コロナウイルスによるネット通販の拡大に思う事
コロナウイルスで大躍進する「米通販大手のAmazon」
日本国内をはじめ世界では、新型コロナウイルス感染拡大で大打撃を受けて事業縮小や最悪、事業閉鎖まで追い込まれている事業所が多い中で事業規模を拡大して急成長を遂げている企業がある
ネット通販大手の「Amazon」だ
Japan businessプレスの記事によると
米Amazonは北米内の物流施設などで人員不足が発生した為に75.000人の追加採用を行うと4/13日に発表した
たった1ヶ月ほどで10万人を雇用
今回の発表以前に「米Amazon」は1ヶ月ほど前の3/16日にもコロナ関連により物流関係の人員不足と需要を見込んで10万人規模という桁外れの緊急募集を行った
その10万人規模の募集に対してたった1ヶ月で募集人員に達したという
今回の募集と合わせて17万人以上の採用規模となる
米国のとった新型コロナウイルス対策は強制力の強いもので、米全土に及ぶほどの外出規制が敷かれ、こういった中でネット通販大手のAmazonに対する需要が急増し大量雇用に結びついたということでしょう
米国、Amazonが取った今回の緊急大量採用の内容の記事を読んで驚いたのは…採用にあたって一部、免許証などの身元証明があれば「履歴書も経験も不要でわずか7日で仕事につけます」
と広告を出して募集をしたという
米Amazonは更に、時間給で働いている労働者に対しても賃金引き上げに対する予算として「約540億円以上」を計上すると明らかにした
インターネットが今になってヤット本領を発揮してきた
今まではゆっくり買い物ができるとか他の商品と比べることが容易にできる、商品やサービスのレビューを見ることもできると便利さだけを求めるものとしてインターネットを利用してきた
しかし、今回の新型コロナウイルス感染拡大の様な緊急事態時にこそ、ネット通販としての威力を発揮できることが明らかになった
世界でインターネットが伸びてきた中で…
我が国政府の後手後手の対応
それに引き換え我が国、日本政府のコロナ対策の対応はどうかというと常にズルズル、様子を見ながら小出しの対応、それも国民騙しの絵に書いた餅…
ケツに火が付いていても「傀儡総理」が威勢のいいことは言うが実行が伴っていない
既存メディアしか見ない情報弱者には威勢の良い言葉を並べて演説さえしていれば信じて安心するだろうとでも思っているのだろうか…
ここでも「大本営発表か!」と怒りが湧いてくる
先日、厚労省がLINEを使い緊急アンケートをとった旨の記事を書いた
しかし、まだまだ、この様な調査・アンケートは少なく、インターネットに関しては中国にも追い抜かれるのではと感じている
(統計後、数年経っているから抜かれているかもしれない…中国の発展は凄い)
我が国では、現在でもパソコンはもちろんスマホさえも扱えない人が多く見受けられる
インターネットの普及率は、人口・100人あたりの統計でも1/3以下、3人に1人という割合で先進国中でも下位の部類に入る数値です
私から言わせると大企業や公共団体などではインターネットの普及がすすんでいるかもしれないが、個人レベルではもっと低い様に感じる
我が国のインターネットの歴史
インターネットの歴史はそんなに古くないが1990年代に始まり30年ほど経過している
私が初めて携帯電話でネット接続したのが2002年頃だったと思う、その後、2004年頃にパソコンを購入してDDIエァーエッジなるものでインターネットを閲覧しはじめた
当時、地方の山間部に住んでいた環境の中でのインターネット接続は超低速で今の様に動画を見ることはできず、専ら文字のみのサイトの閲覧だった
それでも、ネットから読み取る記事の内容は既存メディアの内容とは全く違う内容で今まで既存メディアの情報を何の疑いもなく信じ込んでいた私の頭を180度回転させるには充分な内容だった
その後、私の人生が大きく変わるきっかけになったのはインターネットの影響が大きいのは確かです
既存メディアの既得権により封じられてきたインターネット
ここ数十年で、飛躍的に世界に広がり発達したインターネット…この発達の影で我が国ではネットは怖い・騙される・嘘が蔓延してると揶揄され危惧される風潮があった
テレビや新聞の伝えることを鵜呑みにして、権力者側の都合の良い情報を疑うことを忘れ自分のカラに閉じこもりインターネットとは無縁の時代遅れの生活を続けてきた人達が多いと感じる
悲しいことだが未だにインターネットが何なのかを理解されていない方も多い…
その間に世界の先進国の人々はインターネットにより底辺にまでスマホが行き渡り、自分達の生活に劇的な変化を生み出してきた
中でも中国は経済の急成長とともにインターネットも普及して固定電話の時代を飛び越えて携帯・スマホの時代へとジャンプした
米Amazonとともに世界の2大通販サイト「アリババ」は中国企業でインターネットの発達とともに急成長した企業です
日本のネット通販への期待
日本にもネット通販サイトが無いわけではない…
ヨドバシドットコムを始めとする家電系のネット通販、日本のAmazonと言われる「楽天市場」…楽天と提携しているスーパーの「西友ネット通販」などなど
私も日常的に使わせていただいているが、日本にも良質なネット通販の企業はたくさん存在する
しかし、前記した様にインターネット利用者が先進国中で比べてもまだまだ少ない…
今回の新型コロナウイルス感染拡大の中で大躍進した「米Amazon ドットコム」
日本でもネット通販サイトは確実に整備されている
後は今後、更にインターネット利用者を増やしていくことにより今回の様な新型コロナウイルス感染拡大による突然の出来事にも情報面や生活面でも速やかに対応することができる
そして、止む無く仕事を失い、失業された方達や事業を閉鎖された経営者達の業種間を超えた、雇用拡大にもつながる
今後の危機的対応や対策のためにも更にインターネットを拡充しネット通販を拡大させるためにも国や政府は力を入れていかなければならないと思う
ではまた次回の記事でお会いしましょう
ブログ管理者〜そら