よかった脳梗塞からの回復! part 3
あきらめないで下さい!
この療法で多くの人が救われています!
脳梗塞後遺症回復率83%!
脳血管を若返らせ血行を良くする!
《金澤点滴療法》とは?!
第2章~回復した人達
83%の人が何らかの効果を体感している
前回は脳梗塞の後遺症が劇的に回復したKさんの例をご紹介しました
忘れられない言葉
K さんの奥さんは脳梗塞の後遺症やリハビリと介護に追われまた脳梗塞が再発したらどうしようと言う不安にも襲われて地獄のようでしたとお話しされました
それほど脳梗塞にかかると大変だということですそしてそれを多くの方に知ってもらうために『地獄という言葉を強調してほしい』とまで言われました
金澤先生はその K さんの奥さんの言葉を今でも忘れられないそうです…
考え方を180度転換
脳梗塞を患ったKさんの後遺症が金澤点滴療法によって劇的に改善されたことにより金澤先生はそれまでの考え方…
(※脳梗塞による後遺症を金澤点滴療法によって劇的に改善する方法は難しいという今までの考え方)
…を180度転換することになったそうです
何度も言いますが詰まってしまった血管やその先にある脳の壊死してしまった細胞は元に戻ることはないのですが金澤点滴療法によって脳全体の血流が良くなることにより他の脳細胞が壊死してしまった脳細胞の変わりをしているのではないかと言うことです
脳梗塞を患い重い後遺症を負ったKさんがこの金澤点滴療法により劇的に回復したことによりKさんと同じように脳梗塞の後遺症がある他の患者の治療にも本格的に使用を開始したのです
脳梗塞を発症し後遺症がある人にこの金澤点滴療法を始めた結果全ての人ではありませんが後遺症によって損なわれた体の機能が回復する人が続出し…
【後遺症が改善され】
- 字が書けない人が書けるようになったり
- 上がらない手が上がるようになったり
- 足が動かない人がゆっくり歩けるようになったり
- 話せなかった人が片言話せるようになったり
- めまいやふらつきがなくなったり
- まっすぐ歩けるようになったり
- 手で物をつかめるようになったり
- 顔を洗えるようになったり
- 歯を磨けるようになったり
- ETC…
…健常者であれば大して改善されていないというかもしれませんが…
今までどんなリハビリや治療を行っても改善されなかった体の変化がこの金澤点滴療法によって改善されたということは脳梗塞により後遺症を患ってしまったものにしてみれば驚異的なことなのです
ほんの少しでも脳梗塞の後遺症が改善されて体に良い変化が起こるということは脳梗塞を発症して後遺症に苦しむ人にとっては希望であり
『よしこれからもまた頑張るぞ!』
と気持ちも前向きになり生きる勇気が湧いてくるのです
そして金澤点滴療法のもうひとつの利点・特徴は何と言っても
【再発を防止できる!】
ということです
これは脳梗塞の後遺症を持って再発を心配しながら生きていかなければならなかった人たちにとってはこの上ない朗報であって誰もが治療したいと思うのです
ではこの金澤点滴療法の治療例を見ていきましょう
脳内血管の狭窄の改善症例
本書籍の画像を貼り付けることは色々な意味でできないので金澤先生が医療を行っている【東京エバーグリーンクリニック】のホームページから画像を何点か引用して脳血管が狭窄している画像や正常な脳血管の画像を参考にします
脳の血管が狭くなるというのは以下のような画像を見てお分かりになると思いますこれが脳梗塞の未病状態で前兆としてめまいやふらつき立ちくらみなどが症状として現れます
金澤点滴療法はこのような脳梗塞の未病状態の治療のみならず脳梗塞で重い後遺症を患ってしまった人たちに対しても脳内の血管の血流を良くすることにより脳梗塞の後遺症の劇的な改善を実現しています
脳の血管の正常な画像
- 血流も良く狭窄も見受けられない脳内の血管
- ※狭窄とは脳の血管内が血栓などにより狭くなり血流が悪くなっている部分
脳の血管内に狭窄のある画像
- 脳内血管の画像です
- 赤丸の部分が血管内が細くなり狭窄が進行してる部分です
- 狭窄が進行すると血流が止まり脳梗塞を発症します
- その先の脳細胞に酸素や栄養が行かなくなることにより細胞が壊死して体の一部の機能が停止して後遺症が発生します
- この狭窄した部分が金澤点滴療法により改善され血流が良くなります
※本書では症例1から症例8まですべて治療前と治療後のMRI や MRA などの写真が添付されていますがここでは添付することができないので省いて文字のみで内容をご紹介します
※文字のみでも脳梗塞の後遺症が劇的に改善されたということが十分に伝わると思うような内容です
治療前と治療後のMRIや MRA の写真を見比べてご覧になりたい方は本書をお手に取ることをお勧めします
- よかった脳梗塞からの回復!
- 回復率83%!
- 諦めないで下さい!
- この療法で多くの人が救われています
- 脳血管を若返らせ血行を良くする
- 金澤点滴療法
- 著者~金澤武道( 脳血管内科医)
- 発行元〜風雲社
- 医療法人社団春恵会〜東京エバーグリーンクリニック
- https://tokyo-evergreen.jp/kanazawatenteki-kciid/
症例1~手足のしびれ・歩行困難が良くなった
最初の症例は72歳の男性 A さんの場合です
A さんは脳の左視床の部分で梗塞を起こしこの部分は自律神経やホルモン分泌に関係があり臭覚を除いた感覚を伝える場所だそうです
Aさんの症状は
A さんの症状は最初に両手にしびれを感じるようになり徐々に右手にそれを強く感じるようになってきていくつもの病院を回りリハビリの施設でも治療や指導を受けたそうです
しかし症状はなかなか良くならず良くなるどころか徐々に歩行が上手に出来なくなってきたとのことです
そして脱力感も出てきてこのままではもっと悪くなるということでいい治療法はないかと必死にインターネットや書籍でいろいろ探してこの金澤点滴療法を見つけたとのことです
脳梗塞を発症してから3年して金澤先生を訪ねてきたときも金澤点滴療法の信憑性についても半信半疑で全面的には信用していなかったそうです
来院した時の A さんは右足を引きずってほとんどあげることができませんでした杖をついてやっと歩いてるという状態で付き添っていた奥さんもとても辛そうでした
検査の結果 A さんの脳梗塞は左視床だけではなくて脳血管のあちらこちらに狭窄が見つかりこのままだとまた発作を起こして今度は寝たきりになるか最悪の場合は命を落とす危険性もあります
さらに後大脳動脈が狭くなっていてこれが詰まると視野障害が起こることがあるとのことです
本人は気づいてなかったのかもしれないのですが視野が狭くなったり視力が低下したりしていたのかもしれません
A さんは金沢先生の説明を聞いてすぐに10日間の入院をして点滴療法を開始しました
それまで3年間色々な治療を受けても良くならなかった A さんはこの点滴療法についてもあまり良くなるとは期待していなかったようです
それもしょうがないことですと金沢先生はいます
今までいろいろな治療を行ってきたものの思うような効果が上がらずすべて期待を裏切られてきた者からすればそう簡単に信用できるなどとは思わないでしょう
金沢先生は治療を開始する前に患者さんに
- 検査結果やデータをもとに丁寧に説得力のある説明をするそうです
- さらに口先だけではなくできるだけ早く効果を出すように治療を開始するそうです
Aさん点滴療法の結果は
Aさんの場合すぐに変化が出たそうです
- ほとんど動かなかった右手が自由に動くようになった
- 杖をついてやっと歩いていたのが杖なしでスムーズに歩けるようになった
- 上がらなかった右足が上がるようになったのです
- 入院前の脱力感や無力感がなくなり生きる希望が湧いてきた
まだ多少の違和感は残っているものの以前とは比べ物にならないぐらい体調が良くなり仕事にも復帰すると言い出すほど気力も充実してきたとのことです
人間には心の持ち方と深い関係がある自然治癒力もありますこれだけの気力が出てくると自然治癒力と合わせてますます元気になる可能性が出てきます
金澤点滴療法によって人間が本来持っている自然治癒力にもスイッチが入ったのでしょうと金澤先生はおっしゃっています
症例2~言葉が出るようになり手も上がるようになった
症例2は64歳・男性 Bさんの場合です
Bさんは2013年に左側頭部に梗塞を起こしたそうです左側の側頭部が損傷を受けると言葉が出にくくなり人の話を理解しづらくなり表情もでなくなるとのことです
B さんもまた倒れてから2年間あちこちの病院で治療やリハビリを受けたのですが思うような効果が現れずにリハビリもきつく精神的にもかなりまいっていた状態で金沢先生の処を訪ねたとのことです
2013年に左側頭部に梗塞を起こし左側の側頭部が損傷を受けると言葉が出にくくなります人の話してることが理解しづらくなります
倒れてからの2年間 B さんもまたいくつもの病院で治療やリハビリを受けたとのことですしかし思うように効果が出ずリハビリもきついということで精神的にかなり参っている様子だったとのことです
脳の症状を司る部分にも損傷を受けていたということでBさんは鉄仮面のように笑顔などなく言葉もうまく出ない状態だったので付き添っていた奥さんが今までの治療や症状について説明してくれたそうです
Bさんの症状は
金澤先生を訪ねてきたときの B さんの状況は…
- 右の手足に軽度の麻痺があること
- 歩行がうまくできずよくつまずく
- 左手は真上まで上がるのだが右手は肩までしかあげられない
- 体の脱力感が強くて実際の年齢よりも十歳以上も衰えて見える
金澤先生はBさんや脳梗塞を起こした人のこのような状況を見聞きして自分の50代の頃を思い出すそうです
大学病院で医療に従事していた頃、誰もが間違いなく自分が教授に慣れると思っていたものが決選投票にまで持ち込まれわずか一票の差で教授になることができなかったそうです
そのことにより自分自身が教授になれないばかりか周りの応援してくれた後輩や仲間たちも出世ができないなどの影響が降りかかり彼らの未来をも奪ってしまったと言う思いが強くなりいたたまれない気持ちと居場所を失い最後には大学病院を去って民間の医療機関に医師として務めることになったそうです
あの頃の自分は脳梗塞になって将来に希望をなくし家族や周りに迷惑をかけて罪悪感を持っている患者さんと同じ状態だったのではないかと…
ですから金澤先生は脳梗塞を発症し後遺症を起こした人の気持ちが本当によく理解でき何とかしてあげたいと思うそうです
そのことを思うと教授選で挫折を味わい現在このように臨床医として患者さんの近くで話を伺いながら患者さんの気持ちも推察しながら診断ができます
これは臨床医としてとても大切なことだと金澤先生はいます…そして教授選で挫折したことが医師としては人生に大きくプラスに働いていると言います
元気のない B さんを見て自分の過去と重ね合わせなんとか回復してほしい笑顔を見せて欲しいと思い診察を開始したとのことです
診察検査の結果 B さんの中大脳動脈と後脳動脈に12個の狭窄が見られ12個というのは非常に多い数で中大脳動脈は脳梗塞の起こりやすい血管で脳梗塞をおこす60から70%はこの血管が詰まるとのことです
中大脳動脈が詰まると麻痺・知覚麻痺・視力障害などが起こるとのことつまり再発への赤信号が灯っている状態なのです
B さんの症状は脳梗塞が原因なのですが狭窄が12個もあるのですから脳内の血流が妨げられて体の変調をきたしている可能性もあります
狭窄を取ることで再発を防ぐことはもちろん症状もかなり良くなるはずです
このような症状には金澤点滴療法が最も効果を発揮する治療方法だそうです
Bさんの点滴療法の結果は
そして点滴療法を十日間行いその後に検査をすると12個もあった狭窄がなんと4個にまで減っていたとのことです
症状の変化はすぐに現れたそうです…
- 言葉が楽に出るようになった
- 時々笑顔を見せるようになった
- 歩行障害は少し残っているものの本人は大分楽に歩けるようになったと言っている
- 脱力感はほとんどなくなり正気が戻ってきた
- 右手も頭の上まで上がるようになった
健常者であれば大して変わってないと言われるかもしれませんが脳梗塞を発症し後遺症を持ったものにしてみれば今まで何をやっても改善できなかった症状がこの点滴療法によりこれだけ変わることができたことがこの後の自分や家族の人生にどれだけ貢献してくれているかよく理解できます
脳梗塞の後遺症とはこれからも付き合っていかなければならないかもしれません
それでもこれまでと違いBさんの笑顔も増えてくると同時にそれを見て奥さんも笑顔で暮らすことができるようになるのではとのことです
症例3~左半身の付随・視力低下からの回復
さて次は68歳の男性 C さんの症例です C さんは2012年に脳梗塞のため左半身不随となったとのことです
Cさんの頭部のMRI・MRA の画像を見ると後頭葉に小さな梗塞があり右中大脳動脈と後大脳動脈の血流がとても悪くなっているとのことです
左半身麻痺は右中大脳動脈のつまりが原因で視力の障害は後頭葉が関係していると思われます
後頭葉は視覚情報を処理している場所でここに異常が起きると
- 物が見えなかったり
- 物が重なって見えたり
- 立体感がなくなって見えたり
- 視界に入ったものが何かを判断できなかったり
- 目の前に顔見知りの人がいてもその人の姿形がはっきりと見えているのに誰だか分からない
などの障害が出ます
C さんも2015年頃から視力が悪くなり眼科で眼底検査などをしましたが悪いところはないと言われ結局は脳梗塞の後遺症や脳の血流が悪いことはによる障害だということが後になってわかったとのことです
Cさんは倒れてから4年あまり経っていて他の脳梗塞の後遺症を持っている方と同じようにあちこちの病院へ行ったそうです
しかし脳梗塞の後遺症である症状は改善されずリハビリを続けても良い結果は出なかったそうです時間もかなり経ってるのでCさんの奥さんも半分諦め気味でCさん自身も横でしょんぼり話を聞いていたそうです
かつてはバリバリ仕事をしていた人であっても一旦病気になると気力体力を失い弱気になってしまうものですCさんもきっとその一人なのでしょう
金澤先生は医師の仕事は医術を持って病気を治すのももちろんなのですが C さんのように気力体力を失ってしまった患者に対して精神的にもエネルギーを注ぎ込む仕事なのだといっています
いよいよC さんの診察と検査が始まります
Cさんの症状は
- 歩行障害があり左足を引きずりながら歩いている
- 杖がないと転んでしまう
- 視力も悪く本を読むのが好きだったのですがとても読める状態ではない
- 視力が悪く字を書くことができない
- 視力が悪く文字認識もできない
多発性脳虚血で脳内の血管のあらゆる場所で血流が悪くなっている状態で金澤先生によるとこのような場合、金澤点滴療法により脳の狭窄している部分の血流が良くなれば症状がかなり改善されるとのことです
Cさんの点滴療法の結果
そして10日間の点滴療法を行った結果、脳血管内の狭窄部の血流が良くなり脳梗塞の後遺症の症状もかなり改善されだそうです
- 視力が少し回復した
- 完全ではないまでも文字が書けるようになった
- 物が立体的に見えるようになった
- 歩行障害がなくなり足を引きずるようなことがなくなった
- 脱力感もなくなり体も気力も充実してきた
※脳梗塞を経験されていない方は分からないと思いますが手足の麻痺や言語障害なども大変な後遺症なのですが…
全く気力が出ない程の脱力感・無気力感
というのがどうしようもないほどつらい症状になります
※外に出て歩きたいとか仕事に行きたいとか思ってもそれさえもできないほど動けない状態になります(脳の障害による後遺症のひとつです)
Cさんは当初、金澤先生を訪ねた頃はもうこれ以上はよくならないだろうと半分諦めた気持ちでそれでもなお一途の望みをかけて来院されたのでしょう
そして金澤点滴療法の甲斐もあって C さんの脳梗塞の後遺症は改善の方向へと進みました…
本人も家族ももうこれ以上は良くならないと諦めていた物が良くなったことにより
- もっとよくなりたい!
という前向きな気持ちになりそこから
- もっと良くなるに違いない!
という希望が出てきたといいます
『真剣にリハビリをやって、もっと改善できればと願っています』
と力強い言葉を残して退院して行かれたとのことです
症例4~左半身の麻痺と歩行困難が改善した
次は女性の症例ですが83歳の高齢のDさんの場合です
高齢ですがとても元気に暮らしておられた方で脳梗塞が起こったのは2016年5月16日で朝、目が覚めて起きると急に左手と左足が動かなくなり言葉も出づらくなっていたとのことです
※私も同じでした朝起きて上下肢の動きがおかしいことに気づいてその後すぐに 病院に向かい後に脳梗塞と診断されました
Dさんの症状
Dさんの場合、すぐに近くの病院へ連れて行き検査の結果、右側の側頭部に梗塞が起こっていたようでその後いくつかの病院で治療を受けたものの左足に麻痺が残ったとのことです
左足を引きずらないと歩けなくなりその後リハビリも行ったとの事ですがあまり効果は出なかったそうです
知り合いの方から金澤先生の点滴療法のことを聞いて訪ねてきたそうです
おばあちゃんは脳梗塞になってからも決してもうダメだとあきらめなかったそうです、効果はなかったと言っていますが高齢にもかかわらずリハビリを一生懸命やってきたから寝たきりにはならなかったのでしょう
Dさんの診察と検査を開始してみると脳梗塞を起こしているところ以外にも前中大脳動脈に虚血(※血の流れの悪い箇所)が見られ脳の血管の重要な動脈の血流が悪くなっているところがあり金澤先生が言われるにはこれが良くなると脳梗塞の後遺症もかなり良くなる可能性があるとのことです
Dさんの点滴療法の結果は
以上を踏まえて10日間の点滴療法を行った結果…
金澤先生も驚くくらいに前中大脳動脈の虚血が少なくなり血流がとても良くなったとのことですそのことにより
- 左足の動きがだいぶ楽になり
- 言葉もいい感じで出るようになり
もともとおしゃべり好きな方だったようで話をすることが楽しくなったようです
金沢先生も高齢なのですがこのような結果を見ると及ばずながら今後も精一杯脳梗塞の後遺症で悩んでいる方の手助けになればと考えているとのことです
ちょっと一息『脳梗塞の体験者として思うに…』
※ここまで脳梗塞の後遺症脳の改善例をご覧頂いて何かお気づきになることはございません…皆、年齢が入っている方の改善例です
※70~80代の方でも症状が改善されてるのをご覧になると若い方で40~50代またはそれ以下の年代で脳梗塞になられて後遺症で苦しんでいる方はこの金澤点滴療法を行うことによってもっともっと効果がはっきりと出てくるのではないかと私は思っています
ご興味のある方は是非!金澤先生にご相談されてみてはいかがでしょうか
読者の皆さんへ『この記事を書くにあたって…』
※なおこの記事を書くにあたって上記の企業や関係者から私本人が報酬をいただいているというようなことは一切ございません!
※私自身が脳梗塞の後遺症で悩んでいる中で色々な情報を書籍やインターネットを使って調べ上げていますその中で特に気になったものを当ブログの記事として皆さんに紹介しているものです
※皆さんの中でもし脳梗塞の後遺症の改善に有効な治療やリハビリなどがございましたら当ブログの連絡先からメールをいただければと思います有益な情報に関しては読者の皆様と共有したいと考えています
症例5~治療後スタスタ歩けるようになった
ではまた本文に戻って後半の症例を見ていきましょう
症例5は72歳の男性のEさんの場合です
Eさんは2012年に風呂場でふらついて布団に入った後に起きられなくなったとのことです(お風呂場で既に脳梗塞を発症していたのでしょう)特に冬場にお風呂に入る時は注意が必要です温度差によって血圧が上がったり下がったりするからです急激な温度差によりヒートショックが起こり脳梗塞発症の危険が非常に高いからです
冬場にお風呂に入る時は脱衣場も浴室も十分に温め温度差を少なくする工夫をして入るのはもちろん血圧が上がったり血管が拡張したりする原因になるアルコールは飲んだら絶対に入浴しないようにしてください
また寒い時期は熱めのお湯に入りたいと思われるかもしれませんがこれもヒートショックの影響があるのでお湯の温度も40度以下のぬるめに設定して血管にできるだけ負担がかからないようなお湯の温度設定を行うことが大事ですそしてあまり長い間お湯につかっているのも血圧が下がりすぎるために良くないとされています
お風呂場でふらついていた時はすでにEさんは脳梗塞を発症していたのでしょうその後起きられなくなって救急車で搬送され即緊急入院となったそうです
Eさんの症状は
2ヶ月の入院生活の中で治療とリハビリを受けたものの脳梗塞の後遺症が左半身に残り左足を引きずりながらやっと歩くと言う状態だったのです
当初はこれで済んで良かったと自分を慰めていたものの時間が経つにつれて体がだんだんと重くなって動くのも億劫になりこのままだとますます動けなくなるのではと思いEさんは何か良い治療法がないものかと必死に探して金澤先生の点滴療法をして来院されたそうです
Eさんは左半身のまひがとても辛そうでした麻痺してる感覚というものはというのは何とも言えない不快な感覚で歯の治療で麻酔をかけられているような感じの状態に似ています
※私の場合は腕の麻痺を例にとってあげると正常に動かない右手を荷物のように常に肩からぶら下げて歩いているような状態です
またEさんの場合はお茶を飲んでも顔の麻痺で口からよだれのように垂れることもあったそうですそんな状態が何年も続いたのですどんなに大変だったかと金澤先生は気遣われています
検査の結果、右中大脳動脈の1部に血管の閉塞と脳血管に4カ所の狭窄が見つかり早速と日間の点滴療法を開始したとのことです
Eさんの点滴治療後は
金澤点滴療法の治療後に再び検査をすると4ヶ所あった狭窄部がきれいに消えていたのと閉塞していたと思ってた右中第脳動脈の血流も良くなっていて画像を見ると金澤先生もびっくりするほど改善して痛そうです
治療後の症状は嬉しい位に回復し治療前と歩き方が変わったそうです
- 驚くほど足の動きが良くなった
- 治療前はヨタヨタと歩いていたのが治療後はふらつくこともなくスタスタ歩けるようになった
- 1人で外出できるくらい元気になった
- 脱力感も取れてきた
- 前向きな気持ちが出てきた
まだ左半身の麻痺は少し残っているものの以前とは比べ物にならないくらい良くなったと本人は喜んでいるとのことです
症例6~弱っていた腕力が元に戻った・歩行も楽になった
次の症例は72歳の男性 Fさんです Fさんは脳梗塞を発症してから二日後に来院したそうです
金澤先生もここで改めてもう一度言っています脳梗塞を起こしたらすぐに救急車を呼んで治療を受ける事が大事だと
- Fフェイス~顔の片側が歪んでないか
- Aアー厶~手に力が入るか・手が重くないか
- Sスピーチ~ろれつが回らない・言葉が出るか
- Tタイム~いつ症状が出たか・時間との戦い
F さんもしばらくすれば症状が治るだろうと思って二日間も麻痺した状態でいたのでしょうしかし脳梗塞を起こすと6時間くらいで脳の神経細胞が死んでしまいますこれは現在、脳の治療されている医師たちの共通認識だそうです
金澤先生は大学病院時代200羽以上のウサギを使って脳梗塞の研究をされたそうですそのうさぎの犠牲の上に脳梗塞の研究がされて現在の金澤先生の医療に役立っているとのことです本書ではうさぎを使った実験についても詳しく記載されています
さて Fさんは発症して既に2日も経っていますもうとっくに死んでしまった細胞は元に戻すことはできません後はいかに後遺症を軽くするかです
Fさんの診察の結果
- 腕力が弱くなって物を掴んで持っていると知らない間に落としてしまう
- 右半身の脱力感がある
- 右足がうま動かず歩くのに難儀していました
そしてMRA の検査の結果
- 血管の狭窄が6箇所見つかった
- 左右大脳動脈に4個
- 左後大脳動脈に2個
- さらに右中大脳動脈の血流が悪くなっている
このまま放置しておくと間違いなく脳梗塞を再発するということで十日間の点滴療法を開始したとのことです
金澤点滴療法をした結果
- 6個あった血管の狭窄が3個に減った
- 大脳動脈の血流も改善された
このことによりFさんの症状は劇的に改善され
- 全身に力が入るようになった
- 腕力も戻ってきた
- 右足を引きずることもほとんどなくなった
- とても歩きやすくなった
- 右半身の麻痺も完全ではないがとても良くなった
Fさんは体の不自由さが激減し本人も家族も驚くほど毎日の負担が軽くなったととても喜んでいたとのことです
※ここでもう一度確認しておきますが…本記事内には脳梗塞を発症したときのMRIやMRAの写真は添付していませんが…著書《よかった脳梗塞からの回復!》には金沢先生が治療した当時の写真が症例ごとに全て添付されています非常に興味深い資料になると思いますのでぜひ関心のある方は本書を手に取っていただくことをお勧めします
症例7~顔の歪みが戻り左手が動くようになった
次の症例は七十歳の女性でGさんの場合ですGさんの脳梗塞発症の症状が出たのは2016年5月17日の夕方だったそうです
発症時のGさんの症状は
- 手にした物を落とすようになった
- 徐々に左半身に力が入らなくなった
- おかしいなおかしいなと思ってるうちに歩けなくなった
大変なことが起こったとすぐに救急車を呼び病院に行ったそうですところが脳梗塞と思われる症状が出ているにも関わらず到着した救急病院の対応が悪くMRI の検査は明日になると言われ CT の検査も行われずその日は自宅へ返されたそうです
※どのような事情があったかわからないということですが救急病院と言う慌ただしい状態の中でこのように一度自宅に返すということはあってはならないことだと思いますどうしてもと言うのであればあらゆる方法を使って他の病院に移送する方法を考えるべきです
GさんやGさんの家族は不安の中で一晩を過ごされたのでしょう
来院時Gさんはかなりの重症だった
翌日Gさんは救急病院ではなくもっとしっかりと診察してくれるところはないかと金澤先生の病院を訪れたそうです来院した当初は脳梗塞の後遺症がかなりひどく
- 口が右側に引っ張られて顔が歪んでいた
- 左手はほとんど動かなかった
- 手を握ることができなかった
- 歩くことも全くできなかった
検査の結果は
すぐに検査を開始したそうです…検査の結果
- 右視床に梗塞
- 中大脳動脈に4個の狭窄
- 後大脳動脈に2個の狭窄
が見つかり直ちに入院してすぐに点滴療法を開始したそうです
※金澤先生はここで点滴療法に使う薬剤《ラジカルスカベンジャー》と脳内の酸素との関係についても詳しく説明しています詳細は本書をご覧になってください
Gさんの点滴療法の結果は
10日間の金澤点滴療法が終わりました…さて!Gさんの症状はどうなったでしょうか⁉
Gさんの表情は別人と思えるほど明るくなり表情も大幅に改善したとのことです
- ほとんど動かなかった左手が動かせるようになった
- ものを握れるようになった
- 足の動きが良くなった
- 車椅子がないと動けなかったのが自分の足で歩けるようになった
- 検査の時に6箇所あった狭窄部分が1箇所に減少していました
狭窄部分が改善すれば脳内の血流が良くなりそのことにより体の働きが活性化し症状が改善したのでしょうと金澤先生はいっています
またGさんの治療経過を見て脳梗塞と診断された人でももしかしたら血管が完全に詰まっているのではなく検査ではわからない程度に血流がある人も少なくないのではないかと言うことです
そのような場合にも点滴療法によって回復させることができるのではと考えているとのことです
現段階では断言できないもののその可能性も十分に考えられるとのことです
金澤先生が思う人体と医学の関係
金澤先生は言われます…
『人体というものは本当に不思議です…医学が発達したとはいえ解明できないことは山ほどあります…ですから医者にもう治療法はありません…治りません…と言われても諦める必要はありません…人体は医者の知識や経験を越えて自分を直そうとしてくれるのです…』
症例8~うつ病・うつ状態がなくなり気力が出て歩くのも楽になった
今回ご紹介する最後の症例は68歳の男性の場合です
Hさんは2010年に右頭頂葉の血管の詰まりから脳梗塞と診断されたそうです
頭頂葉の細胞が壊死すると人によって…
- 感覚が鈍感になる
- 痛みがあってもどこが痛いのかわからない
- 痛みなのか熱なのか何なのか振動なのかそれも分かりづらくなる
- 左右がわからなくなる
- 計算や絵を描くことができなくなる
Hさんの点滴療法前の症状
H さんはリハビリでゴルフに行けるぐらい回復したものの…
- 身体全体に違和感があり
- 物忘れも多くなってきたそうです
- 順番やスコアを間違えたり周りに迷惑をかけてしまう
- 左側に少しだけ麻痺が見られそのぶん歩くのも不自由
- 意欲が衰退して鬱状態になっていた
そんな中でも今の症状をなんとかしたいと言う思いで金澤先生を訪ねてきたのでしょうHさんは来院した時も暗い表情で金澤先生の治療に対してもどこか不安で疑いを持っていたような感じだったとのことです
検査をしてみると頭頂葉の脳梗塞以外にも
- 右中大脳動脈の血流が悪くなっていた
- 左後大脳動脈に狭窄が6個あった
上記が改善されれば脳梗塞の後遺症もかなり良くなると言うことで点滴治療を開始したとのことです
何日かしてHさんに…
『気分はどうですか?』
と聞くとにっこりと笑って…
『とても気分が爽快です!こんなの何年ぶりでしょう』
翌日また金沢先生が気分を聞いてみると…
『歩くのがとても楽になりました』
と大きな声で話されました、しびれがなくなってきたのかしっかりした歩き方をしていました
Hさんの点滴療法後の症状
さて最終的に10日間の点滴療法がおわってHさんの脳血管の症状はどうなったでしょうか?
検査をすると…狭窄は4個に減っていました2個減っただけでこれだけ大きな効果をもたらすことを点滴療法はこの症例で教えてくれこのような積み重ねがこの治療法への自信を深めてくれるとのことです
Hさんはその後もういちど金澤先生のところで点滴療法を行ったそうです…するとさらに狭窄が2個へって症状もさらに回復したそうです
点滴療法の大きな可能性
金澤先生は8人の症例を紹介した後でこの点滴療法によって大きな可能性があると言われています
それは脳梗塞を起こしてから古い人で6年前、他にも4年から3年前、前回紹介したKさん至っては20年も前に脳梗塞を起こして後遺症に苦しんでいた人たちです
このような人たちがこの点滴療法によって劇的に改善したと言うことです
従来であればこのような人たちはリハビリを続けて後遺症の進行を少しでも遅らせそして回復は少しずつと言う状態でした
なぜ何年も経ってからこのように後遺症が点滴療法によって改善されるのか金澤先生は科学的に説明でき無いとのことです
しかしこれまでの治療経験などをまとめると点滴療法で血管の狭窄が改善され脳内の血流が良くなりそのことで後遺症が回復するのではないかと考えているとのことです
金澤先生はこれまでの症例をチェックしなおして気づいたことがあるといます今回紹介した8例はすべて脳梗塞と診断されて金澤先生のところに来られた人たちだそうです
今までも説明しているように一旦脳梗塞が起こってしまうとその先の脳細胞は壊死して元に戻る事はありませんこのことについては金沢先生も否定できないと言ってます
そのように考えられているにもかかわらず脳梗塞を起こした人の後遺症が改善されてると言う理由には脳梗塞と診断されても完全に血管が閉じてしまっているわけではなく検査では見つからない程度の血流がまだ残っているのではないかと言うことです
また脳内の至るところに狭窄がある多発性狭窄も血流が非常に悪くなりそういう状態もまた脳梗塞と同じような症状が出て検査をすると血流が止まっているのではないかと思うような時もあるそうです
ところが少しでも血流があることによってこの金澤点滴療法により血流がさらに改善されその他の脳内の血流も良くなり劇的な後遺症の改善が見られるのではないかとの事です
このことは脳梗塞の後遺症は治らないと諦めて暮らしていた人たちにもしも完全に血管が詰まってないのであれば脳内の血流が悪くなっているだけなのであれば後遺症が劇的に改善される可能性があることを教えてくれています
血管が完全に詰まっている場合
詰まってしまった血管はどうしようもありませんその先の壊死した脳細胞も治すことはできません
しかし金澤点滴療法により脳全体の血流が良くなることにより脳梗塞の後遺症が改善される可能性がありますそのことにより後遺症の症状が残るかもしれませんが生活や行動の質は大幅に変わるとのことです
血管が完全に詰まっていない場合
血管が完全に詰まっていなければ点滴療法は非常に期待が持てる治療法だと先生はおっしゃいます
改善例として…
- 不自由だった手足が動き出したり
- でなかった言葉が出るようになる
以上のような治療結果を何件も積み重ねてきていると同時にこれからも金澤点滴療法について研究をすすめ学会での発表をしたいと考えているとのことです
そして金澤先生は《点滴療法》が画期的な脳梗塞の治療方法になるのではないかとワクワクしているそうです
脳梗塞を起こしてもう何年も経つから治らないと諦めるのではなく…
- 手が上がらない人は上がるようになることを期待し
- 足がうまく運べない人は歩けることをイメージし
- 言葉が出ない人は片言でもいいから話せるように
と諦めるのではなくてよくなると希望を持つだけでも症状は回復に結びつくと
脳梗塞の後遺症や再発を恐れて日々生活している方に一人でもこの治療法を体験していただきたい
そして点滴療法により少しでも良い方向に向かわれることを願っていると同時にこの治療治療法をさらに進化させて広めていくのが自分の役割と金澤先生はおっしゃっています
次回予告~よかった脳梗塞からの回復!part 4
私は人に何かをお願いする時にはその人の持っている知識や技術ももちろん大事ですがそれ以上にその人の人柄や考え方・生き方を重視します
今回、脳梗塞の治療に関する記事を連載していますが金澤武道と言う先生の人柄・生き方にも注目して記事を書いています
次回はいよいよ金澤点滴療法の核心に迫っていきます!
第3章~金澤点滴療法とは
- 倒れた人を思う頑固だって役に立つことがある
- たくさんの人が脳梗塞で亡くなった
- この治療法は誰でもできるのか
- 点滴療法で脳全体の血流を良くする
- 4種類の薬剤
- 血管壁の傷に血小板が凝集するのを防ぐ
- 変化を起こした血流を正常にする
- 収縮した血管を拡張する
- ストレスが多いと血管に負担がかかる
- 傷がついた血管の炎症を抑える
- 脳全体の状態を見ながら治療をする
- 血管の代謝を向上させと若返りにつながる
- 健康の鍵は血管にあり
- シカゴ大学留学で得たもの
- ldlコレステロールは悪玉ではない
- 体を酸化させ病気の原因となる活性酸素
- 酸化した ldlコレステロールが脳梗塞の原因に
- 活性酸素を無毒化すると血管は元気になる
- 脳には無限の可能性がある
以上の見出しでお送りいたします
最後までお読みいただきありがとうございました
次回の記事も楽しみにお待ちください