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脳梗塞体験者が著書《よかった脳梗塞からの回復!》を読む①~脳梗塞の発症・再発を防ぐ!画期的な治療法とは

よかった脳梗塞からの回復!著者〜金澤武道
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よかった脳梗塞からの回復!Part1

脳梗塞発症や再発を防ぐ!金澤点滴療法とは⁈

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はじめに

今回は一般にあまり知られていない《金澤点滴療法》と言う脳梗塞発症や再発を未然に防ぐ有効な治療法をご紹介します

私も近いうちに金澤先生に連絡を取りお話を伺いたいと思っています

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非常に高い脳梗塞の発症率と再発率

脳梗塞の発症率は10万人のうち160人、再発率は非常に高く1年以内で10人のうち1人、5年以内では10人のうち3~4人、10年以内では10人のうち5人が再発すると言われている非常に怖い病気のひとつです

※日本の脳卒中発症率(引用~日本生活習慣病予防協会)

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脳梗塞の再発率(引用~大塚製薬)

脳梗塞の再発予防|大塚製薬
脳卒中は高齢になるにつれ増える病気で、一度発症した患者さんは再発しやすいといわれています。再発を繰り返すことで症状が重症化する疾患です。脳卒中の病態や治療、再発...続く

しかし今の医療体制では脳梗塞の発症や再発を防ぐための[未病治療]は行われておらず根本的に脳梗塞などの病気を未然に防ぐ治療は投薬以外に行われていないというのが現状です

※未病治療とは病気になる一歩手前の症状である《めまいやふらつき》などを治療することにより大きな病気を予防する治療

※病院で受診しても年だからとか天気が悪いとかそんな時もあるよとかで済ませてしまい病気として扱ってもらえないような症状

今までも別な記事に記載してきましたが各々が…

  • 食事に気を付け
  • 適度な運動を行い
  • ストレスを抱えない

というのが脳梗塞の発症や再発を予防するための治療方法とも言うべきものでした

もちろん脳梗塞を発症した人に対しては病院を退院した後も1月に1度の通院と薬による再発を予防するという医療は続けられますが薬による再発予防とは血液の流れを良くしたりコレステロール値をコントロールするための投薬が主な目的であって脳梗塞発症や再発の根本的な最も大きな原因である脳の血管自体を良くすると言う処置はまだ一般的に確立されていないようです

脳梗塞などの脳卒中は《脳血管障害》と言われ脳内の血管が固くなったり弱くなったり細くなったりして起こる病気ですですから脳梗塞を起こさない再発させないためには根本的な予防方法として脳の血管を改善するということが一番大事になってきます

脳の血管自体を良くするというのは…

  • 血管を若返らせる
  • 血管に柔軟性を持たせる
  • 血管を強く丈夫にする
  • 血管内に血栓ができないようにする
  • 血栓ができた場合にはできるだけ速やかに血栓を取り除く

ということです

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脳血管を蘇らせる金澤点滴療法とは

この脳の血管を改善し血流を良くし脳梗塞の予防や再発防止に大きな効果を上げている治療方法があるということをたまたま手にとった一冊の本を読んで初めて知りました!

その治療方法が脳梗塞の発症や再発を予防する《金澤点滴療法》です

よかった脳梗塞からの回復!
  • よかった脳梗塞からの回復!
  • 脳血管を若返らせ血行を良くする『金澤点滴療法』
  • 著者~金澤武道(脳血管内科医)
  • 回復率83%!あきらめないで下さいこの療法で多くの人が救われています

この著書【よかった脳梗塞からの回復!】を非常に興味深く読みました

一般的に医療関係の本と言うと…ともすれば専門的な内容になりがちで一般の人にはわかりにくいことが書かれているのではと心配しましたがそんな事は全くなく誰もが理解できる内容でわかりやすく最後までとても興味深く読むことができました

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金澤点滴療法の効果は

早速ですがこの金澤点滴療法とは一体どんなものなのかどんな治療方法なのかを簡単に本書の記載内容から説明させていただきます

金澤点滴療法とは年齢や食生活・動脈硬化・狭窄(血管の中が血栓などで狭くなること)などで劣化した脳の血管を4種類の薬剤を点滴により血管内に流し込むことにより…

  • 血管内をきれいにし
  • 血管を広げ
  • 血管に柔軟性を持たせ
  • 血管を若返らせ
  • 血流を良くする

…治療方法です

脳梗塞などで詰まってしまった血管を元に戻すこともその先にある壊死した脳細胞が元に戻ることもありませんがこの金澤点滴療法によって脳全体の血流が良くなり後遺症として麻痺した体の機能が点滴治療を受けた83%の人に動かなかった手足が動いたり出なかった言葉が出るようになったなどの効果が表れていると言うことです

人間の体は不思議です…

壊死した細胞は元に戻らないかもしれませんが脳全体の血流が良くなったことにより機能を果たさなくなった細胞の代わりを脳全体でサポートし機能するようになったと言うことなのでしょう

では本書の内容を目次に沿って少しご紹介しましょう

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脳梗塞でもあきらめなくていい

一般に脳梗塞の後遺症は治らないものと言われていてこの本の著者である脳循環器内科医の金澤先生も以前はそのように思っていたようです

金澤点滴療法は当初は血管内の血流が悪くなったり血管がコレステロールなどの蓄積で狭くなって脳卒中の前兆らしきめまいやしびれなどの未病状態を改善し脳梗塞を含む脳血管障害を未然に防ぐために行っていたとの事です

未病とはめまいやしびれなど病気とは言えないものの後に大きな病気につながる可能性のある身体の変調

しかし脳梗塞になる前に治せる患者だけではありません多くの方が脳梗塞の前兆はあったとしてもすぐに治療を受けなかったり受けることができずに血管が詰まって病床に伏すことになってしまいます

命は助かったとしても後遺症で手足が不自由になったり中には寝たきりになる方もいて元の状態に戻れる人はごく少数で精神的に苦しんで生きる希望をうしなう方も多くいられるとのこと

家族や周りの人も大変ではじめは命が助かってよかったと喜んでいたにもかかわらず後遺症を持っての生活は本人はもちろん家族にとっても大変な重労働になりますそのようなことも金澤先生は現場で見聞きしてきたのでした

Kさんとの出会い

そんな中で脳梗塞になる前の未病状態の治療だけではなく脳梗塞で後遺症に苦しむ患者の治療を始めようと思ったきっかけはKさんとの出会いだったそうです

Kさんは20年も前に脳梗塞を発症し重い後遺症を背負った中でリハビリなどを行ってきたものの思ったようにはよくなっていないとの事でした

Kさんは治る可能性があれば何でもやってみたいと奥さんとともに金澤先生を訪ねて強い意思でお願いしたそうです

その思いに負けて金澤先生は…

「ではやってみましょう!」

と言うことで《金澤点滴療法》を行ったところKさんの脳梗塞による後遺症が劇的に改善されてこの療法を開発した金澤先生でさえ驚くべき結果であったとのことです

前記したように金澤点滴療法は細くなった血管を広げて元に戻すと言う治療法です少しでも血流があれば回復の可能性がある治療法なのですが完全に詰まってしまった血管は元に戻すことはできません

ですからKさんのように血管が詰まってしまっている場合は当時の考え方では効果はあまり期待できないはずでした…

しかし今はなぜ良い結果が出たのかよくわかるといいますそのことを次回の続編でご説明します

金澤先生は2020年時点で83歳と言う年齢でもうすでに現役をリタイヤしても良い年齢になっているのですが現場で嬉しいことが起きれば…

「まだ続けるぞ!」

「もっとたくさんの患者さんの役にたつぞ!」

と意欲が湧きあがってくるとのことです

金澤先生が今チャレンジしていることが2つあるとのことです脳血管障害で倒れ後遺症で苦しんでいる人が…

  • 少しでも機能を回復させることができないだろうか
  • 再発することで寝たきりになったり命を失う方が多いので何とか再発を防げないだろうか

『脳梗塞を起こしてしまった人が後遺症を少しでも改善し再発を恐れずにこれからの人生を希望を持って楽しく生きられるようになればどんなに素晴らしいことでしょう』と話されています

またこの金澤点滴療法は脳梗塞以外の脳血管障害(脳出血・くも膜下出血)についてもまだ症例が少ないとの事ですが機能や後遺症が回復する可能性は十分にあると金澤先生は言っています

この治療方法は脳以外の血管も若返らせることができるので脳血管障害以外にも血管が原因で起こっている病気であれば一定の効果を期待できるとも言われています

しかし残念ながらこの治療を受けられるのは現在は金澤先生の所だけでたった1人だけと言う事だそうですできれば若い医師にこの治療方法を引き継いでもらいたいとのことです

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金澤点滴療法〜連絡先

また金澤点滴療法に興味を持たれそうな医師がおられましたら連絡してくださいとのことです以下に連絡先を記載しておきますが… 2017年に東京都足立区にある東和病院に10年以上も勤められて現在は東和病院をお辞めになられて2020年4月に東京都八重洲に開院されたようです

インターネットで調べた程度でまだ私自身が直接アポイントを取って確認していないので興味のある方はご自身でいちど確認されることを望みます

東京エバーグリーンクリニック

《金澤点滴療法》

ページが見つかりませんでした | Tokyo Evergreen Clinic
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《風雲社》山平社長との出会い

ところで金澤先生がこの著書『よかった脳梗塞からの回復!』を出版するきっかけとなったのが出版元である風雲社の山平松生社長との出会いだったそうです

山平社長は以前から金澤先生の本を読んでおりまた金澤点滴療法を受けた知り合いに話を聞いて金澤先生の治療に興味を示し自分でも早速、金澤先生を訪ねMRIとMRAの検査をしたそうです

その結果、少しではあるが脳に狭窄が見られこのままではいつか脳梗塞を起こす危険性があると言うことで治療を進めたところ仕事が忙しくて入院する事はできないが一回だけ点滴をしてまた時々点滴を受けに来院するようにと伝えたのとのことです

その時に山平さんから…

『脳梗塞になる前の治療は分かりましたでも脳梗塞を起こした後はどうするのですか』

『たくさんの人が悩んでいるのにリハビリしかないのですか他にも回復の手立ては無いのですか』

と強い口調で言われたそうです…実は山平社長の周りにも脳梗塞の後遺症で苦しんでいる方や家族の方が多くいられたのです

『何とか脳卒中を起こした人にも希望の光を届けられないだろうか』と山平さんは切実と金澤先生に訴えかけたそうです

金澤先生はそんな山平さんの真剣に訴える姿を見て自分でも何とかしなければと言う気持ちが強くなり山平さんが帰った後、脳梗塞の後遺症を抱える患者さんのカルテやMRI・ MRAの写真を再度入念に調べ始めたそうです

そしてこのことが脳梗塞の後遺症に苦しむ人たちのための治療を始めるきっかけとなり《金澤点滴療法》が始まり『これはいける!』とめどが立ってきたこともあって本にまとめ出版することになったそうです

山平社長はその後、金澤先生のところに10日間の入院をして本格的な治療を受けたそうです、治療後の脳の血管は狭窄も大幅に改善されたそうです

脳梗塞になったら『もうだめだ…とあきらめないでください!打つ手はあります!』そんな思いで金澤先生はこの本を書いたとおっしゃっています

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次回予告

…よかった脳梗塞からの回復!次回は…『第一章〜倒れてもあきらめない!』をお送りします

…一部あらまし…

最初に少し紹介した50代の働き盛りの時期に脳梗塞を発症しその後、後遺症で20年も苦しみ続けたKさんがどのようにして金澤点滴療法で後遺症が改善され趣味の射撃もできるようになりそして射撃の腕前も元のように戻ったのかを読み進めていきます

またそれ以外にも90代のおばあちゃんの金澤点滴療法による治療例や高血圧の70代の女性の治療例も紹介されており今までまっすぐ歩けなかったものが歩けるようになったりめまいやふらつきが取れてとてもスムーズに歩くことができるようになったと言う症例もご紹介します

最後までお読みいただきありがとうございました

ではまた次回もお楽しみに

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