
脳梗塞体験者が著書《よかった脳梗塞からの回復!》を読む⑦【最終回】命を見つめて
脳血管を若返らせる!
脳の血行を良くする!
脳梗塞の後遺症が劇的回復!
諦めないで下さい!
多くの人が救われています!
脳梗塞回復率83%!
脳梗塞体験談『脳梗塞からの復活…』最終回~命を見つめて
『よかった脳梗塞からの回復! 』 第1回目から読み進めて解説してきましたがいよいよ今回が最終回となります
本書を最後まで熟読して思うことは…
金澤先生は人々を不幸のどん底に陥れる脳梗塞という病気をとても憎みこの病気と戦争をするんだ!というような強い意気込みで治療にあたっておられる姿が行間から伺うことができます
最終章で金澤先生は点滴療法についてのまとめとこれまで続けてきた脳梗塞の治療(血管と血液に関する研究と治療も含め)についての思いも綴っています
戦略として薬剤を使うことがポイント
後遺症により一生不自由な生活をしなければならない事態に陥ることにもなりかねない脳梗塞…
高齢者はちろん若いからといって大丈夫とも言い切れない脳梗塞…
脳梗塞という病気はわずか数ミリ・数ミクロンの血管がつまるだけで神経細胞が壊死して死にも至り命が助かったとしても人体の運動機能や精神機能に障害を残しかねない不治の病とされる脳梗塞…
脳梗塞に対してこのように弱い立場の人間はあまりにも儚く悲しいと先生はおっしゃいます
そしてその弱い人間の命を守るのが私たち医師の使命だと言い切ります
患者さんの苦しみや家族の現状を目の当たりに見て何とかしなければならないその思いから臨床の現場でも頑張ってきたと力強く本書に書かれています
※最終章では脳梗塞の患者の現状などについてもとても感情的に書かれています金澤先生が真に患者に寄り添った医療をされて来られたということがよくよくわかります(そのことについては各人本書をご覧になり確認いただければと思います)
そしてその思いからたどり着いたのが金澤点滴療法なのだと…
点滴療法をするにあたって弘前大学での基礎研究がとても役に立ったとのことで血管の構造やコレステロールなどの脳梗塞を起こす原因となる根本的なところから研究したことと数多くある治療薬の特徴を丁寧に調べ上げて戦略的に使用することで点滴療法にたどり着いたと言います
金澤点滴療法の概要
そしてこの金澤点滴療法の概要をまとめると…
- 4種類の薬剤を戦略的に使用し
- 血管と血液にアプローチし
- 6つの症状を改善し
- 脳全体の血管を広げ
- 脳全体の血流を良くし
- 血管と血液を若返らせ
- 脳梗塞の後遺症を劇的に改善し再発を防止する
治療方法なのです
脳梗塞で倒れた人がなぜこの点滴療法で回復するのか科学的にはまだ説明できないと言います
これらの一つ一つを解明して学会で報告し多くの医療関係者に脳梗塞を改善する方法というものがあるのだということを知っていただき点滴療法をさらに進化させ多くの患者を回復に向かわせなければならないと思っているとのことです
臨床現場で点滴療法は確実な結果を出していて副作用もなく多くの患者さんが回復され元気に退院されていきます
本書を通して脳梗塞の後遺症で苦しんでいる患者さんや家族の方が肉体的にも精神的にも少しでも楽になるように望んでいるとのことです

点滴療法で全身の血管のメンテナンスをする
本書は脳梗塞についての内容を書かれていますが先生は脳梗塞以外の脳血管の病気(脳出血・くも膜下出血)についても点滴療法は有効なのかと聞かれると言います
データが不十分なので何とも言えないが理屈から言えば血管を若返らせるということは色々な病気に有効なのではないかと考えているとのことです
そして脳梗塞以外でも症状が改善した症例を二つほど取り上げています
認知症が改善した
一つ目は認知症が改善した患者の症例です認知症には三大認知症と言われる
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 脳血管性認知症
があって点滴療法が有効なのはこの中で脳血管性認知症(脳細胞に栄養や酸素が行かなくなる病気)だとのことです
認知症のあった70代の男性が脳梗塞発作で病院に搬送されたもののさらに認知症もひどくなり自分の息子さえも分からなくなったとのことです
その後の治療で点滴療法を行うことにより脳血管の狭窄がなくなると同時に後遺症もなく認知症までが良くなったとのことです
認知症の原因が脳内血管の障害によるものであれば点滴療法により認知症が改善する可能性があるとのことです
肺の病気が改善した
もう一例は肺の病気です
61歳の男性で肺線維症(肺組織が線維化してガス交換ができず息苦しくなる病気)と診断された患者です

肺線維症は多くの場合肺血管に血栓が見られ数十メートル歩くだけで息切れや動悸を起こすので点滴療法により血栓を改善する治療をしたところ…
2 km の距離を歩いても呼吸困難や動悸もなかったとのことです
脳梗塞と同じで壊死した細胞は回復しないものの点滴療法で肺全体の血流が良くなったことにより肺の機能が向上したのではないかとのことです
その他目が良くなった耳がよく聞こえるようになったと言った方はたくさんいるとの事
金澤先生はこのことから点滴療法によって全身の血管のメンテナンスができるのではないかと考えているとのことです
- 脳梗塞
- 肺線維症
- 心筋梗塞
- 不整脈
- その他の血管・血液の病気
を点滴療法で後遺症を軽減させることができるのではと考えているとのことです
先生の今後のテーマはこれらのデータを取りきちんと科学的に証明していくことだと言います
初心を忘れるべからず
よく言われることが…先生ぐらいの年代になると現役を離れ悠々自適の生活をされている方も多い中で金澤先生はなぜこんなにも頑張れるのかその問に…
先生を勇気づけた宮本武蔵の生き方
若い頃に読んだ吉川英治作の『宮本武蔵』が影響しているという
『武蔵のように生きたい!』
学生時代にこの小説を読んで感動しそのように思ったそうです
武蔵のように生きるとはどのように生きる事なのかそれについては金澤先生の著書『よかった脳梗塞からの回復!』本編をご覧になって下さい

そこに金澤先生の生き方の答えが示されています
※ 私はこの部分を本編で読み金澤先生が医師としての使命感と人間としての責任感を強く持っている人だということを確信しました
私が尊敬する二宮金次郎と金澤先生
余談ですが私が尊敬する人物は…
二宮金次郎です
ご存知の方も多いと思います小学校の校庭の片隅に『薪を背負って本を読みながら歩いている少年の銅像』があったと思います貧乏だけれども勉強熱心で賢い少年だった…多くの方がご存知の二宮金次郎と言う人物についてはその程度だと思います
二宮金次郎の銅像は二宮金次郎自身のほんの1部しか表していないのです…彼が行った業績は壮大です!何千人何万人…いや!それ以上の人々を飢餓や貧困から救った人物です
富豪の農家に生まれた二宮金次郎は幼い頃から論語や大学と言う書物を読み賢い少年として育ったものの14歳で両親をなくし生家も取られ弟妹とも別れ丁稚奉公をすることになったのです
幼い頃から賢かった二宮金次郎は丁稚奉公しながら必死に頑張って20歳を過ぎた頃に生まれた家と土地を取り戻し昔のように富農にまで上り詰めたのでした
しかし彼はこれで満足しなかったのです
良識のある武士階級からも信頼を得ていた二宮金次郎
彼の本当の活躍はここから始まるのです
当時日本中を襲った飢餓から農民や多くの民衆を救った人物が二宮金次郎なのです
そしてその時に関東1円の農村地帯の村を回り弱い立場の農民に寄り添い生きる勇気を与え稲作技術を伝えそして年貢の取り立てが厳しかった当時の武士階級や自分と同じ富農の立場の人たちに対しては分度(収支に合った生き方をすること)をわきまえて生きることを解いたのでした
弱い立場の人々に寄り添い損得を考えず外圧も恐れず信念を貫く…
私は金澤先生が現在の《二宮金次郎》のように思われます
※二宮金次郎の詳しい人物像については改めて記事にしたいと思っています
自分は何故?医師になったのか…
若い頃シカゴ大学に留学されてくじけそうになった際にも『宮本武蔵』の英語版の書籍に出会い先生を力強く支えてくれ励ましてくれたそうです
その時に改めて思い出した言葉が…
《初心を忘れるべからず》
自分は何のために医者になったのか《武蔵》と照らし合わせて改めて自分自身に問いかけてみたとのことです
そして今後も《宮本武蔵の精神》で一歩でも前へ出て頑張りたいとのことです
最悪だと思った出来事が役に立つ
『点滴療法は金澤先生が大学の教授選で敗れて一般の病院に移ったからこそ誕生した』
大学病院では命が助かればよしとし後は民間の病院に任せてしまうそのように医療業界では棲み分けができているという
民間の病院に移り臨床医として脳梗塞の重い後遺症をもった患者に日々接し患者の苦痛や家族の苦悩を身にしみてわかっていたからこそ脳梗塞という病気を何とかしたいという強い気持ちから点滴療法が誕生したと言います
人間万事塞翁が馬…
【人間万事塞翁が馬】
※簡潔に要約すると「禍い(不幸)や福(幸福)は予測ができないものだ」との意味
災い転じて福となす…
【災い転じて福と成す】
※自分に降りかかった禍を利用して人生を好転させる事
この二つの《ことわざ》はいま現在私にも起こっています
不幸にして脳梗塞になり後遺症を患い辛い不自由な生活をしていますがその反面で脳梗塞になったことにより脳梗塞患者でなければ知り得ない知識、経験できない特別な体験をすることができ 人生を好転させることができるような経験を今現在もしています
その詳しい内容に関しては後々ブログ記事でお話出来ればと思います
金澤先生は大学病院での教授選での出来事についても著書でかなり詳しく書かれていますその件に関しては 先生の著書『 よかった脳梗塞からの回復 !』をご覧になっていただけたらと思います
人生どん底に陷ってもポジティブな気持ちをもち諦めることなく前に突き進む
著書《よかった脳梗塞からの回復 !》の中で金澤先生が言われた言葉の中で最も私の心の中に染みこんだ言葉が以下の言葉です
『日々様々な出来事が起こるが…これはきっと次の良いことのために起こっているのだろうと思っています…』
脳梗塞の患者と患者の家族の苦痛と苦悩を何とかしたいという思いから生みだされた金澤点滴療法
大々的な広報活動はしていないというものの先生の著書や脳梗塞を起こして点滴療法で元気になられた方が啓蒙活動することにより徐々にではあるが点滴療法について世間に知られるようになってきたと言います
- おかげさまで倒れずに済んだよ
- 楽になれたよ
と周りから感謝されているとのことです
脳梗塞の未病状態の可能性がある立ちくらみ・めまい ・歩行時のふらつきなどに日々苦しんでいる人、私を含め脳梗塞の後遺症で苦しんで再発を恐れながら生活している人が少しでも改善できるように金澤点滴療法を広めていければと思います
先生も皆さんの協力を得ながら脳梗塞で倒れる人を少しでもへらし倒れてしまった人は後遺症が改善できるようさらには再発を起こさせないようこれからも努力を続けていきたいと綴っています
あとがき
ちょっとでもよくなると暮らしが変わる
最後に金澤先生はこの点滴療法は魔法の治療方法ではないと言います
今までと同じようにバンバン仕事をこなせるとか走り回れるようになるとかはできないものの…少しでも脳梗塞の後遺症が改善されることにより生活や心のモチベーションは大きく変わってくると言っています
脳血管の狭窄を改善して血流を良くすることにより
- 頭がすっきりするようになった
- 上がらなかった手が上がるようになった
- 杖を つかないと転んでしまう人が杖なしで歩けるようになった
- 立ちくらみやめまいがなくなった
- 歩行中のふらつきがなくなった
- 言葉が話せるようになった
- 文字が書けるようになった
- etc…
私もそうですが(※10月20日1回目点滴療法実施済み) 点滴療法を行った多くの患者さんが先生も含めて本人も思っていた以上の回復力を実感しています
今回脳梗塞の後遺症の点滴療法でご紹介されている人たちは割と年配の方が多く それでも体に明らかな効果が現れています
若い方で脳梗塞の後遺症や再発に悩まれている方はもっと顕著に金澤点滴療法の治療効果が現れるのではないでしょうか是非一度先生にご相談されてみてはいかがでしょうか
最後に金澤先生は著書で…
『脳梗塞で倒れ不自由な身体を抱えて苦しみながら生きておられる患者さんやご家族の一助となれば誠に幸いです』
『皆様のご健康をお祈りしています』
との言葉を書き綴っています
金澤武道( 脳血管内科医) 経歴
日本エヴァグリーンクリニックホームページから

著書出版時経歴
- 1937年~青森県生まれ
- 1967年~弘前大学大学院医学研究科卒業
- 1979年~弘前大学医学部内科学助教授
- 81~82年~米国シカゴ大学院病理生化学、主に細胞分子生化学を研究していたゴッドフェリーsheetz 教授の下に留学
- 86~87年~米国シカゴ大学( 二度目の留学)
- 88~2011年~医療法人《村上病院》院長
- 2007年~国際未病科学センター所長
- 2012~14年~医療法人社団耕潤会《ハートフルふじしろ病院》院長
- 2014年~医療法人大坪会《東和病院》にて脳血管内科医として現在に至る(※著書出版時)
- ※現在は東京八重洲にある《日本エバーグリーンクリニック》にて金澤点滴療法を行っています
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本動脈硬化学会評議員
- 日本老年病学会評議員
- 日本脳卒中学会評議員
- 日本未病システム学会理事
- 日本血圧学会
- 日本フリーラジカル学会
- ※研究テーマは動脈硬化の成因特に酸化 LDL と脳梗塞の原因と治療
- 診療研究のモットーは挑戦・改革・初心
まとめ
連載7回と言う長期の記事 にお付き合い頂いて有難うございます
金澤先生の著書《よかった脳梗塞からの回復!》の読書レビューいかがでしたか
この記事を書いた時点で私は1回目の金澤点滴療法を受けてきました…
経過はとても良好です
1クルー5回…あと4回受ける予定ですまた経過報告します! そして最後の結果が楽しみです!
コメント欄は設置していませんが問い合わせフォームからのメールに関してはできるだけ返信したいと思っています
ご質問等ございましたらお気軽に連絡ください
また次回の記事でお会いしましょう
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