傷を直すのですがその血小板が固まることにより血管内の通路口を狭くすることになるのです

コレステロールなどの脂質により狭くなった血管に血小板が固まりさらにドロドロの赤血球が通ることにより最悪の場合血管が詰まり脳梗塞につながるということになります

ではどうしたらよいか血管内の出血を止める血小板の働きをコントロールすることで傷口が治った時には血栓をできるだけ小さくすることがこの点滴療法の治療の特徴のひとつでもあるとのことです

その大きな役割をになっている薬が《プロスタグランジン》や《トロンボキサンA2合成酵素阻害剤》と言う薬だそうです

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変化を起こした血流を正常にする

脳梗塞の発症の原因として血小板のことについて話しましたがそれ以外にも血液や血管壁の老化や劣化によっても脳梗塞の原因になります

よく血液がサラサラは良くてドロドロは良くないとか言われますがこれは詳しく言うと赤血球などが柔軟性を欠いて硬化し血管内を自由に通れなくなるということです

要するに本来であれば風船のように柔らかいはずの赤血球がバスケットボールのように固くなり細い血管や血管内の詰まったところを通れなくなり脳梗塞につながると言ったことになるわけです

このように血液の成分が変化すると考えられているのは食生活を含む生活習慣が原因だと言われています

その4大原因とは

  • 脂っこいものが好き
  • 甘いものが好き
  • お酒が好き
  • タバコが好き

以上が血液の成分を変化させる四冠王だと先生はおっしゃっています

そしてもう一つ

  • ストレス

これも血液の変化の原因になるとのことをです

現代社会でストレスなしで生きていくということはとても難しいと思いますストレスに打ち勝つ精神力と趣味や読書などでストレスを発散できるような環境を作ることがとても大事です

※私は現在ウォーキングや写真を撮ること読書そしてこのブログ記事を書くことで心を落ち着けストレスを発散しています

先生はこれらの生活習慣以外に上記の点滴薬を併用することにより血液や血管壁の状態を少しでもよくするようにしているそうです

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収縮した血管を拡張する

特に脳梗塞を発症する環境として寒い時期にお風呂に入り血管の収縮を起こす場合や暖かい部屋から寒い屋外に出る場合などに脳梗塞を発症しやすいとお話ししてきました

このようなことがないようにお風呂に入る場合は部屋と脱衣所・風呂場の温度差をできるだけなくして急激な血圧の変動がないようにするようにすることが大事です

また暖かい室内から屋外に出る場合は首にマフラーなどを巻いてできるだけ血圧が変化しないような服装をして出かけることも大切です

ストレスが多いと血管に負担がかかる

そしてストレスによっても血管や血管壁に負担をかけるということを話してきました同時にできるだけストレスのない生活を送るためにはどうしたらよいかというお話もしてきました

そして先生はストレスの解消と併せて点滴療法で血管壁の代謝を促進させ血管を強化する治療をしています

それを行っている薬が《プロスタグランジン》で血管の収縮を緩和させ血液がスムーズに流れるようにしています

傷がついた血管の炎症を抑える

血管内壁に傷がついて炎症が起こるために血小板などが治療にあたりその際にできた血栓などにより脳梗塞の危険性が出てくるのでできるだけ血管が傷ついた時の炎症を軽くすることにより血栓など小さくすることができます

この炎症を抑える薬が《デキサンメサシン》という薬ですこの薬は切れ味鋭く…要するに多いと毒になり少ないと効き目がない…非常に扱いが難しい薬とのことです

金澤先生は点滴療法で4種類の薬を使うとお話ししました他の3種類は毎日10日間点滴薬として使用しますがこのデキサンメサシンだけは症状に合わせて使い分けなければならないそうです

そしてこのデキサンメサシンを患者さんの症状に併せてコントロールして使用することによって劇的な効果を得ることができるとのことです

炎症を抑えながら傷口を修復する必要があるので薬の投与量のさじ加減がとても大事だとのこと

※このような治療方法を行うにはかなりの経験を持っていなければできないのではないかと本書を読んで感じます

※金澤先生は何千人と言う臨床を行なってきたからこそこのような治療ができるのではないかと本書を読んで感じました

脳全体の状態を見ながら治療をする

点滴療法では血管の老化に対して血液と血管の両面からアプローチします

血液へのアプローチ

  • 血液の成分変化からくる血小板凝集を抑える薬を使って血液をサラサラにする

血管へのアプローチ

  • 血管が硬くなると内壁に傷がつきやすくなるので薬により血管を拡張させ血管を柔らかくする
  • 血管内壁に傷がついた時に血小板の凝集を防ぐために炎症を抑える薬を使用する

以上のように脳梗塞の原因である血液や血管を健康な状態に持っていくことがこれまでの金澤先生の治療方法だったとのことです

根本的に血管を元気にするには

その後さらに血管を根本的に元気にするにはどうしたらよいかを考えました

  • 脳の血管の動脈硬化を防ぐ
  • 動脈硬化によりできた狭窄部を点滴治療することにより血管が改善した

血管の代謝と酸化防止

血管の代謝と酸化防止が血管を若返らせ脳梗塞の根本的な治療になるそのことにより脳全体の血流が良くなり後遺症も低減され再発も防ぐことができる

血管の代謝を向上させると若返りにつながる

血管の代謝を悪くするもの

  • 過食
  • 運動不足
  • ストレス

血管の代謝を良くするには上記の反対で(過食をしない・適度な運動をする・ストレスを抱えない)ということになりますがこれを実行して効果が出るまでには1年も2年もかかります

脳梗塞の後遺症に苦しみながらまたはいつ起こるかわからない再発の不安を抱えながら暮らしている人たちにとっては長すぎます

血管を若返らせ代謝を良くする金澤点滴療法

金澤点滴療法はそれを4種類の薬を使い多くの場合10日間で効果が現れ脳梗塞の後遺症の改善がされるということです

健康の鍵は血管にあり

金澤先生は血管についての研究を半世紀以上も行ってきて血管は人間が健康に生きる上で重大な鍵を握っているといいます

血管には血液が身体の隅々まで運ばれるための様々な仕組みがあり研究を続けるうち血管にはこんな働きもあるこんなこともしているんだと次々と興味が湧いてきたとのことです

血管に障害が起こると脳卒中や心臓病など命にかかわる病気につながりそれを取り除くことができれば多くの患者の命を救うことにもなる

そんなことを考えながら臨床医として仕事を続けてきたとのことです

シカゴ大学留学で得たもの

血管の障害とコレステロールの関係の研究

コレステロール値が高いと動脈硬化になる可能性が高いことは当時から注目をされていたものの誰もやっていないあまり深く研究がされていなかった血管の障害とコレステロールに関する研究を行うことに魅力を感じると共に荒地を開墾する気持ちでのめり込んでいき

その後シカゴ大学に留学するにあたって自信を持って留学したものの自分よりも遥かに優秀な学者が大勢いることをを重い知らされ自分が井の中の蛙であったことを大いに反省し謙虚になり研究に没頭する日々が続き

世界の一流の学者と一緒に研究することにより《なぜ動脈硬化は起こるのか》自分なりの考え方を構築することができたとのことです

帰国後は留学での経験が大いに役立ちコレステロールと血管の関係について独自理論を展開してまわりにも注目され

留学時代の著名な教授らを招いて弘前大学で国際学会を2度も開催することもできシカゴ時代の経験と勉強が点滴療法の開発にとても役立ったとのことです

LDLコレステロールは悪玉ではない

血管とコレステロールの関係について長年研究してきた金澤先生は LDLコレステロールは悪者ではないと言います

コレステロールは人間が健康に生きるための重要な物質

コレステロールは細胞膜や角膜といった生体膜ビタミンでステロイドホルモンなどを作る原料で人間が健康に生きる上でとても重要な物質とのことです

  • コレステロール値が低ければいいというものではない
  • あまりに低い人は生命力が低下している危険性がある
  • 生きる気力がなくなる場合もある

コレステロールはある意味元気の素だと金澤先生はおっしゃいます

体を酸化させ病気の原因となる活性酸素

LDLコレステロールが悪者でないのであれば何が悪者なのかお話しします

結論から言うと血管に害を与えているのは酸化 LDL コレステロール略して酸化 LDLとのことです

酸化とは鉄が錆びるように細胞も錆びる劣化するということです人間の体は酸素を取ることによりエネルギーを発生させますが余った酸素は劣化を促進させますこれを活性酸素と言います

この活性酸素が細胞とくっつくと細胞が劣化し動脈硬化などを起こします

しかし適量の活性酸素は白血球の武器として体内に侵入してきた細菌やウイルスを退治してくれます

活性酸素は人間の体の至る所で役にも立っているので一概に悪いとも言えない人間の体の微妙な仕組なのだそうです

酸化した LDLコレステロールが脳梗塞の原因に

活性酸素が体内に過剰にあると病気の原因になります活性酸素は呼吸によって身体に取り入れられ作られるばかりではなく私たちの毎日の生活の中からもたくさん発生しているとのことです

活性酸素が体内に大量に発生する原因

  • 化学添加物の多い食べ物の摂取
  • 多量の紫外線を浴びること
  • 激しいスポーツのしすぎ
  • ストレス過多

LDLコレステロールも過剰な活性酸素よって酸化 LDL になります

酸化LDLになると免疫細胞が異物と認識して攻撃して食べてしまいます

酸化LDLがあまりにも多いと免疫細胞も食べきれず肥大化して血管内にへばり付いて通路を狭くします

酸化した細胞が血管壁にへばりつくと血管壁に傷が付きやすくもなります

このようなことから血管内が狭くなったり血栓ができやすくなり脳梗塞の危険が増します

活性酸素を無毒化すると血管は元気になる

点滴療法では活性酸素を無毒化する《ラジカルスカベンジャー》という薬を使うことで

  • 活性酸素が作られるのを抑制する
  • 活性酸素が作られてもそれを補足し排除する
  • 活性酸素を減らすことにより酸化 LDL も作られなくなる

ラジカルスカベンジャーを10日間点滴することで過剰な活性酸素を除去し最適な活性酸素の体にする

そのことで酸化した血管を健康な血管に戻しその後に血管自らが活性酸素を除去する働きを取り戻す

自然治癒力の呼び水にする狙いなのだそうです

薬を使っての治療と合わせ大事なことは日頃から活性酸素が出来にくい生活をすることで…

  • 化学添加物を含んだ食べ物を食べない
  • 農薬を使っていない食品を食べる
  • 空気のいいところで生活する
  • ストレスを上手に発散する
  • 抗酸化物質(酸化を防ぐ物質)のビタミン c やビタミン e ・ポリフェノールを多く含んだ食品を食べる

根本的に血管を元気にするには活性酸素対策は欠かせないとのこと

金澤先生はこの点滴療法は老化した血管を若返らせる治療法でもあるといいますなぜ血管が老化するのかそのメカニズムを研究してその逆をやれば良いのではないかと考えて薬剤を組み合わせて初めたそうです

そしてそれが間違いでなかったのはたくさんの脳梗塞の後遺症で苦しんでいた方たちが点滴療法により驚異的に改善されたことが証明してくれていると言います

脳には無限の可能性がある

多くの脳梗塞の患者さんを見てきても脳にはまだまだ科学では解明できない力があると金澤先生さんはいます

1度死んでしまった脳細胞は蘇らない点滴療法でも治ることはないしかし点滴療法により今まで動かなかった手足が動いたり出なかった言葉が出るようになったりする

これは点滴療法により脳全体の血流が良くなることにより壊死した脳細胞の役割を他の脳細胞がかわりに行っているとしか考えられない

目が見えない人は耳がよく聞こえるようになったり皮膚感覚が敏感になったりすると言いますそれと同じことが起こっているのではないかとのことです

金澤先生は評論家の栗本慎一郎さんが脳梗塞で左手が動かない状態の時に鏡を使って左手が動くようになったという話もされています科学では説明のつかないこともあることを認識したといいます

金澤点滴療法の具体的な手順

金澤点滴療法の具体的な検査治療手順は

  • まず最初に MRA と MRIの検査(30分ほどかかります)
  • 検査で狭窄が見つかれば10日間の入院治療
  • 入院中は午前と午後に1時間ほどの点滴
  • それ以外の時間はご自分の仕事・読書など院内で自由に過ごせるとのこと
  • 10日間の治療が終わった時点で再度 MRA と MRI 検査を行い効果を確認します

決して難しい治療ではないので安心して来院してくださいとのことです本書で紹介した症例は専門家である金澤先生でも驚く事ばかりだそうです決して諦めることなく希望を持って来院してくださいとのことです

   

東京エバーグリーンクリニック

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次回予告

最後までお読みいただきありがとうございました

次回の記事も楽しみにお待ちください

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