1944年2月以降には連合国軍の爆撃機が戦闘機を護衛につけてのドイツ本土への空爆が激しくなり追撃に出たドイツ空軍の戦闘機が圧倒的戦闘性能の高いP51ムスタングに翻弄され敵爆撃機に近づくことさえできなくなった
それどころかP51ムスタングはドイツの飛行場や鉄道/工場など地上攻撃も行うようになり完全に制空権が奪い取られようとしていた時期でした
そのような時に「国民戦闘機」として誰もが操縦でき連合国軍機より勝る性能!
この無謀な要求にドイツ航空機産業の虎の子であるハインケル社がナント9日間で生産計画を立て提出(図面書くにも2,3ヶ月かかるのでは?)して採用され生産される事になったジェット戦闘機が「ハインケル He162ザラマンダー戦闘機」です
実機機体明細↓
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ドイツ空軍「ハインケル He162サラマンダー戦闘機」製作:ドラゴン 1/48
キットはドラゴン1-48のドイツ空軍「ハインケル He162A-2 サラマンダー戦闘機」でA-2型は20 mm口径のMG 151/20機関砲(120発装填)を2丁装備したタイプです
ハインケル He162サラマンダー戦闘機」ボックスアート
ハインケル He162サラマンダー戦闘機」組み立て説明書
制作日記-1:仮組みとランディングギアの組み立て
組み立てにあたって接着剤はついてこないので流し込みタイプの接着剤を用意しましょう
ランディングギアとコクピット内部の組み立て
制作日記-2:ジェットエンジンの組み立て
「BMW 003E-1 ターボジェットエンジン」にエッチングパーツを組み付けて塗装
先端のジェットエンジンのカウリングの赤が印象的です
制作日記-3:機体の塗り分け
機首先端部のサーフェイサーの下地処理を行わずに白を塗ってしまい赤が透けてピンク色になってしまいました
機首先端のピトー管は真鍮パイプとピアノ線の組み合わせで追加工作して胴体側面・左右の機関砲も真鍮パイプに変更
制作日記-4:完成!
デカール貼り付けして機関砲/排煙付着塗装と機体全体に少し汚し塗装をして完成
デカールの密着性を良くするために「Mr.マークソフター」を貼付場所に軽く塗ってその上にデカールをのせるように置いて貼り付けます
バブルキャノピーは半開状態で可動出来るように加工
汚し塗装とデカールで機首先端の赤色の透けをカバーしようと思いましたがやっぱり目立ってしまいました
次回以降の教訓として勉強になりました
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