【体験談】脳梗塞からの生還①〜それは…突然だった…
はじめに
今回この記事を書くにあたって入院中にお世話になった、SK病院のT先生はじめリハビリ療法士や看護・介護などに当たっていただいたスタッフ一同に心から感謝いたします
「本当にありがとうございました!無事、社会復帰に向けて退院することができました。」
…脳梗塞(のうこうそく)が発症して数週間の間は病床のベッドに横たわり今後の人生に対して、あきらめと絶望の気持ちが頭をよぎるなかで治療が続けられました
24時間、1度も外すことがなく続けられる何種類もの点滴治療を2週間ほど経て脳梗塞の進行が止まり症状が安定して初めてリハビリ病棟に移り社会復帰に向けたリハビリ療法が始まります
今回経験した脳梗塞と言う病気とはどんな病気なのか発症してしまった場合にどんな治療が行われるのかそして社会復帰に向けてどのようなリハビリ療法が行われるのか…
不幸にも脳梗塞と言う病気を発症してしまった筆者が緊急入院から退院までの2ヶ月半に及ぶ病院内での赤裸々な日々の出来事をひとりの脳梗塞体験者として書き綴っていきます
この記事を読むことにより脳梗塞の予兆、日々の生活で気をつけなければいけないことなども公的機関である厚生労働省のホームページの資料なども参考にして解説します
またこの記事を執筆するにあたり音声入力を基本として記事を作成しています、1部、誤字・脱字があるかもしれませんがご理解のほどよろしくお願いいたします
※脳梗塞とは
脳梗塞はよく言われる脳卒中(脳血管障害)の病気の1つで脳卒中には脳梗塞のほかに脳出血・くも膜下出血などがあります
脳梗塞になりやすい最大の原因は高血圧そして糖尿病・脂質異常症(中性脂肪や悪玉コレステロールの異常)の3つです
私の場合は今回の脳梗塞を発症させる原因となったのが高血圧と脂質異常の2つの原因により脳血管内の血液が固まり付近の脳細胞が働かなくなったものです
脳梗塞などの脳卒中の原因や症状についてもっと詳しく知りたい方は以下に厚生労働省のホームページのリンク先を貼っておきますので参考にされてください
眼科予約受診日に突然、右半身に異変が…
世間では新型コロナウィルスが猛威をふるい日本全国を恐怖に陥れている時でした…
連休を迎えている人も多いであろう、5月の初旬、朝晩の寒さも感じなくなり1年で最も過ごしやすい時期の早朝に突然右半身に異変が起こりました…
朝6時ごろ目が覚めベッドから起き上がろうと右手に力を入れると力が入らない…寝ぼけているのかと思いさらに力を入れると右足も力が十分に入らずやっとの思いでベッドに腰掛けることができました
当日はSK病院の眼科の受診を予約している日でもありどうしても病院に行かなくてはいけない日でした、何とか用意をして友達に送ってもらい病院にたどり着くことができました
急遽、脳神経内科に受診
眼科で受診待ちをしているときに看護師に右半身の異常を話し眼科の担当医に確認したところ、眼科の診療より右半身の異常の方が大事だと言うことで脳神経内科に急遽、受診することになりました
車椅子に乗り移動した先の脳神経内科の担当医は問診と私の体の症状を見て一瞬にして脳卒中ではないかと診断しすぐに検査が始まりました
頭部MRI画像
頭の中、脳内を検査するMRI検査室に移動して検査したのが左下の画像です
左の画像は上部が顔面で下部が後頭部です、画像は足の方から写したものです
向かって右側(左脳)中央、丸い白い部分が脳梗塞により働きを失った部分です
これにより体の右半身に麻痺が生じます、処置が早かったので大きな麻痺にはなりませんでしたが、処置が遅れると死にもつながる怖い病気です
脳神経内科から救急外来へ
脳神経内科での処置や検査が一通り終わると今度は救急外来に移されました、通常であれば救急車で搬送されて救急外来に来るのが少し順序が入れ替わった状態です
救急外来では今までの病気の問診や右半身以外に体に異常きたしていることがないかの確認、また家族や何かあった場合の連絡先等の確認を行いその間に内科病棟の準備をしているようです
救急外来のベッドに横たわっている間に点滴が始まり、30分ほど過ぎた頃に内科病棟に移ることになり車椅子で病棟に向かいました
救急外来から内科病棟へ
内科病棟に移ってからは異常のない左腕に二股になった点滴の針を4本も刺され、24時間・2週間近くにも及ぶ数種類の点滴治療が始まりました
内科病棟に移ってからも脳梗塞の症状は点滴治療をしているにもかかわらず少しずつ進行して行き、10日ほど経った頃にやっと症状が安定してきました
内科病棟での2週間近くは何をするにも看護師の助けを必要とし大変お世話になりました、24時間通して病院内で最も忙しい病棟だったのではないでしょうか
病名「アテローム血栓性脳梗塞」
内科病棟に移ってから担当医に初めて正確な病名を教えてもらえました
- 病名「アテローム血栓性脳梗塞」
- 症状「右上下肢脱力」
- 治療計画「内服、点滴などを必要に応じて行います、リハビリを行います」
- 検査内容「必要に応じて血液検査画像検査などを行います」
- 主治医以外の担当者名「看護師・医療相談員、薬剤師・管理栄養士・リハビリ・事務」以上の人たちがチームとなって1人の患者の担当になります
2週間ほどして脳梗塞の症状が安定してくるといよいよ回復期リハビリテーション病棟に移ることになります
回復期リハビリテーション病棟では2ヶ月以上にも及ぶ社会復帰に向けたリハビリが土日も関係なく専門の療法士と1対1で接して毎日行われます
また内科病棟と同じように回復期リハビリテーション病棟でも患者1人に担当医師を含めて看護師や介護士・薬剤師・リハビリ療法士・社会福祉士・栄養士・事務などの担当者がチームとなって患者の入院中から退院した後まで社会生活に困らないように相談やフォローをしてくれます
さて入院しながら2ヶ月にもわたってリハビリする「回復期リハビリテーション病棟」では一体どのようなことが行われるのでしょうか専門家によるリハビリの内容、病院内での生活をできるだけ細かく皆さんに紹介していきたいと思います
回復期リハビリ病棟ってどんなところ?
- どんな人たちが働いているの?
- どのように1日を過ごしているの
- 療法士ってどんな人たち
- 柔道整体師と何が違うの
- 家屋調査って何
- 社会復帰に向けたリハビリ内容とは
- 退院してからもリハビリは続く
- 社会生活をしながらのリハビリが1番
- 最後は個々人のあきらめない努力
続きは、ただいま執筆中…
追記事はこのページに書き足していきます
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